落ち目

　しかし、巨人という元人気球団は何をやっているんだろう。ライバルチーム、会社の監督だった星野を監督に要請しているようだ。笑ってしまうほど情けない。その場その場、場当たり主義でチームを作っている。先をよんだチーム作りが出来ていない。本当にどうしようもない落ち目になった。何が盟主だ。
　巨人清原がクビのようだ。清原ファンには失礼だがクビ止むなしだろう。いつまでも主役でいたい気持ちは分かるが７番を打たされて不満のようだったし、ホームランを打ってもベンチで握手をしない、拒否するのは大人なげない。この態度は完全な監督批判でこの時点で二軍行きで良かった。しかし、過去の実績は素晴らしいのかも知れないが、今の実力を見れば、７番打者だろうし、給料貰いすぎだ。巨人は出しすぎだ。来年クビ確実な監督を何故最後まで引っ張るのだろう。サッカーの監督みたいにすぐ替えれば良いのに。
　給料貰いすぎは最近横浜を辞めた佐々木そうだ。こんな老いぼれに日本一の給料６億とか出している球団も、何を考えているのか、と思ってしまう。それで球団は赤字だと騒いでいるなんてナンセンスだ。
　スポーツニュースで見た佐々木引退に伴うと清原の勝負。ちょっと馬鹿にしていたのでは。あんなクソボールをワザと空振りして三振した清原も何を考えているのか。全然感動が起きない笑ってしまう。何で泣いているのか気が知れない。涙もろい俺でも涙が乾く。しかもペナントレース真最中にこんな演出をする横浜も横浜だ。馬鹿らしくて見ていられない。こんなことをやっているからファンはプロ野球から逃げ出すのだ。最近、野球はほとんど見ていない、という元野球キチガイが多いことを球団は知らない。
　昨夜、隣のＴさん宅でタイ君の歓迎会が行われ美味しいビールと肴を喰う。蚊も俺の太い足を喰い美味しい血を飲む。８月３１日早朝、８月も終わりだ。

山登り

　羊蹄山で遭難しかかった留学生のタイ君。痛めた両膝の回復も早いようで一晩寝たらカニ歩きしか出来なかった歩き方も少し人間のようになった。医者に診て貰わないと不味いかなと思ったが、どうやら大丈夫そうだ。既に役場の担当のところにも遭難情報が届いており朝一番で「大丈夫ですか」との電話があったほど。夕方には一緒に登った留学生も様子を見に来るなど俺以上に回りが心配をしてくれている。でも、日本人ならガックリしたり、ショックを受けるようなちょっとした遭難劇だが彼の場合は普段通りの顔。むしろやってしまいましたと云う明るい感じの態度、顔、言葉遣い、救われる。人間明るさが大事だな。
　俺も５年間で３回ほど羊蹄山を登っている。３回とも倶知安側から登り、倶知安側に２度降りてきて、一度だけタイ君が登った真狩側に降りてきたが、このルートは面白みもなく、だいぶ長い感じがした。あまり好きなルートではない。
　でも、自分の体力を知る上でも適度な山登りは必要だし、その回数は悲しいかな年々減っている。今年は未だ何処の山も登っていない。近くには沢山の山があるのでいつでも登れる環境にあるが、段々遠のいている。今年も頑張って２～３の山に登ろうと思っているが。誘ったり誘われたりの環境がないとダメかも。
　昨夜、近藤親交会の役員会があった。子供議会で暗いところに街灯をつけて欲しい、との意見が出たとのこと。町としても子供の意向をくみ、街灯をつけたいが、それをつける場合は町と親交会の負担割合が５割ずつになるがそれで良いか、というもの。まあ、子供の意見が反映されるのは悪いことではない。８月３０日早朝、スッキリとした快晴だ。写真は狩太神社の子供相撲。

