ニセコ生活

2000年4月にニセコに移住、その生活を紹介します。

楽器

2006-01-31 06:38:27 | Weblog
 2日前の夜、NHK-BS-2でおっさん3人のコンサート(と言うのかな)を見た。世良(50)、宇崎竜道、岩城滉一、3人がギターを持って歌う番組だった。3人が「GENTLE 3」という名前のグループを作り活動を始めたとのことだ。昔、突っ張っていた連中が良い中年になり、丸くなったけども少しは昔の面影を残している、ガツガツすることなく、軽い気持ちで楽しく歌っている、正に音楽を楽しんでいる、その様子が伝わってきた。良いモンだなー、と。
 こうゆう番組を見ると芸術・音楽音痴の俺でも何か楽器でも弾けたら、吹けたらと思う。昔、ヤマハでおじさんのための音楽教室があったが、とてもとてもそこには通えない。でも、何か覚えたいな。
 昨夜、1ヶ月10万円で暮らす、とか何とかにニセコの方が出ていたので見た。この番組制作会社から俺にもどなたか出演する人は居ないか、との問い合わせが2ヶ月ほど前にあった。探そうと思い電話をかけ始めたら、その会社は色々な所に依頼したようでダブっても不味いと思い手を引いた。
 テレビを見て、我が家にも来てくれた「夢」ちゃんが出ていたのは驚いた。しかし、月10万で暮らすのは大変だと思う。この様な過大広告が出るから勘違いする人も出てくるのだろう。
 テレビの話題をもう一つ。NHKのプロジェクトXの代わりに放送し始めた「プロフェッショナル」がいい。プロジェクトは何か感動を作っていた番組だったがこれは成功している仕事人を通じ、感動させられる、何か学べる番組だ。ダメになったリゾート地・会社を再生する人、外の医者では治せない心臓を治してしまう医者、前回はケーキを作るパティシェと呼ばれている人の仕事ぶり。皆さん、いい顔をしている。
 昨日、役場で各地域が使用しているコミュニティセンターを各親交会が「管理指定業者」になって、管理してほしい、との説明会に会長とともに参加した。で、俺は質問をした。「指定管理者になれば、空きスペースに居酒屋なんか作ってもいいのか、町に飲みに行くのが遠いのだ」と。笑われてしまった。1月31日、1月も終わりだ。今朝雪は降っていないようだ。
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混雑

2006-01-30 05:40:13 | Weblog
 朝8時、東山スキー場で待ち合わせたが、朝食が遅れ、9時に待ち合わせを変更。既に、Hさんはゴンドラ2度ほど降りてきておりやる気十分。格好も中年親父、俺の一歳年下とは思えない、ヘルメット着用だ、様になっている。聞くと、欧米ではスキーヤーにもヘルメット着用を勧めているらしい。そう、彼は欧米のスキー場でも結構滑っている。次男坊がアメリカ・コロラドでボーダーのインストラクター、英国の学生である三男坊が英国学生スキーのまとめ役をやっているとのことでスキー一家なのだ。
 最初会った時にはごく普通のおっさんだ。何で、こんな美人な奥さんを、と思ったが会えばその男の実力が段々と分かった来た。滑りもタフだし、上手いし、何と言っても速い。俺も滑りは速いほうだが、俺よりもはぇー。
 最近俺のスキーも飛ばすだけではなく、ストックの位置を視野におけるようになったので少しは前傾した滑りになってきている。その為か滑りに制動が効くようになり、より安定している。その分、早さは押さえられる。
 東山から登り、比羅夫へ。比羅夫は混んでいた。余りにも混んでいたのでそこからアンヌプリへ。アンヌプリはごく普通の混み方。さらに東山に。珍しく東山が混んでいた。彼に言わせると「スキー場でリフト待ちするのはニセコくらいですよ」とのこと。でも、ニセコのどこのスキー場も混んでいる。まあ、悪くはない。
 こんなにすべてのスキー場が混んでいたのは、余り目立たなかったが旧正月で「チャイニーズ」系の人達が滑りに来ていたのだろう。そうでなければこれだけは混まない。この混んでいる中を中年おっさん二人がお互い鼻を垂らしながらノンストップでガンガン滑る。いいんじゃない。
 スキーの心地よい疲れか、スキーから帰った後は昼寝。前々夜俺にとっては随分遅くまで起きていたので睡眠不足もあったのだろう。気持ちよい昼寝となった。
 3日連続ほぼ雪の降らない日が続いている。毎日毎日降っている時と比べ、何と楽なことか。でも、もう少し降ってもいいぞ、すこしだぞ、の心境になる。1月30日早朝。予報では暖かいようだが。
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出会い

