元ベース弾きの田舎暮らしは

60歳で田舎にUターン、素人の「米と野菜」作り
音楽が縦軸の人生
就職相談・紹介が「天職」

「この人は誰だったかな?」 老いの困惑

2008年01月08日 | 日常


昨日は、500人を超す参加者の賀詞交歓会でした。

皆 業界の関係者ですから、顔見知りが多いのです。
ところが見知った顔なのに、会社名と名前が出てこない人がいます。
胸の名札で確認するのは、失礼なので、「やあやあ」と言いながら、
思いだそうとするが出てこない。あせります。

しかし 正月のあいさつでなんとか切り抜けますが、冷汗です。

こんなはずではなかったのです。
営業ですから、名前を忘れては、失格です。

最近 タレントの名前をはじめ、固有名詞がすぐに出てこないので、
つい「あれ」とか「それ」とか代名詞のオンパレードです。
家族から「何?」とか「誰?」とか聞かれると慌てて余計に思いだせません。

海外ものの小説の登場人物も覚えきれずに、前のページをめくって確認する
こともたびたびです。

最悪なのは、数分前に手に持っていたものを、どこに置いたかわからない
ことです。部屋の鍵とか、携帯電話とか。

今でさえこのような状態で、定年後どうなるのかを考えると、ぞっとします。

        

そう言えば、昔ジャケットが気にいって買ったレコードが家にもう一枚あった
ことも一回や二回ではありません。
昔から記憶力が悪かったのかも知れないと思うと、妙なところで「ほっと」します。

誰にでも訪れる「老い」の「おそれ」や「寂しさ」を感じた昨日でした。

画像は 昨日の賀詞交歓会の会場のホテル
    実家の「裸」のイチョウの木

コメント (8)
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