仲間

　この時期のニセコはアウトドア関係の遊びで結構楽しめる。昨日泊まったＭさん、Ｔさんは午前中カヌーを乗りに、午後はイワオヌプリ登山、留学生のタイ君は羊蹄山の山登りに、Ｔ夫妻と私はゴルフに、それぞれ散っていった。
　ゴルフも快適だった。天候が良かったこと、前後の組とは離れ、マイペースで出来きたことなど。Ｔさんの会社は定年を前に「ナイスライフプログラム」というのがあり、会社から６０万円の研修費がでるとのこと。しかも、奥さんの分まで。それにより英語を習ったり、ゴルフのレッスンを受けて使い切ったとのこと。良い会社だな。でも、ゴルフのレッスンを受けてもスコアは昔のまま。ただ、ドライバーはしっかりたたけるようになったし、その効果は出ている。我々と１ラウンド回った後、更にご夫婦で１ラウンド回ったようだ。
　夕方５時になっても留学生のタイ君が降りて来ない。電話を入れたら４合目を過ぎ、３合目に向かう途中とのこと。でも、膝を痛めてしまい、ゆっくり降りると。６時過ぎに電話を入れても３合目過ぎたばかり、どうやらほとんど動けないらしい。そのうち、別の登山者に抱えられて降りているとの連絡。結局、夜の７時半に若者のパーティに助けられ無事下山。聞けば、朝８時半から登りはじめ、１時に頂上へ、１時半に下山開始して、走りながら降りたため８合目で右膝を痛め、それをカバーしながら降りたので左膝も痛めたとのこと。膝の曲がらない状態で歩く、いわゆるカニ歩き。まあ、無事でよかった。「遭難しました」とは言うものの顔と声に明るさがあったのが救いだ。
　こんなことで５名の他、羅臼岳に登り、その途中選ってくれたＮさんも合流、少し遅れての一杯。テニスで知り合った仲間とニセコで会える。仕事を抜きにした仲間を持つ重要性、楽しさを実感。良いメンバーだ。８月２９日早朝、曇っている。

スーパーショット

　最近、このブログに出会い系と思われる方からリンクを張られる。油断も隙もない。メールも半分以上は出会い系だ。いかにも知り合いからのメールのようなタイトルだ。その営業力を真似しなければと思う。
　昔のテニス仲間「スーパーショット」のメンバーが遊びに来てくれた。朝１０時頃、先ず先発隊で来ていたＴさんがやってきた。すぐに「ゴルフに行く」ことになり、１０時半にニセコゴルフコースをスタート。家に着いて、予約の電話を入れ、３０分後にスタートできるニセコのゴルフ環境、なんともリッチだ。
　Ｔさんは某大手製鉄会社の部長さん、ああ云えば「北村（仮称）」、こう云えば「Ｔさん」、この二人の会話は楽しめたが今回は北村さんは不在。ちょと寂しい。
　前の組の４人の若者は初心者。結構毎ホール、毎ホール待たされる。が、その分、Ｔさんと会話ができた。さすが大手製鉄会社の部長さん、良いことをいう。「ストレスを受けるのは仕方ない。ストレスを相手に与えないようにしている」、「部下には自分と働いて楽しいと思ってくれる環境作りを心掛け、明るく、楽しく協力し合って働こう。一人じゃ、何も出来ないから」と云っているとのこと。見習おう。
　ゴルフの後は二人で雪秩父温泉へ。青い空、白い雲、緑の木々、夕日が露天風呂に差し込み反射し眩しい。
　夕方、（仮称）玉利夫妻、同森田氏も到着。一杯やり始める。本日はカヌー組とゴルフ組に分かれ、短い夏を楽しむ。以下は昨日のゴルフの成績。久しぶりだったので前半調子が出ず、後半ちょっと本気を出したらまあまあのスコアが出た。
　　　　　　　アウト　イ　ン　　グロス
　仮称田代　　５１　　５５　　　１０６　　
　　プロ　　　４７　　３９　　　　８６
しかし、前回一日３ラウンドを行い、その際、苦手な寄せを教えて貰った結果、寄せが非常に良くなった。シャンク、二度打ち、ダフリ、トップが無くなった。８月２８日早朝、晴れのようだ。写真は真狩ユリ街道、２キロほど続く。