2006-01-29 06:59:16 | Weblog
 昨日は一日雪マークで「また、雪か」と覚悟をしたら2日連続でほとんど降らなかった。青空も見え、何かホッと一息つけたような天候だ。2月前に何となく暖かい天候で今年の春は早いかな、なんて思ってしまう。
 しかし、東横インの社長と取締役の女性部長の会見は何なのだ。何ともいい加減な会社だ。こんなヤツが会社のトップとして権力を振りかざしていたなんて社員は可愛そうだ。本当に悪質で質が悪い。もう、絶対に泊まらない。
 昨日も10人近く集まっていっぱいやった。4名でやろうと思ったが何故か週末だったからか土地を買ってくれた人や家を建てた人達が集まったのだ。5組がお互い会うのは初めての人ばかりだったので出会いとしては最高だ。人の「間」にいる感じがする。
 正直、我々がニセコについた時には知り合いは全然いなかった。一泊泊まったことのあるペンションのオーナー、その息子、そこに居候していた中年親父だけだった。しかし、ニセコに暮らし初めて6年も経つと結構な人達との出会いがある。おそらく、東京にいてもこれだけの人と知り合うことはなかったろう、と思う。今後はますます増えていくはずだし楽しみだ。
 最近、中犬ハナ公の朝の散歩はリードを外して散歩させている。雪が深いため除雪してあるところしか歩かない、雪の中では変なものは食べられない等の理由による。それとどこへ行くか分からない鉄砲玉ワン公でも寒いため早く家に帰りたいようで用を足せば戻ることが分かったのだ。でも、今朝は脱走を2度ほど試みているが、足跡が残ってしまうため、俺に追いつかれる。そこで、ちょっと怒鳴るとどうにかついてくるようになった。でも、隙あらば脱走する用意だけは持っていることがよく分かる。「来い」と言っても座って考えこんでいるのだ。まあ、当分、こんな調子で散歩をする。今朝、酒は残っていない。朝8時から滑る約束をした、気がするな。1月29日日曜日、青空が見えている、いい天気かも。
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偽装

2006-01-28 06:53:55 | Weblog
 タウンページの後志版に会社の広告を出した。その時、担当から、変な請求書が行くかも知れないので払わないで、気をつけて下さい、と言われた。何気なしに聞いていた。本日、電話帳広告らしき請求書が仙台の(株)xx別広告社の名前で届いていたので何気なく未だ支払っていなかったのか、と思った。封筒を見た。宛名が手書きで上手くない字だ。封筒の会社名の印刷もそれなりの会社と思わせたが何か変だ。中身を見た。郵便振り込み用紙に電話帳に掲載した当社の広告が貼り付けてあった。担当の言っていた請求書はこれだな、と思い、振り込み用紙をよく読んだ。
 「貴社が申し込んだntt記載広告見本貼付欄」に先ほどの見本の切り抜き、その横に「.....(ntt)発行の広告ですが、本年度は当社発行の職業別広告に申し込みをいただきたく、個々にご案内申し上げます」と書かれてある。その他にも「...本票を汚したり、折り曲げたりしないで...」郵政事業庁、なんて書いてある。どう見ても、一見、電話帳への広告を出した請求書。前もって電話一本なかったら振り込んでいただろう。そこでタウンページにも電話を入れた。「そこと当社は関係ありません」と。でも、そこも怪しげな電話帳を作成している、ようなことも言っていた。しかし、上手いやりかただなー。でも、怪しまれないためにも封筒の宛名書きは綺麗に丁寧に書かないと、と思う。でも、偽装はマンションばかりではないな。
 話は急に変わるが、東横インホテルには時々泊まる。安いことが一番だが、それなりに快適なので札幌や東京に行った時など泊まっていた。早い内からインターネットが使い放題だったり、支配人がほとんど女性だったりと好印象を持っていた。しかし、なんだい、あの社長のインタビューは。何といい加減な野郎だな。こんなヤツがあれだけのホテルチェーンのボスだなんて、信じられない。しかし、そんなモンかい、そんなレベルなんかい。あんな社長のホテルなんて、今後は一切泊まらない。

