元ベース弾きの田舎暮らしは

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年末・年始事情 Ⅱ 「千屋温泉」に行きました

2008年01月02日 | ふるさとの母親


年末 新見市北部の千屋温泉に行きました。
母と弟と一緒です。久しぶりの温泉でした。

千屋温泉は、母のよく行く温泉です。
岡山県北 新見の新しい温泉地ですが、結構人気があります。
スキー場が併設され、カップルや家族連れ、湯治客まで多彩です。

年末 寒波で冷え込みました。
周りが雪でした。鳥取県境に近い為、山陰からのお客様も多いのです。

母親は年間に数十回行きます。銭湯替わりです。
湯治とここを設計した今は亡き弟(私の叔父)を偲ぶ意味もあります。

母は、ここで働く人たちとは、顔なじみです。
駐車場整理の人や、フロント、支配人に挨拶すると、皆声をかけてくれます。

当日は、寒波のせいか人が少なかったのです。
スキー客の出足が遅れているようです。
でもこの雪で、正月はにぎわうのでしょう。関係者の喜びが目に浮かびます。



大浴場は、貸切状態です。宿泊客以外は少ない時間でした。
残念だったのは、露天風呂が雪のためクローズです。ここが目当てだったのに。

母親は息子達との温泉を喜んでいます。
嬉々として、温泉の説明をしてくれます。
足が弱ってきているために、暖めると気持ちがいいそうです。

日帰りの使用料が800円です。この設備でこの料金は安いのです。
食事も千屋牛の美味しい肉が評判です。母は肉は苦手ですが。

母親は、館内の客に誰かれなく話し掛け、すぐ友達になります。
昔 こんな母親を恥ずかしく思ったこともありました。
でもこの性格が、独り住まいの不安を克服できた源泉でしょう。

年末 温泉に入ることなど、気持ちと経済的な余裕は昔はありませんでした。
しかし 今から母親と過ごす時間は限られています。

年末 妹や弟が母親をいたわる姿に、自己中心だった長男の自分を恥じています。
遠隔地で、「能書き」だけの私に遠慮がちな母親の気持ちを、いとおしく思った年末でした。

画像  千屋温泉 露天風呂 (この日雪のためクローズ)
     新見市街地から千屋温泉への道(山の上は雪)
コメント (7)
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