ニセコ劇場

　一日雨降りだった。でも、例年のこの時期、しかも雨降りだと半袖では寒いが今年は結構暖かい。今でも半袖で十分だ。
　仕事の関係で役場にいった。町長が辞任し、どうなっているのか、との冷やかしもあった。役場内は特に変わった様子もない。ゴルフ好きの助役のところに行って冷やかしてくるかと思ったが遠慮。知り合いの係長に「面白くなったね」と云ったら「小泉劇場ばかりでなく、別の劇場が出来ました。こっちの方が面白いですね」。誰もが町長選に興味を持っている感じだ。逆に「何か情報がありますか、役場内では全然入ってこない」とのこと。知り合いの役場職員に役場を辞めて、出ろよ、と云おうとしたが不在だった。当分、町長選の色々な話題で楽しめそうだ。
　２５日、テニス仲間、飲み仲間である大手アルコール会社に勤務するＳさんご夫妻が二世帯住宅に住む息子さん夫婦、孫と北海道旅行中に立ち寄ってくれました。定年を来年に控え「最後までよく働かせる会社だ」とぼやきながらも初孫と一緒の旅行に満足感、幸福感が漂っておりました。体重も４キロほど増えふっくらと。幸せ太りでしょう。頭は確実に薄くなっておりましたが。
　雨降りもあり留学生のタイ君、一歩も外に出ない。朝飯を喰ったらベッドで寝ている。降りてきて本を読んでいると思ったら教科書。見せて貰って驚く。良くこんなものが解るな。同じ人間の教科書とは思えない、難しそうな、何にも解らない教科書だった。一見ボケッとしている感じがする留学生だが頭は良さそうだ。８月２７日早朝、晴れそうだ。

祭

　ニセコで祭りが行われている。昨夜の飲み会も狩太神社の宵宮祭だし、昨日、町中を留学生と歩けば、狩太神社の行列が結構な長さで練り歩いていたし、別の神社のお祭りも同時に行われている。２７日には近藤神社の祭りがあるらしいし、我々みたいな新参者は、正直、こういった祭りは何がなんだかわからない。
　久しぶりに留学生と有島記念館に行った。５年間で二度目の訪問だ。こんな景色の、環境の良いところに建っていたのだと改めて感心。町内居住の人は入場料がタダなのもいい。つまらない記念館で５００円だ、７００円だと取られるのはガッカリする。いい雰囲気の喫茶店も館内にあった。非常に落ち着く。素人らしき店員さんもいい。気に入った。
　ニセコの町長が町長を辞任し、民主党の北海道ブロック比例名簿登載順一位で今衆議院選に立候補するとの記者会見が行われた。３年前の知事選では立候補直前で取りやめ、町長辞任、辞任撤回と結構面白い動きがあった。今回は辞任し、立候補するようだ。
　こうなると衆議院選挙よりも町長選挙の方が面白そうだ。せめて選挙だけはやってくれ、出来れば３人くらい候補者がいて競ってくれと思う。二人だとしこりが残るような気がするのだ。でも、田舎暮らしを始めた者にとっては町議選やこういった町長選を経験して始めて町民になれる、町全体の流れがつかめる気がするのだ。俺がニセコに来てから町長選は現町長の対立候補は現れず、選挙はなかった。是非、選挙になって欲しいな。面白そうだ。８月２６日早朝、雨だ。台風の影響かな。写真は狩太神社の祭り。結構凄い。

