Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

毎日「お守り」をしている

2024年07月21日 | ピュアオーディオ

自宅のシステムも毎日音を出して「お守り」をしている。こちらにもMJQの「ラストコンサート」のCDを置いている。オリンパスシステムと比べると「更に柔らかい音」になっているのが分かる。JBL本来のサウンドとは全く違う。ユニットはほぼJBLなのですが、ハイルドライバーとDECCAのリボンツイーターを組み合わせている。中域に1ワッターアンプを組み合わせ、音が飛んでこない様にセットしている。


自宅2階のシステムも、時々、SP-LE8Tと入れ替えて聴いていたが、最近はD208システムだけになって来た。低域の量感の出方が違うのです。D208システムの方が箱は小さいのに深々とした低音が出ます。この辺がクラシック音楽を楽しむのには欠かせません。SP-LE8TはJAZZ向きだなあ・・・と思う。


心が落ち着いて居る時はMJQ「ラストコンサート」

2024年07月20日 | ピュアオーディオ

毎日スッキリしない日が続いています。九州北部はまだ梅雨明していません。気温が高く、起きた時点で30℃も有るとなかなか歩けません。午後はオリンパスシステムで落ち着いた曲を聴いています。


MJQの「ラストコンサート」は好きな1枚。心が落ち着いて居る時に聴きたくなる盤です。このラストコンサートの後も、MJQは活動を再開していて、35年程まえは良く「ブルーノート福岡」に来ていました。確か3回ほど聴きに行った事を思い出します。それも「かぶりつき」の席で聴いていました。すぐ前でミルト・ジャクソンンがバイブを思いっきり叩いていました。しかし出る音は素晴らしくコントロールされていて「超1流の演奏」とはこう云うものかと知った次第。老いたりとは言え素晴らしい演奏でした。

中古で買ったアンプは2~3年かけて使える様にする

2024年07月19日 | ピュアオーディオ

1980年代の「オーディオ全盛期」の機器は、1970年代の黎明期の機器と違い、完成度が高くなっている。中古品で使うなら1980年代の機器はお勧めだと思う。但し、中古機器は「個体差」が大きく、現有システムとして使われて来た機器や、ほとんど眠ったまま放置されていた機器も有る。どちらにもメリット・デメリットが有るが、その機器を十分に性能発揮させるには「鳴らし込み」が欠かせない。


パイオニアのM4等は3年もサブシステムで鳴らし続けてやっと「活性化」した。同じ様に、ディネッセンのパワーアンプも3年以上かかった。

現在「鳴らし込み」をしているのは、アキュフェーズC-200L。このアンプも3年はかかると見ている。毎日2時間ほど鳴らし込んでいる。使っているケーブルが「内部を活性化」させるグレードなので2000Hr(約3年)かかるのです。70才を越えて3年待たなければならないのは時間的に少々辛い。

オーディオは求めてからの出会いが大切

2024年07月18日 | ピュアオーディオ

オリンパスシステムのサウンドは「ウーハー」で決まる。一般的にオリンパスシステムはS7RやS8R仕様が1970年代に輸入されていた。S7RやS8Rシステムに使用されているウーハー(LE15A)はシリアルNo20000番台以降になると思う。このシリアルNoでサウンドが大きく変わる。


私の使っているウーハーはLE15(シリアルNo1000番台)の代物。オリンパスのウーハーは当初入手した時点では、#20000番台のウーハーだった。「粘る様な低音」が特徴だった。なかなかこの癖には閉口した。そこで、シリアルNoを変えて、80000番台(8Ω黒フレーム)、30000番台(8Ω灰色フレーム)、20000番台(8Ω灰色フレーム)、7000番台(16Ω灰色フレーム)、1000番台(LE15 16Ωブルーフレーム)と試して来た。



