Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

昨日の高域の件続き2

2024年07月07日 | ピュアオーディオ


一般的に、JBLのコンプレッションドライバーを使用する時に、「Tr型アンプ」を使用すると、高域が「張り出し過ぎる」状態になる。音量バランスの面もあるが、「高域過多」の状況が多い。果たしてそれが「自然の音」として正常か?とは思えない。高音の「出過ぎ」と捉える様に感じる。


音のバランスを整える事が重要と感じる。一般的には中・高域にTr型アンプでは、「高域の出過ぎ」が問題となる。自然界での高域の存在は「極小数」である。めったに高域が協調される事はない。それが「ドンシャリ」の高域再生につながって居る。普通に我々が聴く音楽との違和感である。


私の求める「音質感」は一般に聴く生活騒音をそのまま出す事である。「普通の音」を出す事だと思う。「音質アップ」で辿り付いた境地は、現実の「暗騒音」の音である。電気仕掛けを感じさせない「暗騒音の音」が最もリアルで最高の音質であるという事。それは日常耳にする「ただの音」で有ると云う事。
下手にきらびやかな音であったり、高域が過多に多いサウンドとは違う。