朝から雨、一日中雨だった。結構な勢いで雨が降り、スキーヤーやボーダーのやる気に水をさした。ニセコの冬には一番似合わないモノ、それはこの雨だ。例年1日か2日冬シーズンにも降るがこの時期は止めてもらいたい。
買い出しと言うことで倶知安のスーパーに早めに行ったが混んでいた。買い物車がすれ違うに苦労するほど、そして迷子になってしまうほどの混雑。外国人スキーヤーも滑るのを諦めて買い物に来ていた。
この時期、一度ヒラフに呑みに行きたいと思っている。外国人の勢いとか雰囲気を確かめたいと。行きたい知り合いの店も何軒かあるのでハシゴをしたいと。年明けだな。
読売新聞の地方版に「世界のスキーヤー終結」というタイトルでニセコのカリスマ、ロス・フィンドレーさんがコラム「フィンドレーの遠望、眺望」で投稿されていた。ニセコ・ヒラフ界隈に大量の外国人スキーヤーが来ることになった切っ掛けというか要因は彼抜きでは語れないだろう。彼とは挨拶し、ちょっと言葉を交わすだけだが、一目置く、尊敬できる男だ。今回のコラムで彼は
・ 世界のスキーヤーがニセコに戻って来ている。
・ 山では多くの違った言語を耳にする。ニセコの人気が世界中に広がっている確かなサインだ。
・ ただ、7ホテルが買収され更地になっていて宿泊能力がついて行っていない。
・ 多くのスキーインストラクターを目にするが、世界各国からやってきている。英語を話す日本人もニセコにやってきている。ニセコで働いてインターナショナルリゾートのワクワク感を味わおうとしている。
・ 海外からのスタッフの問題点は日本のビザ申請の仕組みが整っていないこと。毎年400名ほどのインストラクターがそのために入れ替わり、サービス向上が出来ていない。
・ 私は日本人より鼻が高い。そのため手袋を取らなくても鼻を利用し、スマホのロックを外すことが出来る。
との冗談だ(俺の鼻では外せなかった)。ニセコにとっては神様、仏様、ロス様だ。
12月31日朝。今日からは又荒れるらしい。雨より吹雪いた方がいいかな。