農業じゆう人

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クーペリナ

2013年04月04日 11時42分49秒 | 話題
      今朝ほどNHKテレビニュース中で『2億7000万年前の古生代の地層で「クーペリナ」の化石が発見された』と伝えていた。
      何気なく見ていたら映像の脇の方に「栃木・佐野」と表示されているのに気付いた。 あれっ?と思っているうちにアナウンサーが「山菅(やますげ)」といった
      咄嗟に、オイオイこれ俺の田舎の葛生じゃないの? そう言っている間にもニュースは進み「佐野市葛生化石館」とまで聞き・・ホラ・やっぱりな!と
      我が街は、昔から「石灰石・ドロマイト・砕石」などを産出している田舎町・・。 2005年2月に合併で「佐野市」となったが、それまでは「葛生町」でした
      一時は『葛生原人』が出た町として知られ「上野にある国立科学博物館」にその“葛生原人”が展示されていたという町でもあります。 歴史はあるんですよ!
      私が生まれ育った「旧・葛生町」のことを書き込んでも何の役にも立ちませんな? 他に何もない・・単なる町の紹介だけでにしかならない

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      そもそもニュースで伝えられた『クーペリナ』ってなんなんだ・・?
      下の一番左の写真が、NHKで放送された時の映像です・・が、これを見たって・・私のような‘能無しのボンクラおっさん’にはマジなんじゃいなでした?
      2枚の殻を持つ貝のような形で、殻の中に餌をとるための多くの触手がある生物 で、かつて海の浅瀬に生息していたと考えられているとか?
       
              

       化石はご覧のように「2㍉」ほどの大きさで、旧・葛生町の山菅町のある石灰岩生産地の地層で採取された石灰岩の中から見つかったと・・・
       発見された「クーペリナの化石」が見つかったのは「アメリカのテキサス州西部・ベネズエラ・タイに続いて世界で4例目」なんだそうです。
       国内では初めてだということなんだそうです。  発見された「クーペリナ」は2種類でいずれも体長「2~2.5㍉」
       一つは、アメリカ・ベネズエラで見つかったものと同種類だが、もう一つは6つ目となる新たな種類で「クーペリナ ニッポニカ」と命名されたそうです。
       クーペリナは、古生代ペルム紀(2億5千万~2億9千万年前)の生物で、腕足類の生物に付着して熱帯性の浅い海に生息したが絶滅らしい・・。
       今回・化石が見つかった地層は「2億7000万年前」には、アメリカ大陸と近いところにあって、その後・地殻変動で離れたものではないかと・・

         同館の“奥村学芸員”によれば「古生代・この地区一帯海と関連が深かったことを補強するものである」
         「クーペリナが見つかったことそのものが貴重な発見であるうえ、2億7000万年前の地理を知るうえで、大きなヒントになるもの」 と

            この化石は、岐阜県高山市の化石研究家“三宅幸雄さん”が、葛生町で採取した石灰岩の中から発見したそうです。
            同館が昨年、腕足類の展示会を開いた際に、専門家の“田沢純一新潟大名誉教授(考古学)”が分析し、判明したそうです。

            「クーペリナの化石」は、4月下旬ころから「佐野市葛生化石館」で公開される予定です
            同館に確認したところ、まだ正式に決めていないので日時は決定していない!とのことでした。 お待ちください

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            佐野市葛生化石館について   住所:佐野市葛生東1丁目11-15    電話:0283-86-3332
                                開館時間:午前9時~午後5時       休館:毎週月曜日  
                 
                        アクセス   車・・・・・東北自動車道  佐野藤岡インターから約30分
                                電車・・・東武佐野線 終点・葛生駅から徒歩10分