アウトレット

　仕事の関係で千歳に行った。千歳と云えば駅周辺か、飛行場周辺に住んでいるかと思われたが、そことはだいぶ離れていた。途中、４車線道路も、歩道も整備された新興住宅地を通り、その先にマンション郡があり、そこに住んでいる方だった。５階建てマンションが十何棟もあり、千歳市もこちらの方に人口が移行しているのがわかる。飛行機の騒音もない、静かな住宅地だった。
　その帰り、最近南千歳駅周辺に出来たアウトレットモール「レラ（ニラかも知れない）」に寄った。「９０の店舗、道内では最大級」のアウトレットモールらしい。空は晴れ、雲一つ無い天候、新しい店舗群、まるでカリフォルニアにいるみたいな感じがする。日本ではない景色・雰囲気だ。結構チャイニーズ系の外国人が多いのに驚かされる。
　折角だからマラソン用のパンツを買う。最近、大きな店に行くと自分の欲しいものを探すのに面倒くさくなる。店員さんをつかまえ何処にあるのかすぐ聞いてしまう。思えば、年を感じる。
　ということで間近に迫ったニセコマラソンに参加します。一応１０キロにエントリーしています。練習は肉離れや顔の腫れもあり、不足しています。これから気合いを入れ練習して行きます。間近に迫らないと何事もしない、準備万端整えられない性格です。
　昨夜、地域の飲み会がありました。狩太（かりぶと：狩太村からニセコ町に３９年変更）神社の五穀豊穣を祝う、その飲み会。留学生も仲間に入れてもらい結構盛り上がりました。
　しかし、台風は何処に行ったのだろう。週末、仲間が遊びに来るのに大丈夫だろうか。８月２５日早朝、羊蹄山を囲む空が明るくなってきた。写真は初秋のニセコ駅

逃走

　中犬ハナ公がいつもと違う、ちょっと変な感じで吠えた。辺りを見回したら、隣の愛豚、ブータが家の回りで散歩をしている。２回目の脱走だ。すぐに買い主の隣のＴさんに連絡。Ｔさんは慣れたもので残飯の入ったバケツを持ってきて、臭いを嗅がせ、バケツの臭いをエサに連れて帰った。
　２年前に一度、隣の牧場から牛が脱走したことがあった。別荘暮らしをしている隣の隣のOさんから「家の窓に牛が顔を出している」との電話連絡があり、隣のＴさんの助けも借り、３人でどうにか牧場内にいれた。これは大変だったが、このブータは未だ可愛いものだ。走り出すと捕まらないがそれほどの早さも凶暴さもない。でも、このブータを年末本当に喰うのかな、美味しそうだがちょと可愛そうでもあるな。
　午前中、留学生のタイ君を車でニセコを案内。朝起きるのは苦手なようで朝飯を食いながらも眠そう。食べた後、一眠りした後の案内。今後は彼の足である自転車に空気を入れ、乗れるようにしたので何処でも自転車で遊びに行って欲しい。ニセコはアップ、ダウンがあり、自転車を乗るのはハードなところもあるが、若いから大丈夫だろう。　
　彼を見ていると日本人の若者と何ら変わらない。顔だって日本人と云えば通じるような顔だし。でも、あまり「あれをしたい、これをしたい」というものがないところを見ると自分からはあまり動かない性格のようだ。ノンビルするのもいいだろう。
　昨日は雲も風も完全に秋模様、初秋だ。夕方、ワンちゃんの散歩で半袖、半ズボンだったが涼しく感じた。その格好は昨日でお別れのような気がする。８月２４日早朝、朝靄の中に青空が見える。冷える。

ユリ

　今年の夏は長く感じる。通常お盆が過ぎれば秋風が吹くはずなのに、お盆を過ぎても半袖、半ズボンで生活できる。ただ、何となく秋だな、という感じはするし、すぐにもググッと涼しくなるだろう。中犬ハナ公の体毛は既に冬毛だ。
　今、隣町真狩村のユリの花がピークです。色々なユリが花を咲かせています。真狩村からルスツ村に抜ける「ユリ街道」も見てはいませんがピークでしょう。真狩温泉やフレンチレストラン「マッカリーナ」のあるところのユリ園も見頃でしょう。我が家にも頂き物のユリが届きました。ユリ・ユリ・ユリです。
　昨日午後、留学生がやってきました。マレーシア人のタイ君です。ちなみに去年はタイのトンチャイ君。タイ君は２２歳、国家の留学試験を受け、パスし、１年間東京で日本語を学び、仙台電波高専へ、そして今は東北大学の３年生で電子工学を学んでいるようです。真面目そうな、大人しそうな、好青年の印象です。勿論、国費留学ですから、エリートでしょう。
　マレーシア国家はその勉強したい科目により色々な国に留学生を派遣しているようです。会計学は植民地支配をしていた英国とか。日本はコンピュータ関連だそうだ。彼は２週間ほどホームステイする予定です。ごく普通に接し、普段通りの生活で家族の一員に入って貰います。
　母親が肉が嫌いだったため子供の頃、肉は食べなかった。その関係で肉、特に肉の臭いはダメとのことだったが昨夜出したジンギスカンはよく食べていた。ワインが好きと云うことで出したワインも飲んでいた。ただ、吉野家の牛丼の臭いはダメらしい。独特の臭いがするし、わかるような気がする。まあ、楽しい二週間にしよう。８月２３日早朝、久しぶりに晴れるかな。

