農業じゆう人

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“渡り鳥”

2014年10月19日 14時35分42秒 | 世間
 台風19号が過ぎ去ったあと、この時期としては強い寒気が流れ込み、一気に寒くなった!
 特に朝などは寒さが強く感じられるようになった!
 ここ一週間くらい一気に季節が進んでしまった感じでは?
 毎朝の“ウォーキング”には手袋も必要となりました・・
 でも今朝は、その寒さを吹き飛ばすような光景にあった
 歩いているると、どこからか不思議な音が聞こえた・・?
 立ち止まって聞いてみると通り過ぎた木々の上の方??
 ‘なに?’と音の方を確認すると発見できた!
 写真のように「コゲラ」が気を突っつく音だったんです
 そ~っと立ち止まって見ていると、いいリズムで作業中
 持っていた「ポケットカメラ」をズームいっぱいにして
  撮ってみましたがこんな程度でした~

      でも寒い朝での“ウォーキング”でしたが、いい光景に出合えて寒さも忘れました・・。
      我が街は、都心から25㌔圏内くらいに位置ですがまだ田舎っぽさが残っている所です
      そのせいか「カワセミ」が見られたり、「カッコウ」の声が聞こえたりします
      そして今朝は「コゲラ」 近郊にありながら何とも風情のある場所だと思っています。

   さて、これから冬にかけて「コハクチョウやツル」などの渡り鳥の姿が見られる季節になります
   何千キロメートルも離れた遠くシベリアの地から、冬を越すために日本へやってくる渡り鳥たち
   毎年この季節になりこういった話題を聞くと“ホント・たくましいな~”と感じてなりません!
   飛んでくる時期の正確さから、昔は農耕作業の目安にもされていたんだそうですョ。

   毎年気温の下がる時期は一定ではなく異なるにも関わらず、正確に飛んでくることができるのか?
   これは、気温の変化ではなく日照時間の変化を感じ取っているからなんだそうです・・へぇ~
   さらに、なぜこれだけ長い距離を飛ぶことができるのか?  
    一つは‘長い翼’。 翼の面積が大きいほど長距離を飛ぶには都合がいいそうです。
     (渡り鳥は、国内にとどまる鳥に比べて翼が長い傾向にあるんだそうですョ)
    もう一つは‘風’。 冬型の気圧配置になるとシベリアからの北西風が強まるそうです。
    渡り鳥は、この風に身を任せて南へ飛んでくるんだそうですって・・凄い
    長旅を乗り切るために、自身で気象条件を読み、飛ぶ時期を決めているそうだ。 頭いいな~

   飛行中も、ただ風に任せているだけではなく、方向や位置を確認しながら移動しているそうだ
   方向の目安としているのは、「日中なら太陽」・「夜なら星座」の位置なんですって・・
   これらが見にくい「雨や霧の日」は渡らず、とどまっている。位置も目で確認しているそうだ?
   これらは「伝書バト」が、飼育舎の上を飛び回り、次第に地形を記憶していくのと同じ・・。
   上空を移動中、目標となる高い山を記憶してると言われています。 
   凄い記憶・・! 本当に賢いな~!  方向音痴の人は‘恐れ入りました!’でしょうか!

    越冬したあとは、繁殖のために再びシベリアに戻るわけですから、
     安全な飛行は子孫を残すために命がけ、ですから知恵も工夫ももっているんでしょうネ

   こう見ていると、渡り鳥は、季節の変化を読み取るプロフィショナルだと思いませんか・・?
   その優美な姿やさえずりに心癒される「晩秋の入り口」が、すぐそこまできたようです。