動画投稿サイト「ユーチューブ」に大相撲の時津風部屋のちゃんこづくりが紹介
されていた。 鶏肉5㌔やタマネギ、キャベツなどをダシの入った大鍋に豪快
に投入していく。 「うちの部屋だと5~6人で食べきっちゃいますよ」。
料理番の若手の力士のそんな解説には驚いた・・やはり凄いな~・・と。
先月30日に大関へ正式に昇進した同部屋所属の"正代"も、このちゃんこを糧と
して厳しい稽古に耐えたにちがいない。 精進のかいがあって、9月場所で
熊本県出身の力士として初の幕内での優勝を果たし、夢を手にした。 69連
勝の記録を持つ不出世の横綱、双葉山が戦後に再興した同部屋としては57年
ぶりの大関だという。
十両に上がった際、記者会見で「誰とも当たりたくない」と答え「ネガティブ
力士」なんて呼ばれた時期があった。 NHKの相撲解説で辛口解説で有名な
元横綱"北の富士さん"からは以前「素質はあるが宝の持ち腐れ」と厳しい指摘
もされていた。 だが、昨年11月場所での敢闘賞を機に、今年は2度も優勝
にからむ活躍を見せ、ついに遅咲きの大輪が開いた。
すでに新聞やテレビ・マスコミで報じられてご存知の方も多いと思いますが、こ
の正代、上位者にとって格好の稽古台だったようだ。 場所前は他の部屋の横
綱が訪れ、巡業でもよく指名されたという。 欠点といわれたあごを上げた立
ち合いが、逆に相手から「思い切り当たれる」と重宝がられたそうだ。
格上との試練に辛抱し実力を蓄え、迎えた晴れの日。
伝達式では「大関の名に恥じぬよう、至誠一貫の精神で相撲道に邁進してまい
ります」と口上を述べた。 この口上通りこれからも試練にも耐え得た経験
を活かしてさらに上を目指して精進してほしいと思います。
本文とは一切関係ありませんが、昨日10月1日から65歳以上の高齢者へのインフルエン
ザ予防接種が始まりました。 私共はまさしく高齢者なので先日早速予約をし今日早々
と接種を受けてきました。 私のようなバカ者は風邪を引かないといわれていますが、
今年はコロナのこともありますので用心のために受けてきました。
(埼玉県では高齢者については費用の負担ないのでお早めに接種されてはいかがでしょうか)