半透明記録

もやもや日記

吹き散らす

2010年12月03日 | もやもや日記




お昼に用事があって外に出たら、なにやら嫌な感じのする突風が吹いていました。差し込んでいた日光も、いつのまにか雲で隠れて薄暗くなっているし。うーむ。でもすぐに帰ってくるし、傘はいいや。

そう思っていたら、用事を済ませてさあ帰るぜ! というところで猛烈な雨が! 建物からほんの10歩ほど出たところから慌てて軒下まで引き返し、入り口付近で私と同じように呆然と佇む見知らぬ人々とともに、10分ほどざーざー降りを見つめていました。

なんつー雨だ。
あっ、しかも私はこんな時に限って一張羅の革のコートを着ているし! 畜生、濡れたじゃないか! あー、しまったなー。この雨め! この雨めが!



と、ひとりムカムカした私は少し小雨になってきた段階でたまらず飛び出して、小走りで帰途につきました。それでまたちょっと濡れる。……くっ。

両手に荷物を抱えて、吹きすさぶ風の中を駆けていたら、大風が街路樹を小枝ごと折り散らし、枝つきの木の葉がいくつも空中をぐんぐんと舞っていました。壮観であります。
走ったのでゼーゼーと息を切らせながらも、これはなかなか良いものをみたような気持ちがしてきたので、突然降り掛かってきた雨と風を許してやることに。私は突然の雨や雪、突風というやつがどうにも好きになれなくて、普段はよくこうしたことにマジ切れするのですが、今日は許してやるぜ。まー、なんて寛大なんだろう、私は。




濡れた革コートをウグウグ言いながら拭いていたら、その間に雨が止みました。あ、ちと明るくなってきた………くっ…うぐっ! 舐めてんのか、この! ○▲が! ■◎×が!

やっぱり怒りがおさまりませんですね……(´∀`#)





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