 今日は色々あってボディブローを打たれた感じになった。電話でのやりとりが上手く行かない場合は疲れる。疲れたビィーだ。こんな日は酒でも飲んで忘れるか。でも、m君と付き合ったら酒の量が違うので飲み過ぎ傾向だ。その為2日休肝日を作った。2日休むと流石に飲みたくなる。ビール一本で気分良くなる。こんなモンでいいかも知れない。昨夜のニュースでは一日中雪だるまの印。もう、いいぞ。写真は今朝のハナ。朝だけはリードを外している。脱走しかかったがどうにか戻せた。1月28日早朝。
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講演会

2006-01-27 05:00:42 | Weblog
 4泊したM君が昼過ぎのバスで千歳に向かった。ノンビリ出来たのか、目的は達せられたのか、分からない。正直、彼は「うつ」で50日ほど入院をしていたとのこと心配をしていた。外に一歩も出られず、縦のものを横にもせず、将来の不安等から、朝から酒ばかり飲んでいたようだ。そこからカンバックして遊びに来てくれたのだ。自分の行動を振り返られる、外に出られる、北海道まで遊びに来られるほどよくなったのだ。未だ、体力がないとのことでスキーは出来なかったが来年来るのでその時一緒にスキーをしよう。
 でも「その前に春にゴルフに来い」、と言ってあるので来てくれるだろう。何と言っても全日本学生ゴルフの長をやっていた男だし、おれのゴルフのコーチでもあるので、今度来た時はドライバーでの飛距離を争うこととしよう。その前にもうちょっと酒を控えめにしなきゃ、ダメだな(俺じゃないM君だ、俺もか)。
 倶知安で「ふるさと回帰村構想(後志での定年帰農村)を考えるシンポジウム」があり、聞きに行った。九州の大学教授による定年帰農の状況報告があった。随分、控え目な教授で、パソコン画面とプロジェクター画面しか見ていない、正面を見て話さない方であった。話の内容は我々素人からは随分難しい話でついていけない。わざわざ九州から呼ばなくても。5分もしないうちに眠くなる。何らかの音がして目が覚める。その後は眠気は覚めた。
 次の講演は蘭越村で農家民宿を実践している方が講師だった。ニセコに来た時に一度は伺おう、話をしたい方であったがだいぶ身体を悪くされており、車いす姿になっていた。俺より5つ上なのに、何とも弱々しい声、身体だった。何で、呼んで来たの、家で静養させなきゃ、と思えた。ちょっと可愛そうだった。
 その後、懇親会にも参加した。講演会やパネルディスカッションを聞いていて、参加者は俺のタイプではないなと思えた。札幌やその隣村辺りからも来ていたし、講演者の後援者・取り巻きが多いように見受けられた。が、参加した。こうゆう時こそ名刺を配り、顔を売らなきゃ、と思いながらもほとんど一つのテーブルから離れない。回ってくる人だけに名刺交換する。これじゃ、ダメだな。何て不器用なんだ。1月27日早朝。屋根から雪が落ちた音がした。降ったのは間違いない。
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ビジネスチャンス

