昨日の夜から突然に息子がひとりで寝られるようになりました。8時を過ぎた頃に「たっちゃん、もうねるね」と言い残して、ひとりで寝室へ行き、そこに設営された自分のテントに入り(中に布団が敷いてある)、私が「じゃあ、また明日ねー」と部屋から出て行っても、そのままちゃんと寝ました。まさかこんな日が来るなんて。寝かしつけなくていいだなんて、つられて私が先に寝てしまわずに済むようになっただなんて、信じられない。ゆうべはまぐれかと思ったけど、今日も同じようにひとりで寝に行きました。やった。やったぞ……!!!
数ヶ月前から「テントの中に寝床をセットしてやれば自分だけの部屋みたいな特別な気分になって、ひょっとしたらひとりで寝られるようになるかも…」などと淡い期待を抱きつつ、ある夜には手を繋いでやり、ある夜には太陽光発電ランプを灯してテント・パーティを開いてやり、ある夜にはみんなでグーグー大会(誰が早くに寝られるか)で競い、地道に少しずつ慣らしてきましたが、ようやく独り寝を達成しました。う、うれしい! もう一緒に寝て夜通し寝返りを打つ息子に蹴られなくてもいいんだ! なんて素晴らしいんだ!
そういうわけで、ついに私の夜の時間が拡大しそうです。こんなに開放的な夜の世界は数年ぶりのことです。おもわずK氏と談笑などしてしまいます。息子が生まれてからというもの、ほとんど会話らしい会話もなかった私たちです。だけどこうやって息子は少しずつ自立していき、私たちはまたふたりになるのかもしれないなあ。とりあえず映画を観たりする時間もとれそうなので、やばい、ちょっとわくわくしてきたぞ!
年度末の妙な忙しさのせいかな。
変わっていくことは、素晴らしいね。そして、それを感じられる君は、素晴らしい。伝わってきたよ。
いつももう変わりたくない、もうこれ以上何も変わらないでほしいと思っているのに、日々はどんどん過ぎていき、何もかも変わってしまうね。それが本当に辛くて寂しくて仕方がない。でも、変わるのは仕方がないから、せめてそこから何か価値あるものを掬いだしたいと強く願っています。
だけどそうですね、変わることは痛みであるばかりだった私も、息子のおかげで「成長」という素晴らしい意味もあると気づけたのはたしかに良かったですね。変わっていくことにも、何かが終わることにも、喜びを見いだせたらいいよね。
オナガさん、風邪ひいてない?
桜が咲いてきたね。私は桜の季節にはなぜか昔に戻れるような気がしてくるんだけど、もしまたオナガさんと一緒に桜を見られたら、昔みたいに一緒にはしゃぎたいものですね^^ 変わっていくものばかりのなかで、変わらないものもあるってきっと分かるよ!