一昨日 テレビ「・・ピカソ」でフォークの名曲が流れていました。
初めて見る番組ですが、聞き覚えのある曲が次々と出てきます。
なかでも「22才の別れ」は私の好きな曲です。
ギターのイントロを聴くと胸がキュッとしめつけられます。
女性の立場からの歌詞が、泣かせるのです。
伊勢正三の名前や風のグループ名もよく知りませんでした。
このころ就職数年後でクラシック三昧だったころです。
しかし 異なるジャンルの音楽にも心を惹かれていました。
クラシック至上主義の私の内部に芽生えた新しい「風」でした。
この少し前の南こうせつ(かぐや姫)の「神田川」も印象に残っています。
自分とは縁遠い「都会」の匂いがします。
こちらも女性の立場からの歌です。
どうもこの手の歌詞に弱かった自分を思いだします。
今住んでいる、単身赴任のマンションの前を神田川が流れています。
護岸工事が進み、イメージと大きく違います。
汚いどぶ川でなく、水鳥の多いきれいな川です。
もう30年以上の前の歌ですから、当然でしょうが。
最近 団塊世代への「メッセージ」か「媚(こび)」かわかりませんが、
フォークの番組が多い気がします。
それとも昔を懐かしむ、自分の「老い」がそう思わせるのかも知れません。
画像 テレビの伊勢正三
同じく南こうせつ
単身のマンション(右側)と前を流れる神田川
かぐや姫さあど、というベストアルバムLPを持ってますが神田川が群を抜いています。彼らほどの才能をもってしてもそれを越える名曲は出現しなかったですね。
今朝、こちらのTVで「題名のない音楽会」を布団の中で聞いていました。岩崎宏美がメインでした。
声は年相応におちてはいましたがなかなか見事でした。残念ながら復帰以降いい曲に恵まれませんね。
彼女が1984年にNHKの505スタジオでライブ録音したFMのエアチェックテープをまだ持っています。若いだけに高音の伸びが素直でとてもいいです。基礎のない歌手はライブではその限界をすぐに出してしまいますが実に安定しています。終曲は例の「マドンナたちのララバイ」です。
好きだと思っていたのとは違って、その独特の世界観が気になっていたのでしょう。
覚えていませんが、みかん箱に立って「ブルーシャトー」を披露していた子供だったらしいので、唄が単純に好きだったのですね。
風やかぐや姫、吉田拓郎など、少し年上の「ラジカセ」から流れてきたのをよく聴いていた思い出があります。
思えば、歌詞の切なさにあこがれていたのでしょう。
物書きにあこがれていたのもこの頃だった気がします。
私にはブラスバンドとフォークが楽しくてたまらなかった頃の懐かしい思い出が一杯です。
先日のTVでは昔の綺麗な歌声で無かったのが少し
残念ですが、歌い続けている姿はやはり素敵です。
かぐや姫で一番好きだったのは正やんの作る曲。『22歳の別れ』も大好きな曲です。
当時はもう、どっぷりフォークに浸ってましたねえ。
懐かしいです。今でも聴くとじ~んとします。
そう、都心を流れる神田川も今はきれいになったんですねえ…。
同じ世代の共通言語とも言うべき音楽があるというのは幸せなことなのかも知れません。
神田川の印象は特に強いですね。
曲の素晴らしさもありますが、時代を反映していたのでしょう。
最近のシンガーや曲は、なかなか覚えきりません。
世代間ギャップを感じます。
マドンナたちのララバイは、私も好きです。
ふたばさん
歌詞の内容によって、好き嫌いが左右されます。
ふたばさんと同じです。
もの書きに憧れていらっしゃったんですか。
だから余計に言葉にこだわるのでしょうね。
ブルーシャトーは、新しい感覚の曲でした。
黄Tさん
伊勢正三の風の結成後は、「22才・・」しか知りません。当時 声の柔らかさにびっくりしました。
何十年も歌い続けることのむずかしさを感じます。
しかし懐かしさいっぱいの映像でした。
Reeさん
フォーク時代に育ったのですか。
ならば、その思い入れは強いでしょうね。
神田川は、きれいな川に生まれ変わっています。
単身マンションを決めるとき、川のそばが、気に入りました。心の中に潜在的に「神田川」があったのかも知れません。
ヒロノミンVさん
お若いですから、多分あまりご存じないでしょうね。
私の世代には、大きな影響と思い出を与えた曲です。
ヒロノミンさんが詳しいクラシックも数百年の時を超えて受け継がれています。フォークが残っているのは、それを聴きたい人たちがいるからでしょう。またそのことを語る仲間の存在があるからこそです。ご指摘の通りです。
今でも銭湯はあるのでしょうか?
「22才の別れ」も大好きな歌でした。
歌詞を聴いて切なくなったものでした。
懐かしいですね。
お疲れ様です。
今も小・中学校時代に録音したテープを聴いています。
実は昨日も「かぐや姫フォーエバー」のレコードノイズの入ったテープを聴きました。
インデックスは黄ばみ、自筆で書いた曲名がまた汚いんです。
しかし、僕の青春が詰まった「宝物」の一つです。
何十回何百回と聞いているのに、いまだに伸びることなく聞けています。。。
神田川。 中学1年のときにおじの出張について東京へ行ったとき初めてみた「神田川」のあの歌詞を思い出し当時どことなくあこがれていたように思います。
団塊の世代の方でなくても、僕らも十分に懐かしいです。
今日も帰って聴こう!!
歌われた「モデル」の銭湯は、廃業したそうです。
graziaさんの、若かりし頃の(失礼、今でもお若いと思いますが)ロマンティックな乙女時代を想像しました。「せつない」の言葉がついつい・・・・。
こばちゃん
子供時代の関心事?ずいぶんませていたのですかね。
こばちゃんの宝物を全部見てみたいですね。
おじさんは、確か議員をしていらっしゃったと前にお聞きした気がします。
私が初めて東京を見たとき、人の多さに驚いたことを覚えています。高い建物に気を取られ、人にぶつかりました。おのぼりさんだったのです。