2006-01-26 06:39:42 | Weblog
 二日前のロスさんの講演で書き漏れがあったので覚えておくために再度メモする。
▲日本には2~3泊で泊まる宿はあるが長期に泊まれるリゾートはない。何か楽しみがあれば、長く泊まってくれる。それと情報発信が弱い。今年、「WINE & DINE」という小冊子を発行したが非常に評判を生んでいる。あるところでジャズコンサートをやっていたが事前に何の情報発信をしていなかったのでみんなやることを知らなかった。▲2001年世界テロがあった時、アメリカもヨーロッパも危険、それでは日本にと言うことになり豪州からニセコに100人ほどのスキーヤーが来た。お喋りな豪州人は豪州に帰り世界一のパウダーで深雪、こんなスキー天国はない等パブ等で話す。その口コミで一気にニセコの良さが広がった。スキー雑誌も、その当時は最後のページに少し記事が載った程度だったが、今はトップページに写真入りでデカデカとニセコのことが載っている。しかも、カナダに行くよりは格段に安い。▲豪州人が冬海外に出る観光客は4~5万人と言われている。その内の1万人がニセコに来る。約10万円ほどの小遣いを持ってニセコにやってくる。1万人の観光客と1人10万円、10億のお金が豪州人だけでも動く。ビックビジネスチャンスで面白いこともいっぱいできる。お土産にしても日本の本物、日本の一部分を買いたがっている。今、動かないと遅い。▲ペンション経営に疲れた人達が高値でペンションが売れた。バブル時期に高値で買った土地がより高く売れている。結構、このブームは町民にも貢献している。豪州人がペンションを買うのはその後に続くだろうアジア人の投資家にそれを売るための部分もある。
▲以上が続きの部分だ。確かに、この時期は「台湾・香港の中国系」の人達の会話が聞こえる。昨夜、M君と行った焼き肉屋のおばさんにとの会話でも「これからはニイハオよ」と言う言葉が返ってきた。このおばさん、ひらふにある日本のお土産屋に着物や帯を加工した純日本的なお土産品を出しているとのこと。「4~5万するもの買っていくわよ」とのことだ。確かに色々とビジネスチャンスは生まれている。いつまで続くのだろう。1月26日、既に道路の除雪車が走った。また、積もっているのか。
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whisky

2006-01-25 06:42:50 | Weblog
 午前中、余市のニッカ余市工場にM君を案内する。この工場見学は4,5回目になるが毎回毎回泣かされる。ニッカウィスキーの創始者竹鶴政孝殿のイギリスでのウィスキー作りの研修というか歴史が博物館として残っている。ここを見学しているいると涙が出てくるのだ。100年も前によく海外に渡ったな、大志を抱いたなと。何とりりしい姿なのだ、と。奥さんのリタさんもよく日本にとけ込んだな、相当青い目で見られたんだろうな、苦労したんだろうなと。そんなことを思うとジーンと来るのだ。
 博物館内にはタダで飲ませてくれるカウンターがある。格好良いバーなのだ。そこで35年熟成されたの15CC、1200円のウィスキーを飲む。まあ、何というマイルド感、歴史を感じる。最近はビールかその後は焼酎でウィスキーを飲んでいない。でも、ウィスキーも悪くはないな、美味しいなと。
 このカウンターには蝶ネクタイをし、黒いスーツを着た年配のバーテンダーの方がいた。しかし、今回は女性と作業ジャンパーを着た男性の方だった。冬なのでしょうがないと思うが、格好よいカウンターに、蝶ネクタイの年配のバーテンダーさん、それが似合うのだ。ウィスキーを飲みながらウィスキー談、竹鶴談を語りたいのだが、作業ジャンパーでは色気がない。でも、あのおじさん、辞めたのかな、心配になる。
 この時期いつも思う。電車に乗って、あるいは飲まない方にここに連れてきて貰って、タダのウィスキーで酔っぱらいたい、と思う。竹鶴さんの功績に乾杯し、涙する。ずーっと思っているが実現していない。
 友達が別のウィスキーメーカーに勤めているのでそのウィスキーを主に飲んでいるが、ニッカのウィスキーもマイルドで非常に好きだ。特に「オールモルト」なんか安くて美味しい。そういえば、昔、緑の瓶の「ノースランド」というウィスキーを飲み過ぎたこともあったな。
 この工場にはマイウィスキー作りという一般の方がウィスキー作りが体験できるコースがある。確か、3年前に参加しているので後7年すれば樽から取り出せる。俺の樽がこの雪の中の小屋に眠っている。後7年、生きていて、酒が飲める身体にしておかねば。後7年だ。
 カメラを忘れ写真は撮れなかったがこの工場の風景も素晴らしいものがある。冬のこの時期も最高にいい。携帯のカメラで撮ったつもりが全部真っ黒。レンズの先を手で押さえていたようだ。何とも情けないおじさんになってしまったな。
 竹鶴さんに乾杯するため、焼酎バーにM君と行く。帰ってからウィスキー「竹鶴17年」で乾杯したような気がするな。1月25日、降ってはいないかな。
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ルール

