野暮用があり、京都・太秦の先まで日帰りで行ってきた。急な出張だったため、噂のピーチを予約し、乗ってきたが、急な利用ならお勧めだ。最も金額的にだけだけと。
急遽だったため割引の効かない大手航空会社のチケットは片道4万円台、ピーチなら往復で25千円だった。割安感は十分だ。普通にネット予約も出来て、バーコードをかざせばチケットもでる。搭乗手続きはバーコードを読ませるため、ちょっと時間がかかるが、我慢できない遅さでもない。
確かに、座席は狭い。普通に座っていると前側のシートに膝があたるほど。だが、これも我慢できない程ではない。1,2時間の飛行時間では何回か骨盤を動かせば、まあ、問題無い。機内にはビデオもイヤーホンで聞くラジオもない。雑誌も新聞も飲み物もない。座席ポケットにあるのは安全のしおりと機内食の案内、そして戻す時の袋のみ。実にシンプルだ。ビデオがないため非常時用の説明をスチュワーデスが自ら行っている。懐かしい光景だ。
関空におりて、バスでロビー近くの道路に降ろしてもらうが、預けた荷物も道路空きスペースに運ばれ、それを預けた人達がお持ち帰り。雨が降っている時はどうなるのだろうと心配するが、余計なことだ。
帰りは一番前の座席だった。そのため、膝から数十センチスペースがあった。「ラッキーですね」と隣の窓際の方に話し掛けたら、その方はその広いスペースを800円で予約したらしい。逆に「ラッキーですね」と言われてしまった。このピーチには座席を予約する機能があったのか、座れれば何処でもいいけど。
その隣の方は往復17千円、早めに予約を入れたらしい。千歳、関空間が往復2万円を切るなんて、座席が狭かろうが、バスで運ばれようが、満足感があるのか。機内も春休みの関係で往復とも満員だったのではなかろうか。
それとピーチ関係者で野郎は見かけなかった。若きピチピチした女性軍が受付・案内からスチュワーデス、荷物の受け取りなどをこなしていた。
まあ、選択肢が増えることは我々にとっては良いこと。企業間はお客の取り合いで大変だろうな。でも、京都まで行ってなんで日帰りなんだ。もったいない。
3月31日朝。佑ちゃんゴメン。こんな快投を見せるなんて。土下座します。