農業じゆう人

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多摩「昆虫園」

2016年08月13日 13時00分05秒 | 話題
   東京の西部にある日野市。 その日野市にある「多摩動物公園」は、国内有数の動物園です。
   ライオンやインドサイなどの動物が人気を集めています。
   ただ、普通の動物園と違って、同園にある「昆虫園」は国内外で屈指の規模を誇るものです
     
   出かけたことがある方は分かると思いま死が・・正門を抜けて右に曲がる上り坂を歩くと・・
    チョウやバッタを展示する「昆虫生態園」に到着します。
           
   メーン施設である大温室は天井の高さが16㍍あり、6月には945羽のチョウが放たれたそうだ
   チョウの種類は10~20種類で、同園飼育展示係である担当の“秋川さん”の説明によれば
    “室内には毎月1000羽程度のチョウを放しています”と説明しています。

    大温室は一年中20度以下にならないよう、室温が保たれているんだそうです・・。
    飛び方の異なるチョウが共存できるように、様々な高さの植物が植えられています
    熱帯の草木の間を、日本最大級のオオゴマダラやクロアゲハ、鮮やかな黄色が目を引くチョウ
     タイワンキチョウなどがひらひらと舞っています。
    私が以前に行ったとき、ちょうど社会科見学で来ていた小学生の皆さんが、目の前を多数の
     チョウが飛んでいるのを見て“大きい! たくさん飛んでる”などと歓声を上げていました。

    昆虫生態園の反対側に建っている2階建ての昆虫園本館は、昆虫の体などを学ぶ展示が中心です
    模型とパネルでトンボが飛ぶメカニズムやゲンゴロウの泳ぎ方などを解説しています。
    昆虫に興味のある小学生ならば、夏休みの自由研究をしながら、楽しく学べると思います!
    1階にある虫とふれあいコーナーでは、オキナワナナフシやサツマゴキブリに触れられるほか、
     昆虫に関する書籍も閲覧できますよ~・・・
    
    本館に展示される目玉は、日本では同園でしか見ることができないハキリアリの群れです
    2群が飼育されており、体長3~25㍉の小さな体で葉を切り刻み、葉で菌を育てて生えてくる
     キノコを食料にする様子が透明のケース越しに見られます!
    葉を運んだり巣を作ったり、役割ごとに動きが異なるアリの社会性は、じっくり見ても飽きない

    室温20度以下、湿度ほぼ100%の環境で生息するグローワームもユニークな虫です。
    オーストラリアなどの洞窟に住むヒカリキノコバエというハエの仲間の幼虫で、暗闇で餌を
     とらえるために、お尻が青白く発行する。 暗闇で見るかすかな光は、夜空の星のようです
    “生まれたばかりの幼虫には、飼育員が1匹ずつ餌を与えるそうです”その手間にはビックリ
     (聞けば6月時点で600匹強を飼育しているそうです・・600匹?ですってよ!)

     フランスの博物学者で、「昆虫記」の著者でもあるジャン=アンリ・ファーブル氏は、
      “見ることは知ることだ”と語っています・・。

     虫が苦手な人は少々ためらうかもしれないが、久々に虫をじっくり見て見てください!
       生き物の不思議さを改めて考えることができると思います。
      特に、虫が苦手?嫌い!な小さいお子さんがいらっしゃるお母さん・・是非です

     ☆多摩動物公園アラカルト・・ここは都立の施設です。 
        開園時間は午前9時30分~午後5時まで。 休園日は原則、毎週水曜日と年末年始
        入場料は一般600円 中学生200円 小学6年生まで無料となっています。

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