2006-01-24 05:28:37 | Weblog
 朝一番でM君と五色温泉へ。ニセコの中でも雪が最も多い所なので完全に道路両側は2~3メートルの壁。着いたら関係者は雪かきで不在。黙って入る。露天風呂に行くドアが凍っていて開かない。お湯をぶっかけどうにか開く。
 露天風呂を囲むようにしてセッピが張り出す。自然・雪の激しさでその風景は美しく、しかも、怖い。時々、氷柱や雪の固まりが落ちる。でも、久しぶりの五色、実にいい。
 午後2時よりニセコ商工会主催の「外国人を視野に新しいリゾートを考える」講演会があった。倶知安町でアウトドア会社を運営し、ニセコで初めてラフティングを流行らせた豪州人のロスさん、観光カリスマでもある。実にいい話だった。気取らず、ニセコ全体をどうしたらより良くなるか、実に考えている方だ。彼の内容は以下の通りだ。
 現在は豪州人が大勢押しかけ活性化しているが悪いことではない。人が集まることにより、ニュービジネスが発生し、ビジネスチャンスが広がる。しかし、比羅夫に11階建てのマンションが建ったら景観はどうなるのか。羊蹄山の見える場所にマンションが建ち、その前にさらに高いマンションが建ち、羊蹄山は見えなくなる。これらは現在は建ってはいないが既に売買されている。少し前に白馬を訪れたが最大で3階建ての建物が木々の間にちらほら建っているだけで、自然を生かした景観は実に素晴らしい。それに比べ、高い建物が無計画に、無秩序に建つひらふは雪のある時にはどうにか様になるが、それ以外の時の景観は想像するだけで似合わない。
 この様な状況なので町の、行政の介入によりタウンプラニング、ルール作りが必要になってくる。現在は建坪率70%、容積率400%、この範囲であれば何でも出来てしまう。民間同士ではコントロールが出来ない。また、どのようなリゾートにしたいのか、ポリシー、テーマがなく町作りのルール、ポリシーが必要だ。日本のリゾートなので日本色を出し、リトルオーストラリアを作ってはならない。
 上手く纏められないが大凡上記の通りだ。終了した後、ロスさんに「いい話をありがとう」とお礼を言ったほどだ。確かに、豪州人により無秩序に開発され高層マンションが建てられる。今後ひらふ地区をどうするか、町が考える前に、動き出す前に、あっという間に土地が売れ、建物が無計画に建つ、こんな感じかな。しかし、行政側にグッドアドバイスがあったにも係わらず、行政側に聞く人はいない。1月24日、早朝。酒を減らさなきゃ。
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70歳

2006-01-23 05:25:25 | Weblog
 若者からスキーの誘いがありアンヌプリスキー場に。営業も兼ねているので遊んでいる感じはしない(?!)。今期スキーを教わっているM君、それと二級、そして一級を目指して、この冬千葉の柏市からニセコに来たH君と一緒に滑る。二人とも俺がニセコの住むところを斡旋した関係でつきあっている。
 10時に待ち合わせて、駐車場に止めたら隣はH君だったし、「舘野さんじゃない」と声をかけてくれたのは同じ町内会のYさん、隣の隣に駐車したばかり。ところでYさんはお幾つですかと聞くと「70」。70歳だ。去年までは東山の年間パスを買って滑っていたが今年は全山共通の年間パスで全山を滑っているという。インターネットで早期に申し込んだこと、シルバーであることからパスの値段は8万円だそうだ。
 しかし、だいたい、地元の人が滑っていること自体が珍しい。しかも、70歳の農家の人が滑っているなんて多分Yさんしかいないだろう。とりあえず、70歳までは滑りたいし、良い見本が近くにいることは心強い。
 若者と滑っているとあっという間にゴンドラ数本滑る。時々滑りのチェックも受ける。俺がこいつらの生まれる前から滑っているの今は生徒だ。情けないような嬉しいような。でも、こんな若者と一緒に滑れること、誘われることが嬉しい。
 この3人と知らない男女、計5人がゴンドラに乗り合わせた。女性の方に声をかけた。札幌に住み、以前は住み込みでニセコのカレー屋さんで働いていたと。そして今は札幌で看護婦をしているがニセコに住みたいと。早速、名刺を渡す。ゴーグルと帽子を取り、こんな顔をしています、と言う感じで、うち解けたのだろう。次のゴンドラも4人で乗ったほどだ。今度ニセコでアパートを探すときには電話があるだろう。スキーに行くのではなくスキー場に営業に行くのだ。
 昨日、元会社の同僚で身体をこわしたM君が4泊の予定で泊まりに来てくれた。全然変わらない体型・顔だ。何年ぶりなんだろう、10年ぶりくらいか。入院していることは知っていたので退院したらニセコに癒しに来い、とメールを打ち、今回来てくれたもの。早速、露天風呂第一弾としてニセコグランドホテルへ。雪の降る中をじっくり浸かる。今回はノンビリすればいいし、疲れた身体を癒してくれればいい。
 夜は10人ほどで居酒屋舘野で一杯やる。ちょっと、飲み過ぎたかな。1月23日外は暗い。天候は分からないが雪だろう。カメラが見つからないので写真は後にする。
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沢山だ

