元ベース弾きの田舎暮らしは

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年末・年始事情 Ⅲ 「実家の建替え」決断!

2008年01月03日 | 住まい、場所


年末の帰省の大きな目的がふるさとの家の扱いです。
古民家再生か、さら地にしての立替えか。
調査していただいた設計士さんとお会いしました。

結論は「建替え」です。

築120年のボロボロの家です。
新築から今まで、数回手直しをしているそうです。
私の知らないつぎはぎ部分があるのです。生まれる前の改造ですから。

現在の構造を生かして、改造もできるそうですが、制約が結構あります。
かつての増改築時の。屋根の継ぎ目からの雨漏りのため、全面改造が必要なこと。
石の上に乗っただけの基礎の脆弱さ。この補強のための大掛かりな施工。

かかる経費に見合う出来栄えが難しいのです。
ならいっそのことさら地にして、新築する方が良いとの結論です。
(しかし迷いが吹っ切れたわけではありません。古い家に愛着があるからです。)



家は、石垣の上に建っているため、奥の間からの景観は抜群です。
幼い頃から見てきたこの景色の為に、Uターンを決意したようなものです。

しかしこのことが又難問です。
資材搬入の車が使えず、手作業か搬入経路の新設が必要なのです。
先祖は、良くこんな高い所に家を作ったものです。

ふんだんな資金があるわけではありません。
サラリーマンの経済状況は厳しいのです。
四人娘の教育費は、家数軒分の費用です。
でも親として子供たちの希望の道に進ませてやりたいのです。

建築費用、教育費用、NPO立ち上げ費用。
破産しないようにできる範囲で進めます。

お金はありませんが、60歳からの「生きている」あかしを求めます。

画像は  私の好きな「奥の間」と外に見えるイチョウ
      母の好きな階段上の「藤の木」うっすらと積もった雪の中
コメント (12)
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