農業じゆう人

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消費税(外税)

2014年10月15日 14時50分21秒 | 私事
 “一つ六銭だよ” 屋台のすし屋の大将に言われて、仙吉はつまみかけた鮪のにぎりを元に戻す
  仙吉の、ふところには四銭きり・・しか入っていない。
  多分これで足りると思ったのが計算違い、少年は逃げるように店を後にするのだった・・・。
 これ、“志賀直哉”の名作「小僧の神様」に出てくる有名な場面ですよネ

 大正時代の小僧さんのよう気分を、買い物の際に味わっている人も少なくないのでは・・?
  この春の消費税アップにともない外税表示が認められるようになったため、
  ときとして会計の段になって右往左往した!なんて経験ありませんか?  そんなの私だけか?

 今日、近くのスーパーで「インクカートリッジ」が安くなっているのをカミサンが見つけた
 ‘お父さん’“これから「インク」を使うことが多くなるでしょうから、買っておいたら”と
 ちょうど、パソコンのインク量の表示が半分以下を示しているので買いに出かけた。
 「3780円」か、こりゃ値ごろだな・・よし買うぞ!と千円札を4枚出してお釣りを待っていた
 レジ担当の方から“お客さん 82円 足りませんョ”っと 一瞬ポカンとなっちゃいました

    「外税を知らずにレジで天を仰ぐ」 「値札見て『込み』か『抜き』かと目をこらす」

  神戸元町商店街が先月、消費税をテーマに募集した川柳にもこんな作品が並んだそうだ
  レジでいきなり「8%を加算」されたときの負担感はなかなかなものだと思いません・・か
  私も実感しましたが、増税を否が応でも意識せざろう得なかったです
  ここにきての消費の伸び悩み・・こんなことが一因なのかも知れない。 違うかな・・?

   僅かな差でも「イチキュッパ」に引かれるのが人の世ではないでしょうかネ
   なのにつれない外税表示だが、再増税のあかつきには「内税表示に戻る」と言われても
   「10%」が頭に浮かんでこれまた心乱れてしまうのが貧乏一家の我が家

      かの小僧は、やがて「鮨」をたらふく食べさせてくれる紳士に出会う
      消費を盛り上げるそういう「神様」は、どんな政策か?企業の知恵か?

      日本の企業の知恵・努力は一部はあり得るが・・政策は全く期待できない!
      足りなければ、政策などはなく「増税」すればよい!ですから