2006-01-22 05:34:52 | Weblog
 参った、この降りには。朝一番で除雪をして貰って15時頃に戻ったら約30センチ積もっている。よく降るな、本当に。どうなっているのか、温暖化の影響か。
 買い出しに余市に行った。余市に安い魚屋さんというかスーパーみたい有名な店がある。そこに時々買い出しに行く。途中、倶知安を過ぎて共和町に入る。通常、共和町は雪がそんなに降らないが、今年は倶知安と変わらないくらいありそう。その先のサクランボで有名な仁木町にも結構な雪が山となってある。普段の年はこんなに無いのにと。そういえば、その先の積丹(しゃこたん)町には自衛隊に出動を要請し、除雪をしているとのニュースがあったほど。どこも凄いのだな。
 夕方、突然、玄関のベルがなる。来年引っ越し予定のSさんが来られた。冬のこの時期は車が来ても全然音がしないというかエンジンの音が聞こえない、感じない。車のドアの開け閉めでお客さんが来た、誰かが来たとなる。Sさんの車は積雪30センチ以上もあるので庭に入って来られなく、道路際で停めたので全然気がつかなかったのだ。
 流行っていたペット病院をたたんで、ニセコに来年やってくるSさんは今度はニセコで経済研究所を立ち上げる、らしい。どんな研究所か知らないが、まあ、また一人面白いというか変人気味の人がニセコ来る。静かな男だが、ビールを飲ませれば底無し、ニセコに来ることになった奥さんと二人で大瓶1ケース飲むらしい。
 夜、また、除雪をしに来てくれた。今年ほど除雪車というか除雪の方にはお世話になっている。思わず、「飲んでよ」とビールを渡すほどだ。本当に、ご苦労様だ、ありがとう、だ。
 ▲しかし、東証の処理能力不足、情けない。東証もないな。あの社長さんは東芝かどっかの社長か会長の人。既に終わっている人を、しかも、杖を使ってやっと歩いている人を使うなんて、老害だな。前回システムダウンをしたとき、若い方(確か社長)が辞めて年寄りが残っている。変な社会・会社だな。▲ホリエモン、期待していたのに、こんな方法で金を作り、会社を大きくしていたなんて、ガックリだな。1月22日外はどうなんだ。雪だろうな。
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グッドコンディション

2006-01-21 07:19:34 | Weblog
 結構積もった。20センチほどの積雪だ。まあ、よく降る。意外と天候も穏やかだったのでスキー場で営業活動を行うため東山に行く。最初に乗ったゴンドラは9時前。どうせなら、ゴンドラの始発、8時半には並び、一番乗りを果たさなきゃと思う。
 珍しく大きく転ぶ。2~3回転しているのが分かったが板が外れていたので安心して回転する。約10メートルほど飛ばされる。滑っていた外人から「ok ??」との声がかかるほど。
 滑る前にちょっとした電話があった。苦情とは言わないがそれに近いものがあり、また、家からも電話があった。このような時はイマイチ乗らない。ゴンドラ4~5本滑って止める。
 でも、今年通販で買ったマイナス29度にも耐えられる手袋の先っぽ、指先が凍りそう、ブーツの指先も非常に冷たい。全体が冷えている。反面、このような状況の雪は最高だ。滑っていても快調だし、転んで何回転しても痛くない。スキーにはグッドコンディションだ。
 M君にアドバイスを受けてから俺の滑りが一変している。ストックを視界に置いて滑る、これを実践し始めたトタン滑りが変わったのだ。プロが滑っているように実にスムーズな滑りだ。諦めた一級取得に向けて頑張れるかな、と思うほどだ。が無理をしない。
 夜、今年初めて焼酎バー唐火七に行く。ここの焼酎、お湯割りだが3杯でいい気持ちになってしまう。飲めなくなっているな。
 今朝も積もっている。まあ、よく降るな。1月21日早朝、雪が降っている。
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クロカン

