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児童守る通学路

2023年06月11日 12時39分38秒 | 世間
  通学路での子どもの交通事故を防ごうと、警察や自治体が車のスピードを落とすエリアを
  広げているという。  車の最高速度を時速30㌔に制限する「ゾーン30に加え、
  ポールや隆起によってさらに減速を促す取り組みも目立ってきている。 速度の抑制で
  事故は3割減らせるという。 事故は新1年生が巻き込まれるケースが多いそうだ。 
  警察庁は保護者にも注意を呼びかけている。

 3月下旬、東京都墨田区の外手小学校近くの路上
 をランドセルを背負った小学生が歩いていた。 
 ゴム製ポールが整備され、道行く車も自然と徐行
 運転になる。緑色の「ゾーン30プラス」という
 路面表示が注意を促がしている。学校から道路を
 挟んで公園があり、早く遊びに行こうとする子ど
                   もの飛び出しが絶えなかった。 
  警視庁の担当者は「歩行者優先の安全な道路を整備する」と説明している。 区域内の
   最高速度を制限するゾーン30は生活道路の安全対策として2011年に導入された。 
  警察庁によると、整備により交通事故が3割程度減るなど効果が確認され
   ているという。 22年度末現在では4288カ所に設けられ、18年度末と比べ約
   2割増えた。
  ゾーン30プラスは車の速度をより抑えるため路面の隆起(ハンプ)やポールを加ええた
   新たな仕組みです。 21年度に導入され、国土交通省によると整備計画を策定した
   のは22年7月時点で全国15府県の33地区だったが、今年3月時点では122地
   区に広がった。
 警察庁によると、歩行中の交通事故による小学生の死者
 重症者数は22年末に330人に上る。新型コロナウイ
 ルスの影響で休校が広がった影響もあり19年に比べる
 と約3割減少したが、なお交通事故に巻き込まれる児童
 が後を絶たない。学年別では1年生が74人と最多で、
 最も少ない6年生(33人)と比べると2.2倍。 警察庁担
 当者は「低学年はまだ判断力が低く、急な飛び出しなど
 危険な行動が多い。登下校時に不慣れな新入生は特に気
 をつけてほしい」と話している。

  特に危険なのが下校時だそうだ。 小学生の死者・重傷者のうち下校中の事故だったの
   は86人と、26%を占めた。 登校時(43人)の2倍の水準で、状況別で最多だった。
  朝は集団登校を採用する学校が多いほか、地域住民の見守り活動が実施されている。
   一方、下校時間は学年やクラスによってまばらで、登校時と比べて事故への警戒が薄
   くなっているとみられる。

  事故を防ぐにはゾーン30プラスといった速度制限に加え、児童への注意喚起も欠かせ
   ない。 警察庁によると、保護者が一緒に通学路を歩き、交差点など危険個所を事前
   に把握させることが有効だという。 横断歩道のない道路は渡らないなど「まずは大
   人が交通ルールを守る姿を見せることも大切なこと」と忠告しています。
   確かに、子どもたちにいかに細かくルールを教えても大人が守らなければダメです。
   子どもたちは、こうした大人の行動をよく見てます。 大人が見本を示しましょう。