ミニバレー

　昨日、８月８日に九州のＰさんに贈ったメロンが受取人不在で戻ってきた。郵便局から依頼したものだ。持ってきて貰ったニセコ郵便局の方に文句を言ってもショウがないが、「エェー、何で今頃」戻るの。しかも、いきなり戻ってきたものだから驚く。確かに、１０日～１８日まで毎日配達に行ってくれているのはわかるし、ご苦労様でした。しかし、、、、。
　実はその５日ほど前、メロンを郵便局ではなく黒猫便で送っている。その時も夏休みの関係で不在者がいて「二日ほど配達したが不在だ、生ものなので冷蔵庫で預かるがよろしいか」、と宅配便屋さんから電話を頂いた。あまり時間がないので受取人はそのままにし、別の方へ配達して貰った。さすが、融通が聞くと感心したものだ。それが郵便局さんはいきなり返還だ。俺は郵政民営化に大賛成だ。
　先に行われた町のソフトボールの打ち上げの際、近藤地区だけでもソフトをやろう、という話しになって、２１日、行う予定で準備を進めてきたが、生憎の豪雨でソフトは出来ず、体育館でミニ（ソフト）バレーを行う。一チーム数名で５チーム出来、総当たりで優勝を争うミニ大会となった。我が「ピンク」チームは１戦、２戦ともどうゆう訳か圧勝。３戦、４戦は接戦に次ぐ、接戦、セットカウント１対２で、しかも、ジュースまで粘りながら敗戦。結局５チーム中第二位の成績で終了。体育館内が蒸していた関係で相当な汗を流したし、また、真剣にプレイしたので随分スッキリした。やっぱり、このような汗は一週間に一度は流したい。野暮用があり、打ち上げのジンギスカンはほとんど参加できなかった。申し訳なしだ。８月２２日早朝、曇っていて，昨日、昨夜と強い雨が降っている。ここ２日で相当な雨量だ。

V2

　駒大苫小牧が夏の甲子園で二年連続優勝した。これは凄いことだ。一回戦全てを見たわけでは無いが、一回戦を終わって優勝するのは「青森山田」かなと思った。朝青龍みたいが左のピッチャーに迫力を感じたのだ。その青森山田を東北勢の東北高校が破り、その東北を大阪桐蔭が破り、桐蔭を駒大苫小牧が破って決勝進出。
　前にも書いたが京都外語大学西高校と関西高校の試合は西高校が６点差を追いつき、破った凄い試合だった。監督最後の夏に選手達は応えていた。結局、駒大の２連覇だったが、駒大を見て、投手は３人揃え万全だったが。あまり強さを感じないごく普通の、何処にでもあるチームのように感じていたんだが優勝とは、２連覇とは驚きだ。
　優勝するには監督の力が一番大きいと思っている。駒大の監督の顔を見ても話し方を聞いてもごく一般的だ。カリスマ性などいっさい感じない。一般的にコツコツ努力をしてきたのだろう。
　この駒大のキャプテンが林君。羊蹄山を挟んでニセコと反対側にある京極町出身、母親は倶知安町だ、なんて話しが色々と入る。狭い町だ。
　しかし、北海道に来て５年半になるが、未だ北海道民にはなっていないのかなと云う感じがする。どっかの県のチームが優勝したと同じ感覚なのだ。オラの県のオラのチームの感じがしないのだ。心の中では未だ、生まれた県のチームを応援するような、ごく、一般の感激しかないのだ。
　その駒大の二連覇を祝い、別荘に来ていたｓさんと一週間ぶりに痛飲。痛飲できるのはいい、通院はしたくない。８月２１日早朝、雨の予報だ。

