半透明記録

もやもや日記

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『美女と野獣』

2009年11月23日 | 映像(アニメーション)

《あらすじ》
森の古城に住むわがままな王子は、魔女の呪いによって、醜い野獣に姿を変えられてしまいます。
魔女が残していった魔法のバラの最後の花びらが散るまでに、心から人を愛し、その人からも愛されなければ、永遠に野獣の姿でいなければなりません。
ある日、美しく聡明な娘ベルは、古城に囚われていた父を、自分と身代わりに自由にしてくれるよう野獣に頼みます。
呪いで時計やポットに変えられてしまった、陽気な家来のコグスワースやポット夫人などに優しく迎えられ、ベルは野獣との日々を過ごすことに・・・。


《この一言》

 ”どこかにいるはず
  私を理解してくれる人が
  それが夢でも
  私は夢を見たい       ”


これを記事にするのは2度目ですが(もしかしたら3度目かもしれませんが未確認)、今日もまた私は『美女と野獣』を観ました。ディズニー映画の最高峰。傑作ラブロマンス。何度となく繰り返して観ていますが、いつも涙なしでは観られません。今日は特別限定版ではなくて、劇場公開版を観てみました。

しかし、私が高校生の時に劇場で初めて観て以来、DVD(ちなみに特別限定版。本編が「特別限定版」と「劇場公開版」の2種類収められています)を買い、今日がこれで何十回目の鑑賞となるのか覚えてさえいませんが、今回初めて、私がなぜこれほどまでにこの映画を愛するのか、その理由のひとつが明らかとなりました。つまり、私はベルになりたいのです。ベルに私自身を投影しているのです。物語に夢中になって、夢ばかり見ているベル。小さな町で静かな暮らしを送りながら、どこか遠いところ、どこかもっと素敵な世界を夢見ているベル。もっと自分を分かってくれる誰かが現れるのを夢見ているベル。そのベルが、不思議な魔法のお城に捕らえられ、恐ろしい野獣と出会い、しかし次第に野獣の恐怖の外面の下に隠された優しさを発見してゆく過程は、何度見ても実に感動的です。最後には、彼女は自らの優しさと知性、誠実さによって、ずっと望んでいたものを手に入れるのでした。

そうだ、私はベルのようでありたいんだな。どうしてこんなに好きなんだろうと思っていたけれど、ただ物語が美しいからというだけでなく、ただ音楽が素晴らしいというだけでなく、こういう憧れもあったんだな。それが夢でも、私も夢を見たい。


それはさておき、この映画はほんとうに傑作です。私の最も好きなアニメーションのひとつです。決して飽きません。たぶん生涯繰り返し観続けるでしょう。これぞ愛。この真心こそが愛! 素晴らしい!


さて、この物語の素晴らしい導入部について一言。導入の部分からしてすでに、私はどうしようもなく物語に引き込まれてしまいます。もしまだこの映画を観たことがない方は、試しにこの導入部をご覧になってはいかがでしょう。ベルの気持ちが分かるのは、私だけではないと思うのですが。


 →YOUTUBE:Belle(Japanese Translation) NEW VERSION!
(こちらは日本語吹替バージョンですが、吹替も素晴らしい出来!)




はぁ、とにかく素敵だわ~。【二人の舞踏会】のシーンは何度観てもうっとり☆(というか号泣) それにあの野獣がベルを解放するときの台詞……ああ、踊って歌う食器たちのところも好きだけど……あとは時計のコグスワースがいいよね、ろうそくのルミエールも……(好きなところを挙げると、キリがない!!)


そうだ、今日から私の好きなアニメーションを3日間に渡ってご紹介しようと思います。まずは『美女と野獣』でした。おすすめです♪