2006-01-20 04:34:30 | Weblog
 朝から吹雪き。一歩も外に出る気はない。午前中はいつもの通りダラダラと過ごす。昼飯を食ったらちょっと青空と太陽らしきものが見えたのでアンヌプリスキー場へ。結構吹雪いていて、頂上に着いたら全然見えず。一旦降りて、再度ゴンドラに。随分背の高い連中がゴンドラを待っていた。一人分空いていたので3人のグループに。案の定、外人3人組。流ちょうな英語で質問する。やはり、シドニーから来た豪州人だ。話していくうちに、商売の話になり、不動産屋だ、というとカード(名刺)は無いかと。名刺を差し出すと一人が「ウエブで見たことがある」とのことですぐ手を差し出し握手だよ。スキー場のゴンドラで名刺3枚渡すなんて、営業できるなんてニセコらしい。3家族が入れる大きな家を探しているようだ。ニセコにスキーに行くと言うことは遊びに行くのではなく、営業に行く、仕事に行くことなのだ。ニセコの不動産屋はスキー場で営業しなくてはいけないのだ。
 いつも朝刊は9時前後に配達される。その朝刊に高校生のスキー大会の記事が載っていた。北北海道大会と南北海道大会を場所は違うが同時に行っていた。驚いた。南北海道大会(後志や小樽)のクロカン男子15キロを制したのは倶知安高校の野球部員、二位はテニス部員だ。この記録は北北海道大会の25位に相当するというか北の25位の記録で南は優勝だ。もっと驚いた。女子のクロカン10キロは参加者がたった3名だ。北海道を半分にした高校の大会で3名しか参加者が無いのだ。ったく、何という様だ。
 後志(ニセコや倶知安地方:しりべしと読む)ではニセコという世界的なスキー場もあり、クロカンなんて何処だって出来る環境にある。このような優位な立地条件を生かしていない。なんという教育をしているのだ。後志の学校は。勉強も運動もせず、携帯でメールばっかり打ちやがって、何やっているんだ。馬鹿野郎。生徒も悪いがそれをリードする教育関係者が一番悪い。何やっているんだ教育長は、先生は。ったく。蹴飛ばしてやりたいな。腹が立つ。全員部活だ、運動部に入れ、汗をかけ。1月20日、今日はどんな天気かな。
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高校

2006-01-19 06:37:20 | Weblog
 ちょっとしたことから元アルペンのオリンピック選手を紹介して貰った。名前だけはよく知っていた。ガキの頃、スキーヤーと言えばこの人だった気がするし、何故か覚えている。出身は知らなかったが大学名も覚えているほどだ。
 スキー場近くの家まで案内された。オリンピックに2回も出て、プロスキーヤーで活躍したとは思えない穏やかなジェントルマンだ。自身の写真集と10年前にか書かれた自叙伝まで頂いた。10年前、50歳の時、書かれ、表紙には何故か俺の嫌いな「みの」君と一緒に写真に写っていた。
 帰ってからその本を読んだ。小樽の高校時代に、倶知安高校や倶知安農業高校にライバルがいた、と書かれてあった。俺はいつも思うのだ。ニセコという世界に誇れるスキー場があるにもかかわらず、何故、この地方からオリンピック選手や世界に活躍できるスキーヤーがもっともっと出ないのか、と。
 倶知安町の2校を除き、各町には小さな高校がある。ニセコにも1学年数十名ほどの生徒がいるニセコ高校がある。基本的に全日なのに何故か定時制高校で、農業科と観光課があるらしい。全日にするより定時制にした方が補助金が多く出るらしく、それで定時制にしている(?1)。しかも、人集めに苦労をしているし、遠くから来る生徒に交通費の半分ほど出す、寮も用意しているなどして生徒をやっとこさ集めている。
 何故、この高校をスキーヤーやボーダーを輩出する日本初のスキー・ボード・クロカン専門高校にしないのか、と声を大にして訴えたい。このような高校にすれば全国から生徒はわんさか集まるし、ニセコスキー場を上手く利用できるし、それなりにアピール出来るはずだ。授業は英語でやるなど魅力的な高校にする方法は色々あるだろう。
 ニセコに来て直ぐに上記のような提案を「私の意見」として町に挙げたことがある。簡単に却下されてしまった。自分では最高の意見だと自画自賛するが賛同者がいない、ということは大したことはない、ということに気づかない俺が好きだ。
1月20日、吹雪状態だ。
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カレー