癖が少ないのは#7000番台を使ってから感じた。それで、もっとシリアル番号の若いモノをと云う事で、#1000番台を手に入れた。聴いて見て感じたのは「殆ど癖がない」と云う事。LE15とLE15Aの違いは歴然でした。#1000番台のLE15はD130の様な鳴り方をする。コルゲーションコーンで有りながら、ノンコルゲーションウーハーの鳴り方に近い。それでいて低域が豊富。シリアルNo#1000番台のウーハーとの出会いがオリンパスシステムの完成度を上げてくれた。「音質」に拘ると、使うユニットにも拘らなければならない。良い出会いが有って、初めて良いサウンドに出会う。

1人でやっていたのでは、この様にユニット交換作業は出来ない。最低2人いないとユニット交換は難しいだろう。たまたま私は恵まれていたと云うしかない。

システムを「減らさなければ・・・」と思いながら増えている

2024年07月17日 | ピュアオーディオ

毎日午後はオリンパスシステムを聴いている。最後のシステムの前のシステムになると思う。今すぐにでも自宅に持って行きたいが、自宅のメインシステムが有るので持って行けない。


私の予測では、このD208システムが最後のシステムになると思っている。オーディオへの興味が薄れ、「音楽」だけを楽しみたいと枯れて来たら、多分このシステムだけになると推測している。2016年にD208を入手した時に、その目的で入手している。



そう云いながらSP-LE8Tなど買ってしまって、システムが増えている。おまけにアンプもストック品も含め増えている。今年は思い切って減らす方向に舵を切りたい。

音楽部屋のサブシステムについて

2024年07月16日 | ピュアオーディオ


実は、もう1台アンプを購入しようと考えている。プリアンプにアキュフェーズのC200Lを使いだしたので、対応するアンプとしてP-300Lを購入する予定。出来るだけアンプを、同一メーカー・同一グレードに組み合わせる事を基準に考えている。時間的には来年になるかも知れない。


サブシステムで使うにはチョッと重すぎるかもしれないが、C200+P300の初期型を使ったり、C3+M4を使った様に、純正のプリ+パワーアンプを組み合わせる事が標準であると思っている。C-200LにしてC-200で感じた「時代オクレ」の感覚がなくなった。現在でも通用する音質だと思った。出来ればC-200Vが欲しかったが、価格が高くて手が出せなかった。まだまだ他にも欲しいアンプが有る。現在古希を過ぎた年齢であるが、気力・体力と好奇心は旺盛である。現在の音楽部屋のSPは処分することになるだろう。

ノイズの出るのが段々早くなって来た

2024年07月15日 | ピュアオーディオ

先々週「新しい気付き」が有ると云っていた自宅2階の「お休みセット」のお話。


使っているサトリのミニプリ+ミニパワーアンプの「活性化」が進んでいる。「ブツ」ッと云うノイズは「ミニパワーアンプ」から出ている事が判明。このサトリのアンプは20年前に購入してあまり鳴らしていなかった。(使っていなかった)・・・昨年トラブルが出たので修理に出した。その原因は「回路内のプラス・マイナスの配線が1ヶ所逆で有った」との事。メーカー製作時のミスで有ろう。以前にも同じようなトラブルが有って修理をした。その後、殆ど使ってこなかった。今年に入り、システムを組んで本格的に鳴らし始めた。機器間の接続ケーブルや電源ケーブルはNo2グレードのケーブルを使用している。その関係で「機器の活性化」が起こっている。2ヶ月前は鳴らし始めて10分以上経ってからノイズが出ていたが、最近は3分以内にノイズが出る様になって来た。症状的に、この「ブツッと」ノイズが出ると、片chから音が出なくなり、数秒後、直ぐに音が出だす。ステレオ→モノラル→ステレオに変わって来る。5分もそのままにしていれば、その後はノイズもなく安定して使える。しっかり活性化して使いたいものだ。

大型システムのサウンドは・・・

2024年07月14日 | ピュアオーディオ

一般的なスピーカー(ブックシェルフスピーカー)の世界は、「音楽を楽しむ」為のモノだと思う。帯域的にも40Hz~20KHzまでの世界である。音量にも限度が有り、過大入力をするとクリッピングしてしまう。また、メーカー製の製品は色々な制約のもとに造られているので、必ずしも満足できる音質状態ではないモノが多い。


