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ステレオで出ているサウンドは「総合力」の成果である。何処か1~2ヶ所変えたからと云っても、期待ほどには「音質」は上がらない。小さなパーツも含め、そのグレードを揃えなければ、悪い処の音質に引きづられる。必要条件の基礎的内容を充実させる事だと思う。
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音質アップを図っていく時には「玉石混交」になる。すべてを「玉」にしないと「石」の音質に引きづられる。これを延々と続けて行かねばならない。非常に気の遠くなる様な作業である。
オーディオが全盛時代だったのは米国では1960年代・日本では1980年代。もう既に30~50年以上経過している。当時の機器は贅を尽くして作られているモノが多いが、如何せん、時間が経ち過ぎている。良い物を集めて「修理」しながら使って行くしかないと思う。