二人で朝7時半過ぎからニセコゴルフコースを廻る。ハーフを終えて時計を見たら何と1時間で廻ってしまった。そして次のハーフは待つこともあったが1時間半で廻り、ゴルフワンラウンドを2時間半で終了する。
そして午後から札幌に向かった。学童野球のニセコチームの試合を見たくて出かけたのだ。たまたまホテルの無料宿泊券があったため、行くかとなった。
ホテルに車を停め、地下鉄で札幌コミュティドームへ。札幌の地下鉄の駅で驚く出来事があった。異常に人が並んでいたのだ。とても並ぶ気になれず「手売り」していた土・日専用のカード「土日か」という切符を買う。並んでいた後ろの人に聞けば「嵐が来ている」という。何のことが最初は解らなかったが、そんなグループがあったな、と。それにしても嵐でこんな風なるのかと驚く。
フライが見づらそうなドーム球場での試合。ニセコのシートノックが始まる。ニセコのチームにしては期待あげられていた。立派なシートノックだった。その後の相手チーム札幌フリッパーズ、このシートノックは「うぅーん」とうなるものだった。小さいキャッチャーが強肩、ボール回しが違った。これは3点差以上でやられるな、と。
不運もあった。三振撮ったのに振り逃げされた上にボークを指摘され、いきなり無死三塁。2番バッターにライトオーバーの3塁打を打たれ、いきなり2点先取される。そして3回には3,4番にレフトオーバーの2塁打で1点、4回には一挙5点を挙げられ8点差で5回コールド負けを決した。
打てなかったと言うより相手が強かった。ニセコも2回4番がセンター前ヒットを打ち無死1塁。5番がいい当たりのセカンドライナーでダブるプレイ取られるなどツキもなかった。5回で8個の三振を取られ、ヒットは2本。まあ、完敗だがいいだろう。立派だった。
その帰り、一人でホテル近くの寿司屋に入る。去年2度ほど入った寿司屋だが、マスターの息子二人が高校で野球部に入っていたこともあり、「フリッパーズ、あそこは強い」と。
俺が入った後、「一人ですが」と若いスマートなアンちゃんが座席一つ置いて座った。俺がビールを頼めば、アンちゃんもビール、冷酒を飲み始めれば冷酒。呑むペースは同じだったが「お勧めを適当切って」とか「適当に握って」とか俺と注文の仕方が違う。「なに、出張なの」と話しかけた。医者だった。学会が札幌であり、7000人が集まっているという。
その彼と近くの居酒屋でさらに一杯。そして同じホテルに泊まっていたのでホテルに戻るが、そこにギャル二人が同じく帰ってきていた。聞けば仙台から嵐を見に来たという。嵐が来ればこんなに人が動くのか。凄いな嵐は。
7月31日朝。札幌のホテルにて。