中・小型のスピーカーに対して大型スピーカーシステムにも言えるのは、メーカー純正では制約が多く、決してすべてが満足できるサウンドとはならないという点。大型スピーカーの特徴は、「朗々と鳴る」事と「大音量再生」が可能になると云う事。音量一つで「生演奏レベル」にする事も出来る。




そもそも大型SPの定義も殆どないに等しい。個人的には38cmウーハークラス以上の低域ユニットを使ったシステムだと定義している。ALTECのA2やA4、バイタボックス#バスビン見たいなシアター用SPは50畳以上の部屋で使う様に作られている。日本では極限られた方だけが使える代物だ。一般的には38cmWウーハー仕様のプレイバックモニタースピーカーぐらいまでが、一般リスナーには限度だと思う。



オーディオの歴史は100年以上あり、古い物ではウエスタンサウンドの22Aホーンや15Aホーンを使ったシステムもある。46cmウーハーや「ミラーホーン」と云った巨大なスピーカーも有る。ただ「音質・質感」とは無関係な場合が多い。これらを「素材」として「自分好み」に作り上げていくのがオーディオ趣味の醍醐味だと思う。

オーディオ趣味とは何だろう?

2024年07月13日 | ピュアオーディオ

オーディオ趣味とは何だろう? オーディオ趣味とは「ステレオで音楽を楽しむ事」で有る。聴く音楽のジャンル(クラシック音楽・JAZZ・ポップス・フォルクローレ・映画音楽・演歌等)によって「求める質感」が違ってくる。一般的にクラシック音楽と云っても、15世紀~21世紀までの時間に経過が有り、その時代時代でスタイルが変遷して来ている。また編成も器楽曲(ソロ楽器)から大オーケストラ及び合唱迄含んで来る。



JAZZもデキシーランドJAZZからモダンJAZZ・ビ・バップ、フュージョン・フリーJAZZと100年以上の変遷が有る。編成のシンプルなピアノトリオからビッグバンド・ボーカルまでと幅広い。要は「何をどの様な質感で聴きたいのか?」をしっかり自分の求める音として持っている事が大事だろうと思う。


一般的な家庭では、高さ60cm以下のブックシェルフタイプのスピーカーを使っている方が殆ど大部分を占めると思う。「音楽を楽しむ」だけならこれで十分と思う。大型スピーカーの世界とは違うが、ブックシャルフスピーカーのメリットを活かせれば良いと思う。大型スピーカーは設置スペースを取るし、音量も大きく出来るメリットも有るが、それがデメリットにもなる。アンプ類も高級品を組み合わせたくなる。趣味だからそれらを使う事に異論はない。あくまでも、個人の趣味の範疇で楽しめばよい。


私のステレオのサウンドの特徴

2024年07月12日 | ピュアオーディオ

私のステレオのサウンドの特徴は、沢山の機器(3ウェイマルチアンプシステム)を使っているにも関わらず、シングルコーン1発の様な「音のバランス」で広帯域でなっている事。音そのものも、ヌケ・キレ・ノビが有って、「余韻」が多い事だろうと思う。Tr型アンプ・管球アンプを組み合わせても音の繋がりは非常に滑らかにつながり、フルレンジスピーカーの様な音の出方をします。それでいてJBLのユニットを使っているにもかかわらず、飛んで来る音は皆無、むしろ「漂う様な音」を出して来ます。


オリンパスシステムに比べ、自宅のSP-707J+αシステムは、更に威圧感のないサウンドで「漂う様な音」の世界です。こちらはアンプ類を軽量化していますので「軽く弾む」サウンドに仕上げています。


自宅2階のシステムも軽いアンプでドライブしていますが、どちらかといえばオリンパスシステムに近いようなサウンドです。1階のSP-707J+αシステムを聴いてからでも「音質不足」をあまり感じなくなりました。