増毛

　昨日、日本海に面し、札幌と稚内の中間（札幌よりか）に位置する増毛（ましけ）に行った。倶知安の設計士さんが「増毛に仕事に行く、酒蔵もあるし、舘野のさん一緒に行かない」との誘いに「行くか」となったもの。勿論、助士席で連れて行ってもらう。
　北海道に来て、北海道産の日本酒を全部ではないがある程度飲んだ。その中で一番美味しいと感じているのが増毛町の「国稀（くにまれ）」の純米酒。一度酒蔵を見学して見たかったのでこの誘いは渡りに舟だった。
　ニセコから片道２００キロ強で約４時間弱。札幌というか小樽を過ぎればほとんど車はいないが、今は夏休みで海岸淵、まあまあ混んでいたのかな。
　増毛の酒蔵に着いて思い出したが映画「駅（ステーション）」の舞台にもなっていたのだ、この酒蔵、増毛駅が。確か、居酒屋のママ倍賞千恵子と客の高倉健がカウンター越しに話していて八代亜紀の「舟歌」つまみはあぶったイカでいい、と云う歌が流れる、あのシーンもそうだ。雪の増毛駅で駅員の健さんが指差し確認をする。駅に行ったがその面影もイメージも想像出来ない。この辺は雪が似合うのかも知れない。でも、雪が降ればほとんど何も無い、町かも知れない。この酒蔵見学も１２月頃までで閉館。冬は観光客も来ないのだろう。寂しくなるのだろう。でも、それが似合うのだろう。
　鼻の腫れもほとんど無くなった。今回の顔面腫れ騒動でプラスになったものもある。体調が悪かったため飯をあまり食べなかった、アルコールを抜いた、ことなどから体重が減ったのだ。もう少しで７０キロを切れるまでになった。それと今までムシューダ、ノンスメルだった鼻に何故か少し臭いが感じられるようになったのだ。この二つの出来事は今後につなげて行く。８月２０日早朝、昨日から久しぶりの雨。帰路、余市町で一瞬ではあるが豪雨に見舞われる。写真は酒蔵。

日本人妻

　ここだいぶ雨が降っていない。８月に入ってから降ってはいないのか。データによると、確か、ニセコの８月が年間を通じ一番雨が多いはずなのだが、今年は例外か。
　１０日程前に豪州人スキーヤーを受け入れている倶知安の豪州人社長が我が社を訪れてきてくれた。たまたま俺が不在だったので、昨日逆にその会社を訪ねた。受付嬢は豪州人ギャル。俺の流ちょうな英語で「社長さんと合いたい」と。すぐに、駆けつけてくれ自宅まで案内された。日本人の奥さんがキョトンとしている。この社長は俺と仕事を一緒にしたい、とのことで我が社を訪ねてきてくれたものだがそれを奥さんは知らない。話していくうちに若干落ち着かない社長よりこの奥さんの方がどっしり構えている、慎重だ。初対面なのでこの位お互い慎重な方がいい。
　今年の冬も豪州人観光客が沢山来るらしい。結構な予約も入っているようだ。８月に冬のスキーの予約を入れる。俺が若い頃そうだった。人気の志賀高原や苗場の予約を取るのに８月頃予約入れた記憶がある。その頃が復活しているのだ豪州人の宿屋には。
　でも、この会社も日本人の奥さん。ここヒラフを牛耳っているのは豪州人かも知れないが、意外とその彼らの日本人の奥さんかも知れない、と思うようになってきた。豪州人のアウトドア会社や旅行会社はヒラフにどの位あるのだろう。７～８社あるのだろうか。もっとあるのかな。でも、日本人の奥さんの割合は８０～９０％だろう。この比較的若い日本人奥さんがヒラフを、スキー場を、アウトドアを、広く云えば北海道を引っ張っていると行っても過言ではない、かも知れない。
　顔面の腫れもそれほど目立たなくなってきた。固いしこりが残っている程度になった。今日は、増毛に行く。８月１９日早朝、曇りっぽい。

