ニセコ生活

2000年4月にニセコに移住、その生活を紹介します。

不人気

2020-01-30 04:53:29 | Weblog

昨日はニセコのこの時期の天敵、雨が降った。気温もプラス1度とかだ。雨、プラス気温がこの時期の二大天敵。雪が少ない上に二大天敵、お手上げだ。

 

北海道公立高校の入試出願状況が新聞に載っていた。ニセコ高校は定時制高校になって居るがほとんど普通高校に変わりはなく、夜間事業するわけでもないし、3年で卒業していく。定時制と言えば我々の時代は夜間しか知らない。どのような関係で定時制を敷いているのか分からない。税金上都合が良いのかも知れない。

 

おい、おい、ニセコ高校(緑地観光)の存続は大丈夫かい?と思える出願者数だった。40名定員に対し、9名の出願者数。これから埋まっていくのかも知れないが人気がない高校になっている。隣村真狩村の人口はニセコの約半分の2500人の村、真狩高校(農業科学)でさえ40名募集に30名の応募がある。更に人口が少ない留寿都村の高校(農業福祉)は40名に対し、23名の出願者だ。

 

何でニセコ高校がこんなに人気がなくなったのか。少子問題も大きいだろうがそればかりじゃないだろう。他町村から通学する生徒には電車賃とか出しているはずだ。それなのになんなんだ。修学旅行にはマレーシアにも行ける。希望すればマレーシアのホテルでの研修も参加出来る。逆にそれが負担になって居るのかな。遠くから見ているので実情は分からないが人気、魅力がないのは数値で分かる。

 

いっそ、この時期を狙って大胆に改革したらどうなんだろう。若者が集まる高校を閉じる事はない。大学まで引っ張って来るような町じゃなきゃ魅力は出ない。高校がこんなに人気がなきゃ話しにもならない。単純に誰もが入学できるから人気がないのだ。いつでも誰でも入学できるって、いくらチャレンジ精神がなくなった日本人でも最後の最後に出願するのだろう。少し、ハードルが高い魅力ある高校を目指したらどうなんだろう。それにしても募集人員に対する応募者数にはガッカリだな。高校入試、今の子供は楽すぎるな。これじゃ世界の競争には勝てないよ。

 

1月30日朝。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする