ニセコ生活

2000年4月にニセコに移住、その生活を紹介します。

重機

2007-04-30 05:40:22 | Weblog
 連休に入り、実にノンビリとした生活を送っている。反面、ニセコ道の駅、ビュープラザは車が駐車出来ないほどの賑わい。暖かくなり、外に、ニセコに来たい道内外のお客さんで一杯だ。
 こんな時は家にいてノンビリだ。ソファに横になりながらテレビを見、二匹目のドジョウを狙ったが空振り。そう上手くは行かない。
 突然お客様がやってきた。名古屋生まれだが名古屋に単身赴任しているという。大学が帯広で、千歳等で働き、3度上陸した北海道の良さが忘れられず、早期リタイヤして北海道に住みたい、50才の国家公務員の方だ。
 色々と考えている方だった。パン屋さんや革製品製造がやれるかどうか探っている。パンは単身赴任先で焼き、革製品は自分で作ったモノを見せてくれた。50才過ぎで田舎暮らしを行うには悠々自適とは行かない。何かやるモノを見つけないと過ごせない。子供は独立し、奥さんも『ついて行こうかな』と言ってくれているらしい。また、家造りにも興味があるとのことで隣の家をずっと眺めていた。
 この方、3年前冬に千歳ーケアンズの定期便がスタートするときに千歳の検疫所で働いていたとのこと。こんな航路は何で出来たのか、誰が乗るのかと不思議に思っていたらしい。週2便が直ぐに1便になるだろうと。その後、この飛行機に乗って豪州人が大挙してやって来る人気便になるとは思っていなかった、とのこと。その頃から土地探しをやっておけば良かったと。
 夕方、大型バックフォー(ユンボウ)を積んだトラックがやって来た。農家の方の集まりがあったときに、この時期、土木建築関係が暇なことからこの重機を使って農地を格安で改造してくれるらしい。その中に入れて貰い土地に生えているヤナギの木を抜いて貰い、整地を頼んでおいたのだ。連休明けになるとのことだったが早まったとのことで来てくれた。
 予定していた3時間であっという間に草木の根を抜き、整地してくれた。凄いな重機の威力は。『なまら良い土だ』とのことなので畑でも作るか。手入れをしないで草木を2~3年ほったらかしだと伸び放題だ。ヨモギも1メートほど伸び、ススキも根っこを大きくする。普段の手入れさえしっかりしていればこんなことにはならない。心機一転、頑張って草刈りだ。
 4月30日朝、か、か、快晴だ。雪が融けた日の出後の原野。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

計画

2007-04-29 05:41:32 | Weblog
 雪解け水が溜まり澱んだところには水芭蕉が咲いている。そんじょそこらに咲いている。この水芭蕉を見る度に尾瀬の鳩待峠のトイレの列を思い出す。男性トイレに女性が用足しに来るほど混み合う。水芭蕉をみるために辛い思いをして尾瀬に行くよりニセコに来い。そんじょそこらに咲いている、と。でも、尾瀬の水芭蕉は未だ咲いていないだろう。ということはニセコは尾瀬よりも暖かいのだ。
 午前中、知り合いの若者が相談に来てくれた。札幌の業者と事を運んでいたが進まないので相談したいとやってきた。以前から少しは聞いていた。友達と喫茶店をやりたいことは。客単価は1200円、コーヒーとランチを出す、客席は8~14席、3回転から6回転を目指す、友達が腕の良い料理人、年の割にはため込んだ、とのこと。
 前向きに起業したい若者に水は差したくない。説教する気もない。むしろ、若者はその位の勢いが無ければ、と積極的に応援する『オヤジ』だと思っている。しかし、話しを聞いていて、その計画性に疑問を持った。周辺の店に飲み、食べ歩きをしていないことから、先ず、現状を知るために食べ歩け、と。彼の言い分にことごとく反発というか疑問を投げかけたが俺の質問に答えられなかったのだ。俺の質問に納得のいく答えが返ってこなかったのだ。『リセットして出直します』と出て行かれた。ちょっと言い過ぎかな、と反省したが余りにも杜撰な計画だよな、と。
 その後、ニセコではオシャレなランチを出す、と思っているA・コットさんに行った。こんなに美味しいランチを出すのにそんなに人は入っていない。それが現状なのだ。それが3回転から6回転を夢見ているなんて、やはり信じられない。若者に言いたいことを言っておいて良かったかな。
 珍しく人が来てくれた。山梨の若者、小樽のご夫婦、上記の若者、そして夕方には豪州人のビックカップル。小樽のご夫婦は車から降りるなり近寄った中犬ハナ公に『ハナちゃん』と撫でてくれる。どうやらブログを見ているらしい。最近お客さんでこのブログを見ている方が多い。その為、ちょっとした出来事が書けないのは少し面白みはないな。
 夜、別荘に来ていた俺の酒従医でもあるs夫妻と一杯やる。そこにビックカップルが入ったので酒が進んだ。
 4月29日朝、外に出たら色々な野鳥の声が合唱していて喧しい。野鳥の声が喧しいなんて何て贅沢なんだ。バードウォッチングの季節にもなったな。歩くときは双眼鏡を持参しよう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドームハウス

2007-04-28 04:42:45 | Weblog
 午前中、土地探しに来ている若者とインド野郎のドームハウスを冷やかし半分、見学に行った。行って驚いた。中央に薪ストーブがあり、いい感じで燃えている。去年の秋は、確か、ドームハウスの中が寒いためかテントを張り、寝ていた。が、今はほぼ完成し、室内テントは取っ払い随分部屋が暖かくなっている。一応、人間が住める家になっている。
 しかし、この男、大工の、建築の、何も知らないでドームハウスをほぼ住めるまでに完成させたのだ。未だ、水回りは完成されておらず、トイレはない、キッチンもない、がどうにか住めるのだ。何となくインド野郎にこのドームハウスが似合うのだ。インドで鍛えてきたのか、外でウンチをすることなんか、屁にも思わないのだ。マイナス10度でケツを出したら随分寒いだろうけどトイレが無くても一冬過ごしたのだ。凄いよ。
 
 4時から宅建協会の総会が有り、小樽に向かう。晴れてはいたが風が冷たく肌寒い一日。でも、空は蒼く、ドライブにはもってこいの一日。スピード違反に注意しドライブ。
 協会には100社ほど加盟し、30社出席、委任状40社、30社が何の返事もない、そんな感じだ。出席者もほとんど限られている、毎回同じメンバーだ。こちらも高齢化が進み、若く元気の良いのは倶知安から参加のn君だけだ。しかし、俺は気分的には40代の男だと思っている。その為か、50代や60代の方と会うとどうしても先輩だと思ってしまう。髪の毛が白いこと、ヒゲはもっと白いことなどにより年上に見られるのだが、心は30代、40代なのだ。
 総会は『異議無し』で始まり、『異議無し』で終わった。毎年、毎年同じような執行部提案どおりで異議無しだった。平和なのか、活気がないのか、諦めているのか、ショウがないのか、こんな感じだな。
 今、小樽は観光客が随分訪れているが人口減、市民は減っている。何だかんだ行っても人口が減るのが街自体淋しくなるし、活気がなくなる。去年か、一昨年に撤退した老舗デパートの空き店舗も完全には埋まっていない。少子、高齢化、人口が減っていくというのは日本全体が淋しくなるのだ。地方へのしわ寄せが顕著だ。
 4月28日朝、ゴールデンウィークに突入だ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カタクリ

2007-04-27 06:05:13 | Weblog
 数日間暖かい日が続いたが午後一時雪が降る。倶知安に行ったときに車の屋根やフロントガラスに降った跡があったので結構降ったのだろう。まもなく5月になるというのに雪だ。これが北海道だ、雪国ニセコだ。まあ、でも、雪解けは例年に比べ10日程早いかな。今はほとんどない。
 いつの間にかカタクリや福寿草が咲き、爆撃機みたいな鳥『オオジシギ』も鳴き出したというか飛び出した。雪はちらついても確実な春だ。

 夜、この冬、倶知安ヒラフでアイス・バーをやった若者と一杯やった。この若者はフィンランドのアイスホテルで5年ほど勤め、マイナス20度の世界で仕事をしてきた寒さには滅法強い野郎だ。マイナス20度の外からマイナス5度の部屋に入ると眼鏡が曇るとか、冬は太陽が出ないので『そううつ』を防ぐため国民は薬を飲んでいるとか。でも、12月から3月一杯まで休み無しでの仕事で結構参ったらしい。
 インド野郎も久しぶりに顔を出した。つい最近も3週間ほどインドに行き、ヨガの修行をしてきたとのこと。インドでは『ウンチ』の感覚が日本とはまるっきり違い、あちらこちらで座ってやっているらしい。その国民性の違い、価値観・考え方の違いに驚く。でも、ニセコに居て、インドやフィンランドの話しを聞けるなんて、俺の身近に居るなんて。世界を歩いた、世界で仕事をしてきたそれなりの若造がニセコには結構居るんだろうな。
 フィンランドの野郎もごく普通の若者だし、インド野郎は髪の毛伸ばし放題で女性みたいに髪をクルクル巻きにして、櫛でさして、まるで髪だけを見ると女だし、インドでヨガを修行している若者には見えない。そのうちにヨガ教室でもやれば参加したい。
 久しぶりに炉端風居酒屋で夜遅くというか翌日まで飲んでしまった。1人の悩める男に皆さんが良きアドバイスをしていた。まあ、真剣に話していたな。
 
 ▲ワンコロ大臣さんから『中犬ハナ公に、まともなメシを喰わせてせてやれ。』とのコメントを頂きました。それなりに喰わせているんだけど。

 今朝、中犬ハナ公に起こされ、外に出たら雪の積もった跡が。
 4月27日朝、快晴だな。気持ちの良い朝だがちょっと睡眠不足だな。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロッキー

2007-04-26 05:51:35 | Weblog
 3時過ぎに家を出て、小樽に向かった。急に『ロッキー・ザ・ファイナル』という映画が見たくなったのだ。最初に『ロッキー』を見たときには感激モンだった。早いモノで最初に見たときからは30年以上経ったんだろう。しかし、30年も経ったとは思えない。妻であるあの『エイドリアン』を亡くし、一人息子は元チャンピオンの息子のプレッシャーか遠ざかる。回顧から始まるが違和感はない。
 何より、映画館が久しぶりだった。ゆったりとしたソファ、大きな大画面、これだけで『ウォー』だ。何年振りだろう、7年ぶりか本格的な映画館での映画は。
 ロッキーのテーマがかかると走り出したくなる。あの音楽が何とも言えない。若い人気のない現役チャンピオンとのエキジビションを行う。復帰後のトレーニングでのあの音楽。たまらない勇気というかやる気というかを与えてくれるのだ、このテーマ音楽は。友人からは『まあまあ』との連絡を貰っていたが俺にとってロッキーは野球界の長島と同じなのだ。今回も『イカッタ、イカッタ』
 行くとき国道5号線で小樽に向かうが途中から車が何台か繋がった。それで迂回しフルーツ街道という広域農道を走った。同じような考えの車が4台、俺は3台目で走った。いつもどおり空いていて80キロ近くで走れた。春の日のドライブ、非常に気持ちがいい、と思っていたら急に、先頭が停まった。検問だった。先頭の車が停められ、横道に。アブネィ、アブネィ。
 俺は5月20日過ぎまで交通違反をしてはいけない立場なのだ。スピード違反で何回か捕まっていて、今度捕まれば免許停止か、取り上げられてしまうのだ。何というラッキーなんだ。先頭車は何というアンラッキーなんだ。今度飛ばすときには先頭ではなくて2番手、3番手につくことだな、これが運転の鉄則だ。良い勉強になったし、チェックしている場所も判った。
 映画を見た後、いつも行く目が回る寿司屋でなくて同じ階の別の目が回る寿司屋で食べた。椅子に待っている人もいて混んでいた。食後、いつもは食べる目が回る寿司屋さんを覗いたが開店休業状態。前回行ったときに店長が替わり雰囲気、メニュー、廻る寿司の量が以前とは全然違った。その時よりも更に人が入っていなかった。今度行ったときには名前が変わっているか別の店が入っているだろう。しかし、こんなに変わるモノなのかな。店長、監督、社長、リーダーによって大きく変わるんだ、店もチームも会社も。
 4月26日朝、ここ数日間は快晴、温度も15度前後、でも今日はちょっと小雨が降ったかな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

テン

2007-04-25 05:06:55 | Weblog
 朝、近くのところを車で走っていたら女性二人が道端で何かをしていた。野草でも摘んでいるのかな、と思ったら、何と道端に捨てられている空き缶やプラボトルを回収しているではないか。おっと、当社から土地を買ってくれたf&fさんではないか。
 道端にゴミを平気で捨てる馬鹿野郎もいれば、こうやってゴミ拾いを行ってくれる方もいる。『住んで居るんだから何かしなくちゃ』とのことだが頭が下がる。表彰モノだ。しかし、表彰されるためにやる人達ではない。極々普通のボランティアでの行為だ。これが素晴らしいのだ。
 今年、国、道、町がお金を出し合って、農地を守るため、町道の草刈りやゴミ拾いを行った場合、補助金がでる施策を打ち出し、今年から5年間実施される。こういったボランティアにも当然お金が出るが、何でもお金をつけるというのは、どうなんだろう。自然発生的なボランティアが美しいと思うが。
 夕方、中犬ハナ公と散歩をしていたら中犬ハナ公が突然走り出した。芋虫のように歩く『テン』を見つけたのだ。追いかけられたテンは木に登り、ハナ公はその周りをウロウロ。隣の木に2メートル程ジャンプするなど4つ足動物とは思えない蝦夷クロテン。
 我が家のバードテーブルのリンゴを喰い、隣のウサギの頭を食い千切り、鶏7,8羽を一晩で殺したテンだ。そんな恐ろしい動物とは思えない実に可愛い顔をしている。
 最初の木に居たときには枝に座ったりしていたが隣の木に移った時にテンは降りて逃げようと思ったのだろう。近くにハナ公が居るのに降りてきた。1メートル間隔でハナが追いかけた。それこそ必死に逃げ、必死に追いかける。笹藪に逃げ込む。滅多に笹藪には入らないハナ公も突っ込んで行く。騒ぎを駆けつけたハナを大好きな隣のワンちゃんドーリも2メートル程ジャンプし、笹藪に飛び込む。驚くシーンが何回か起こる。
 僅か2,3分の出来事だ。2匹のワンちゃんが泥だらけで出てきた。無事で良かった。
 4月25日朝、暖かい朝だ。中犬ハナ公が玄関の草を喰ったと思ったらゲイゲイ戻している。よく変なモノを食べ、戻す犬だ。写真は顔を可愛いがどう猛な蝦夷クロテン。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イライラ

2007-04-24 04:57:58 | Weblog
 昼間、土地を買いたいという30才前後の女性とあった。実にキビキビというか決断が早く、気持ちの良い女性だった。それに引き替え、夜行った会議というか総会というかの会長選びは難航した。ほとんどの人が『やって!』と言っているの依頼されたその方は断固『やらない』と。つまらないダラダラと延びた会議になってしまう。近藤地区のいいムードに水を差した会長人選だった。受けて大変なのは判る。しかし、場を読めないのかな。今思うとケツまくって出てくればよかった、と。

 日本ハムの調子が悪い。初戦、7回くらいまで4点リードで楽勝と思っていたが、ダルビッシュが不用意に投げた一球で満塁ホームランを打たれ、直後、雨天で引き分けになった。これが後々この結果をもたらしている。去年の後半はリードされていても逆転するぞ、と見ていたが、今年は元気がないな。ひょっとして楽天が上位だったりするかも。ガックリだ。
 反面、J2二部のコンサドーレが調子良い。戦力的にはそれほどだとは思っていないがやっぱり監督なんだろう。今年連れてきた外人もまあまあの戦力、スカウトの目は確かだ。でも、地元の2大ビックチーム、双方とも調子が良いときはないな。
 
 特急電車内で女性が暴行、強姦されたという。40人居た乗客は見て、見ないふりをしたようだ。少しは注意したんだろう、脅しもあったようだ。しかし、40人も居て、誰もそれを止めないなんて、正に今の日本、日本人だ。何と、情けない国民なんだ。口だけは暴力はいけません、なんて騒いでいるヤツほど見てみないふりを、そして逃げるのだ。何でみんなで立ち上がらないのだ。恐いのは判る、しかし、勇気を出さないでどうするのだ。40人いた乗客の気持ちに小さな『勇気』はないのか。後悔しないのか。悪いことは悪いという『言う気』が無いなんて、何て国民だ。
 中国の尖閣諸島近辺でのガス田開発。もう、稼働して居るではないか、何で文句を言わないんだ。脅しに屈して何も言えないのか。領土だってみんな持って行かれるではないか。宣戦布告だ。どうも前夜のつまらん会議で俺もイライラしているな。
 4月24日朝、4時前に中犬ハナ公に起こされる。俺が寝たい朝に限って起こしやがる。ったく。写真は家の近くに飛んできた気球。中犬ハナ公は全身を震わせた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

赤・青

2007-04-23 06:59:51 | Weblog
 昨日も一日霞んでいたが霞んでいるのは黄砂ではないようだ。いわゆる春霞か。今年、ニセコには黄砂が来なかったのでは。来ると先ず雪が汚れ、車もホコリっぽくなるがそんなことは無かった気がする。
 でも、昨日の開宿4周年記念で東京、大阪から集まった連中には驚いた。旅人が多いのだ。彼らの話の中には『赤を利用し』、『青で来ました』との会話が飛び交う。去年飛行機に95回乗ったとか、75回乗った、と話している中で赤・青が出てくるのだ。赤は日本航空、青は全日空の意味らしい。それにしても年間95回とか75回とか信じられないほど飛行機に乗っている。1年52週として毎週飛行機に乗っている計算になる。今年も30回乗ったなんて話している。これも一種のオタクなんだろう。
 サラリーマン時代はそんな変わった人はいなかった。ごく普通に生活をしている人との付き合いだ。でも、この人達はどのように生活しているのだろう、と思ってしまうほど、変人気味の人がニセコ周辺には多い。相手から見れば我々が変人気味なのかも知れないが。
 庭の雪が除雪で山を作った外はほぼ融けた。暖かい日曜日なので近所の方も庭いじりなんかしている。非常にいい季節になった。冬囲いを取り外し、去年11月に買った5本の木を植える。しかし、もう10日もすれば草が伸び始め、草との格闘となる。
 倶知安町議選の開票結果と聞くために応援している方のプレハブ選挙事務所に駆けつけた。第1回目の開票結果が出る夜9時頃行ったがいっこうに開かない。第一次開票結果は10時過ぎ。トップ10人位につける。二回目で360票で二位につけ、最終結果でも堂々の二位当選、641票が入った。組織票がない新人で、しかも告示前1ヶ月半での出馬宣言。素人選挙事務所・対策、これで二位当選、たいしたモンだ。
 何となく人柄から人気はあるな、と思っていたがこれほどとは。仲間から推薦され、会社を辞めて出馬。良かった。
 それにしても当選するとニセコでは酒だ、酒だ、となるがここはお茶での乾杯。ニセコより大人というか今風のお祝い方法だ。
 4月23日朝、快晴だ。当選した人は清々しい朝だろうが、落選した方はガックリだろう。現役で現観光協会会長が落ちたらしい。普段の行動が認められれば票は入るのだろう。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オープン

2007-04-22 08:07:08 | Weblog
 何か変な天候だった。朝方は雨で昼からは霞というか黄砂が降っている、ボヤッとして暖かい。ニセコ全体がぼやけ霞んだ。
 昨日からニセコ町福井にあるゴルフ場がオープンした。雨も降っていたので、倶知安に選挙応援に行こうか、ゴルフに行くか迷ったが相手が見つかりゴルフへ。
 グリーン上はパーフェクトに仕上がっていた。時々、雪解けしたばかりの芝生もあったが十二分にゴルフが楽しめた。前半は39,後半は横に売ったりしてスコアを崩したがスタートとしてはまあまあだ。
 ゴルフの後は倶知安の選挙事務所に。選挙責任者が選挙カーの後をつけて廻るとのことで後部座席に乗せて貰う。ウグイス嬢は候補者の二人の娘さんと従兄弟の娘さん。初心者だというのに非常に上手。オヤジの選挙を娘がウグイス嬢になって応援する。一生懸命アナウンスし、窓から身を乗り出し、笑顔を見せる。こんな風景を後ろから見ていると涙がこみ上げ、ポロポロたれてくる。『倶知安に新しい風を』なんてマイクで言うとこみ上げてくるのだ。ひょっとして選挙は家族の団結も強めてくれるのか、と。
 世間では父娘の断絶、不仲が叫ばれている。しかし、この家族の一体感というか『お父さんの為に』頑張っている姿が実に健気、美しい。車の中で選挙責任者が『これだけまとまった選挙は初めて』といっていたので新人ながら上位で当選するだろう。
 ここの選挙態勢はニセコのとは随分違っていた。ニセコの場合には選挙応援者に昼飯や晩飯を女達が手作りで用意せねばならない昔風の選挙、大変なのだ。今回こんな話しを聞いてきた。『前回あそこの選挙ではカツカレーのカツが反っていた』。つまり、勝つという縁起物のカツカレーのカツが薄かった、という意味らしい。選挙の飯でこんな評判が立つのだ。何を考え、何を見ているのか、と。今回ニセコの選挙運動は一日、一日で良かった、よ。
 夜、カレー屋さんとペンションをやっている方の開宿4周年パーティに誘われた。行って驚いた。仲間が20人ほど集まっていた。お祝いするため東京や大阪から来た連中がほとんど。
 今、ニセコの各ペンションは苦戦中だ。だが、オーナー夫妻の魅力なんだろう、こんなに人が集まってくるなんて。40代前後の連中の集まりに気持ちだけは若い俺が入っていく。まぁ・いいか。
 4月22日朝、三日連続飲んでしまった。走りも中断。二匹目のドジョウも居なかった。写真は北海道に関するエッセイで人気者の千石涼太郎氏とオーナー。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

満員

2007-04-21 04:27:33 | Weblog
 午前中、落葉キノコ取りのプロN師が『車ぶつけられちゃった』といつもの車では無い車で寄ってくれた。道路工事で停まっていたところを後ろから来た若い女性運転の車に追突され、前の車にもぶつかって車は大破。バックミラーでぶつかってくると感じたので身構えた、それで身体にはそんな影響が無かったらしい。まあ、良かった。
 この時期に出てくる行者ニンニクの話しになった。落葉キノコ取りはプロでも行者ニンニクは取ったことはないらしい。俺も行者ニンニクを取りたいと思っているがどんなところに生えているのか判らない。一度、7月に羊蹄山を登ったときに登山道の側に沢山あったが、平地ではどんなところにあるのか判らない。おひたしやジンギスカンに最適な行者ニンニク、ことしはトライするか。
 俺より10才上のN師、IT武装したらしい。パソコン、デジカメ、プリンター、携帯電話、これらを一気に揃えたとのこと。しかも、全てが初めて触るらしい。暇つぶしにはもってこいだろう。
 夜、1人の悩める若造と寿司屋で一杯やった。金曜日なので予約を入れておいたが、予約が無ければ入れなかったほど混んでいた。大きな部屋は何と隣の隣、ルスツ村からの団体客、テーブル席もニセコ町の団体客。畳の部屋は靴が一杯あった。カウンターも二組のおばさん達。一組は隣村真狩の方、俺の直ぐ隣はニセコに別荘を持っている恵庭の方。遠くは豊浦町からも食べに来るらしい。俺の隣の二人組は『ススキ野で飲んでいるみたい』とか言っているし、別の二人組は出される料理に『それは何ですか』と一々聞いてくる。二組とも噂を聞いてやってきたのだろう。
 団体客が一気に席を立ったら我々二人だけになり、急に静かになった。そうしたら知り合い3人組が入ってきた。満員で断られ、別の店で一杯やってきての帰り。もうその頃は飲めなかったが。
 今晩も昨夜会った3人組からご招待を受けている。開宿4周年パーティをやるらしい。行くかな。
 4月21日朝、雨だ。昨日から降っている。一気に雪を溶かすだろう。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1950

2007-04-20 05:24:44 | Weblog
 隣町、倶知安は町議会議員選挙で賑わっている。20台ほどの選挙カーが行ったり来たりで。ニセコは候補者が定員数にピタリだったため選挙は行われない。倶知安が選挙で盛り上がり、ニセコは静か、町の勢いと同じなのだろうか。でも、この寒空の中、候補者は大変だ。勿論、取り巻きも大変だが、俺の知り合いの選挙事務所は何故か余裕だな。昨日も顔を出したが選挙の話しではなく、何故かデジカメで盛り上がっていた。
 ここ数日はメタボ解消に取り組んでいる。二日酔いでない日は歩きに毛が生えた程度に朝走っている。中犬ハナ公の散歩も積極的に行っている。運動しているとビール腹は凹もうとするし、何も運動しないで飲み食いすると腹は前に出ようとする。適当な運動は必要だ。美味しい酒を飲むためにも、飲み続けるためにも。
 夜、居酒屋で某氏と一杯やった。同じ25年生まれだが学年は一つ上。鹿児島出身の彼は『実は会社を辞めたんですよ』と。社長の職を解かれたのは判っていたが辞めたとは。『良かったじゃん』と乾杯をしたが、今の自由なことがいゃになっているようだ。直ぐに働きたい、無職と言うことに抵抗があるようだ。
 せめて半年、許せるなら2年、遊びなさいよ、と言っても『やることがある』と言って直ぐにでも働き出す感じだ。ったく、会社に飼い慣らされ典型的なサラリーマンだな。
 彼は飲み屋に来るとき50分かけて歩いて来たとのこと。別に太って居ないし、むしろ痩せている感じだが、こちらもメタボ対策かと。それに対抗するわけでもないが飲んだ後俺もニセコ・ミッドタウンから家まで歩いて帰った。約1時間、距離は5キロ前後だな。でも、アルコール・アウトサイドにはならずインサイドにたまっている感じだ。これじゃ、走れない。
 4月20日朝、二日酔いの時、中犬ハナ公に起こされる。中犬ハナ公はサムシング・アウトサイド、2度も戻している。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高飛車

2007-04-19 05:32:37 | Weblog
 何だかんだ言っても3日前からウグイスが鳴き出し、雪解けも急激に進んでいる。本州に居たとき、最初、ウグイスは『ジャッチャ』と鳴き、その後『ホーホケ』とか鳴いて『ホーホケキョ』と正式に鳴き出すのに時間がかかる。その点、北海道のウグイスは本州で予行演習でもしてくるのか最初から『ホーホケキョ』と鳴く。 

 岩手の高校が▲特待制度で野球部員を集めた▲元コーチが西武から裏金を貰った、この2点から同校野球部を廃部し、同好会として練習をしているらしい。同校から廃部の連絡がなかったら高野連(高校野球連盟)は同校を除名にする、と、脅しをかけた。しかし、誰でも言っているだろう。テレビのインタビューで地元のお婆ちゃんだって『子供に責任はない』と。何という高飛車な態度なんだろう、高野連は。授業料免除、寮費免除の選手はそんじょ、そこらでやっているだろう。そんなの高野連でも把握していたろう。早く、野球部を復活させてやれ、そして今年の夏の予選には参加させろ。
 元部長が入団の約束の文書にサインした。そんなので野球部を廃部することはないだろう。高校の指導者や責任者を辞めさせればいいことだろう。何様だと思って居るんだ高野連は。
 
 一昨日の試合でボールボーイがフェアボールをファールボールと勘違いし、ボールデッドになり、広島は1点取り損ねた。逆に巨人は助かった。広島が怒るのは判る。そんな時、巨人はそのボールボーイの腕を上げて、何故ヒーロー扱いしないのだろう。こんな時はユーモアが欲しいな。しかし、ボールボーイが19才と聞いてガックリ。もっと中学生とか高校生を使えば『ボーイ』らしいのに。

 夜、ニセコ産業連携プロジェクトの集まりが有り、出席。どうもこの会議は主催者側と俺の意識があっていない。外した意見を言って会議を黙らせてしまった。どうもピントが狂っているな俺は。

 オリンピック予選サッカーのシリア戦。あんな強力なシュートを打つ選手も日本に出てきたかなと思う一点目。でも、後半は横パス、バックパスが多く、いつの間にか寝てしまっていた。

 4月19日朝、だいぶ冷え込んでいる。雪解けした水が凍り、霜柱が立っている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

手振り

2007-04-18 05:58:28 | Weblog
 朝8時に動員があり、候補者選挙事務所に。看板を立て、役場でチェックを受けた選挙カーの到着を待って、いざ出陣。急遽、先導する車に乗ってといわれ少しグレイかかった帽子、黄緑のジャンパー、白の軍手と白い布製手袋、後部座席に座れば毛布、飲み物、御菓子の選挙グッズ(?)が。
 ニセコ町を3ブロックに別れ、運動をしたようだ。俺のブロックは地元、近藤その後、東山やアンヌプリのスキー場周辺を廻る。同じニセコ町だが地域によって積雪の量が違う。太陽が出て青空だったが窓を開けて時には身を乗り出して手を振ったが風が『冷たかった、寒かった』。まず、車に乗ることを想定していないため軽装だったこと。選挙用の薄いジャンパーを羽織ったので大丈夫と思ったが、『寒かった』。軍手では手がかじかみ、二重にしてもかじかむほど。手の甲にホカロンを入れるほどだった。
 トラックに乗った候補者、ウグイス嬢もより寒かったはずだ。候補者の顔は変色していて、時々『よろしくお願いします』と言う声も口が廻らない。ウグイス嬢は前回応援したと思われる人の名前を時々出してしまう。本来ならば『たけうち』だが時々『たかは、、』と。まあ、でも、手を振っても反応がない、というかまず人がいない。地元を廻ったときに留守番部隊のお婆ちゃんが手を振る程度だ。
 俺は選挙カーが来ると『頑張れ、一票入れるぞ』という感じで手を一生懸命、時には声を出して応援する。そうすると『あ、あ、ありがとうございます』と返事が返ってくるのが快感なのだ。しかし、今回手を振る役目で先導する選挙カーに乗ったが家の内外から手を振ってくれる人がいるということは如何に嬉しいか判った。票を入れる振りをして手を振ることが如何に勇気を与えるか、よく理解した。俺がやっていたことが間違いではない、票を入れなくても票を入れる振りをして手を振る、これが実に大事なんだ。
 まあ、無投票というのが判っていたためか気楽だった。2時間ほどニセコを回っても他の9台の選挙カーと出逢うことはなかった。
 6時半から当選祝いの祝賀会が行われ、100人ほど集まったか。2本入りの清酒の当選祝いが続々と運び込まれる。まあ、良かった、良かった。たかが2時間車に乗っただけだがこれが5日間続くと大変だな、こりゃ。一日でよかった。
 4月18日朝、快晴だ。ちょっと残っているな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