2006-01-18 06:07:48 | Weblog
 岡山から物件を見に来られた姉弟を案内する。夏場に見に来ており、本格的な冬を、雪の状況を見る必要がある、見た方が良いとアドバイスをした。それに応えて来てくれたもの。
 途中、宿泊先を斡旋した長野のスノボの撮影チームより電話があった。お土産を買ってきたので渡したいと。12月に長野から10名前後のボーダーをニセコに泊まらせ撮影するので宿を探してと言われ宿泊先を斡旋した。その宿にお土産を貰いに行った。そこには日本風旅館には少し似合わない若者が10名ほどいた。その中にリーダーはいた。撮影はどうだったと聞くと、誰もが満足そうに「良かった」と。撮影したDVDを頂く。と思って後で見たら別モンだったが、そのボーダー達のテクニックはなかなかやるな、と言う感じ。しかし、長野なら俺の好きな志賀高原があるだろう。わざわざニセコに来なくてもボードの撮影は出来るだろうと思うのだが。
 戻って、姉弟と某ホテルで昼食を食べた。弟さんが俺と同じもの「真狩の何とか豚のカレー」を注文したが食べ方が違う。俺は皿を汚し、少しジャガイモの皮を残す。カレー皿に縦横斜めにカレー汁がちょっとだらしなく残る。弟さんの皿は本当にスプーン食べたのと思われるほど、カレー汁もジャガイモの皮も全然残らずピカピカだった。聞くと、彼は若いのにレストランの店長さんで、作ったものをお客さんに残されるとガックリするらしい。それで注文したものは綺麗に平らげるとのこと。俺は、もうちょっと大人らしい食べ方は出来なかったのかと反省。気合いを入れて食べなきゃ、と思う。
 3~4日雪が降らずホッとしたのもつかの間、雪が降り始める。猛烈に降り始めている。しかし、車で走っていると倶知安とニセコの雪の降り方も違うし、ニセコでもスキー場周辺やニセコのハワイと呼んでいる豊里では全然違う。今日も天気予報は一日中雪マークだ。1月18日早朝。
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新年会

2006-01-17 07:22:43 | Weblog
 朝10時集合でこの周辺、近藤地区の総会、新年会準備のため、役員が集まる。俺も一応名前だけの副会長なので遅れないように参加。午後1時半からの総会、引き続き行われる新年会の準備が整う。
 副会長の役目は司会。相変わらず下手な司会だ。でも、それほどもめる問題もなく、議事はスムーズに進む。1時半から45分で終了。役員改選では会長は代わったが副会長はそのまま。まあ、2年間は覚悟をしていたので今年一年で終わりにしてほしい。議事がスムーズだったため新年会開始の3時半まで1時間以上もあったが暇はつぶれた。
 今年は新入会員4名が新たに親交会に入ってくれた。軽い脳xxが発見され、早期にリタイヤし、やりたいことをやるということで来た方、滋賀県から函館の北にある鹿部町で田舎暮らしをし、再度ニセコに移って来られた方、2~3日前にアンヌプリのゴンドラ内で会った定年を待ってこられた方、何年か前に来られていて今回親交会に入られた方の4名。平均年齢は60歳ちょっと超えたくらいか。皆さん、ジェントルマンだ。こういった方々が今後段々増えていくだろう。来年になるとさらに何人か入ってくるのは間違いない。
 3時半からは町長や農協関係者を招待しての新年会。総会に来られない方も来てくれて結構盛り上がる。3時半から飲み始め結局閉めたのは8時半、5時間近くビールを飲み放し。お陰で風邪が吹き飛んだような、悪くなったような感じ。身体の中が洗われたのは確かだが、未だ、咳はでる。でも、酔っぱらわず最後まで覚えていたなんて、一応副会長という立場そうさせたのかな。1月17日晴れるような雪が降るような日だな。でも、除雪車が朝一番でやってきてくれている。
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