歯科医

　三日前の強風が夏を運んでくれたかなと思っていたがその後も残暑が厳しい。残暑といっても本州のそれに比べれば全然たいしたことはないが。
　ニセコの歯科医に行った。ここの歯科病院は先生３名がローティーションを組んでいるようだ。行くたびに先生が違うがそれぞれ悪くはない。きちんと質問にも答えてくれて、治療も上手いのではないか。小さな町ニセコだが歯科医だけは町中で十分だな。
　顔面の腫れはそれほど目立たなくなった。が、未だ、固く腫れている部分がある。この原因は腫れた後、「冷やしたでしょう」と。冷やすと腫れている部分が固くなり、直りが遅くなると云う。腫れれば「冷やせ」のワンパターンしか知らないので冷やしてしまったのが裏目に出ている。
　歯の神経が目の近くまで行っているらしく、虫歯菌が悪さをし、顔面や目の回りを腫れさせたようだ。原因がハッキリしたので心がスッキリした。完全なハンサム野郎に戻るのはもっと時間がかかるようだが。
　サッカー、イランｖｓジャパンのワールドカップ最終予選を見た。既に両チームともワールドカップ参加を決めているので何となく迫力、モチベーションが感じられない。前半終了後、眠くなり寝てしまった。おかげで朝４時前に起きてしまったが。しかし、ジーコの考えは一貫性がないな。ずーっと迷っている、というか考えが無いな、全てに。行き当たりばったりで試合に臨んでいる。心配だ。
　俺のパソコンの先生は甥っ子だ。俺の訳の分からない質問を電話一本でほとんど答えてくれる。甥っ子といっても３３歳前後だが現在つくば市に事務所を構え、ホームページ作成や広告・デザイン関係の仕事を行っている。たまたま、ホームページをのぞくと、この夏開業する「つくばエクスプレス」の記念切手、デザインしましたと書いてあった。本当かいな、と思い電話をすると本当らしい。「少し安くて手に入るので送る」と。なかなか凄いじゃないか、つまらない身内自慢でした。８月１８日早朝、曇りか晴れか暗くて分からず。今日地元の小学校は始業式かな。

市民病院

　昨日札幌市民病院に行った。顔面の腫れを見て貰うためだ。建物も美しく、待合室の天井もやけに高く、病院とは思えない、ニセコにはあり得ない大きな病院だった。最初は眼科。待ち時間もそれほどではなく、かといって空いている訳でもない。需要と供給のバランスの良い病院だった。その後は、口腔歯科、それぞれレントゲンなどをとってもらい見て貰った。３日前に見て貰ったおばさんの町医者には、鼻の穴を大きく開けながら「ここからバイ菌が入ったのかな」ということだが今回の結論は「虫歯から来ている」となった。本人の結論は、飲み過ぎ、疲れから虫歯が出て、そこから腫れた、と結論づける。自分の体調も管理できないなんて情けない。確実なことは「救肝」が、週２～３日の休肝日が必要ということだ。「ニセコからですか」と云いながらも札幌市民ではないニセコ町民を分け隔て無く面倒見てくれたことに感謝。

　昨夜、寝ようとしたら日経の記者から電話があった。元気な地方（ニセコ）で地域を盛り上げている人、ということでアウトドア会社の社長から紹介を頂いた、とのことで電話があった。結構俺を調べていて、かなり質問があった。途中で切ってしまおうかと思ったが切れなくなり話をしてしまった。日経一面で地方の特集記事を掲載するらしい。出たら新聞を送るとのことで住所を聞かれた。ひょっとして出るかも知れない。８月１７日早朝、ガスってはいるが晴れるだろう。半袖は寒いかな。顔の腫れは引かないがあまり目立たなくはなってきた。ホッペに「根」が残っている感じだ。５日間酒を抜いた。