町議選

2007-04-17 05:01:13 | Weblog
 どうやらニセコ町の町議選は定員ピッタリの為、選挙は行われないようだ。選挙が無いと言うことは町に元気がない、という人もいるが、俺にとっては面白くないかな。何だかんだ言っても選挙は面白い。
 定員14名が10名になった。現役7名が辞めて、現役7名と新人3名が立候補、そのまま当選となるようだ。既に今晩、当選祝いというか祝勝会の段取りもしている。立候補締め切りが本日17時まで、そこまでは、丸一日は選挙運動を行うとのこと。朝8時の出陣式に動員がかかっている。まあ、でも、立候補者としてはこんな楽な、嬉しいことは無いだろう。
 役場の人とちょっと話しをした。彼は1人や2人を落とすために選挙をしてもショウがない、ような話しをしていた。確かにそうかも知れない。まあ、でも選挙があった方が面白い、と。次回の選挙はまるっきり票読みが出来ないから今回立候補した新人は大変だな。

 3才の子供さんを持つ奥さんが住むところを探しに来てくれた。一家は俺の知っているオーナーのペンションで食事を作っている方だった。そして今年オーナーは56才で亡くなった。俺もオーナーを少し知っていたので彼の話しをした。彼女は涙ぐむほどだった。『お世話になりましたから』と。この様な方に部屋を斡旋したいが中々気に入った物件がない。物件そのものがないのでどうしようもない。

 沖縄から滑りに来ていて中古物件を見学した二人組も立ち寄ってくれた。一見、あちら方面のカタカナと思うほどの顔の持ち主だった。顔も身体もごついのだ、豪快そうなのだ。でも『ホームページ毎日見てチェックしています』何て言われてうち解ける。毎年3,4回仲間とボードをしに来る、その為、ニセコに陣地を作りたいようだ。
 4月17日朝、晴れそうだ。今晩は当選祝いで一杯やるか。写真はアスファルトを突き破り顔を出すフキノトウ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本命

2007-04-16 05:20:48 | Weblog
 朝5時半から隣人がテレビに出る、ということでチェック。名前は『マネーの旅人』という北海道発の番組で、投資や北海道移住等の4つの項目から成り立っている番組だが何となく『まとまっていない』。しかし、隣人は羊蹄山をバックに3分ほど画面に登場した。ごく普通な格好でごく普通に話し、彼らの普通の態度に好感が持てた。ひょっとして奥さんは厚化粧でもして出るのかな、と思ったがどちらかというと素顔だった。
 そのビデオ鑑賞会を近くの4家族集まって午前中行った。4家族が集まればそれなりに盛り上がる。『今晩、私達寿司屋に行くの』ということで3家族も同行することに。 

 弥生賞が大荒れ、大波乱だった、と世間は騒いでいる。しかし、俺にとっては本命・対抗だ。JRAの口座には5700円しかなかった。その為、17番から馬連を300円ずつ、総流しで買った。残りは600円となった。ということで馬連300円ゲットしました。俺のささやかな競馬人生の中では最高額。草刈り機の一部になるでしょう。まあ、でも、こんなことがあるんだ。隠して起きたい出来事だが表に出してしまうな。

 夕方5時半から9人で寿司屋さんに行ったが混んでいたな。まもなく開店1年になるだろう。完全にニセコに根付いたな。でも、確かな『腕』と確かな『接客業』を持っているから当然といえば当然だな。値段が『高い』という噂も出ているようだが、まあ、こんなモンだろう。ただ単に、思いつきで店をやっているのではない。成功する人のいいパターン、見本だな。2夜続けてアルコール・インサイド。今日は抜くか、アルコール。
 4月16日朝、今朝も朝早く中犬ハナ公に起こされる。何てこった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする