曖昧批評

調べないで書く適当な感想など

iPhone 14 Proのカメラについて

2022-10-02 19:15:00 | デジタル関係
ネットの各所で書かれているので皆さんご存知だと思うが、一応スペックをおさらいしておく。3眼で、超広角が13ミリF2.2、メインカメラが24ミリF1.78、望遠が77ミリF2.8である。メインカメラは4800万画素だが、通常は4画素を一つにまとめて使用するので1200万画素。これを利用?して、中央の1200万画素だけ使って48ミリ相当の画角でも撮れる。超広角と望遠は1200万画素。

標準カメラアプリの表示では、広い方から0.5x、1x. 2x、3xとなっている。48ミリ相当のモードは2x。

超広角は、11Proでもあんまり使わなかった。銀塩時代から、僕はそんなに広い画角を求めてない。広角すぎるとカメラを水平からちょっと上下させるだけで周辺が歪む。被写界深度が広いというかほぼ全部なので、ピント合わせの甲斐がない。11プロの段階から、駐車場のどこに停めたかメモ代わりに写真撮る時とかに使う程度。なので、特に感想はない。勿体無いので14Proではもう少し使おうと思ってるけど。

メインカメラは、先日も書いたように、初めて撮った時、なんか遠いなと思ったら、案の定24ミリ相当になってた。28ミリくらいがいいんだけどな。なんなら35ミリでもいい。二代めiPod touchは、33ミリだったんだよね。あの頃は良かった。

写りは特に文句なし。本物より記憶色重視の絵作りが過剰で、嘘くさい写真だなと思う時も。気に入らなかったらRAWで撮るという手もある。その際は4800万画素になる。ファイルサイズが大きいので、本当にこれはちゃんと撮っておきたいという景色だけ限定の使い方になりそう。

48ミリ相当モードは、デジタルズームのようでいて、そうでもないという新しい機能だ。24ミリ相当から切り替えても、粒子が荒れることがない。普通に撮って、後で真ん中をトリミングすればいいじゃん、デジタルズームなんて邪道、とはならないデジタルズームというか。画角が48ミリになっても、パースペクティブが変わらないので、やっぱりもやもやするんじゃね?と買う前は予想してたのだが、実際にはそんなこともない。被写体によるんだろうか。これもアップルのマジックか? なんか裏で処理してる?

望遠は、11Proの50ミリ相当で慣れてるので、ちょっと寄り過ぎ、と最初は思った。手ブレもしやすくなるし。慣れると、こんなに寄れるのはいいなあ、プロにして良かったなあ、と思うようになった。意外に解像感が高く、十分に光量があるシーンだと被写体の質感がリアルな絵になる。デジタルズームしたときも、77ミリになったことで多少有利。

夜間はまだ少ししか試せてないが、星空とか蛍とかじゃなければ1秒静止しておけば、あとはiPhoneがなんとかしてくれるって感じ。11Proは、それが3秒だった。進化してる。

メインカメラが24ミリ相当になり、望遠が長くなったことで、これまで以上に、どれを選んでも自分の目で見ている視野に近い画角がなくなった。48ミリがそうだといえばそうなんだが…。

0.5x

1x

2x 一応これが実際の距離感に1番近い。


3x


デジタルズームの15x 流石にここまで拡大すると、ファインダー?像がかなり揺れるので手ブレしそうだと思うのだが、昼間だとなんとか止まる。


望遠の作例1

望遠の作例2



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