Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

ステレオにも「一つの世界」が有る

2021年01月11日 | ピュアオーディオ

ステレオの「音質追及」をして来て、「オンリーワンの世界」を作って来た。オリンパスシステムはメインにJBLのユニットを使っているけど、一般に知られているJBLの音ではない。聴かれた方は、一様に「威圧感がなく、スムースな音のつながり、音数が多い・・・・」等々、おっしゃいますが、聴かれたサウンドはこのシステムの1/3の性能しか聴かれていない。決して「じゃじゃ馬なサウンド」は出さない。かなりリアルなサウンドだと思う。これはこれで一つの世界を持っている。「オンリーワンの世界」が有る。


オリンパスシステムに対して自宅システムはかなり雰囲気の違うサウンドになって来ている。こちらもJBLのユニットをメインにして組んでいる。ウーハーとホーンを除けば、ユニット自体は同じものを使っている。手を加えた部分もほとんど同じである。ウーハーの特性の違いと、アンプ類・ソース機器類の違い、及び、ケーブル類の違いがある。オリンパスシステムは「バランス伝送」に拘って作成した。これに対し、自宅システムは「RCAケーブル」にしている。



自宅システムは、「個人的に楽しむサウンド」で私の好きな「軽く弾む低音」に「トロリとした中域」、「キレとノビのある高域」を目指している。高域についてはまだ鳴らし込み不足で十分とは言えないが、ほぼ目標の世界になりつつある。いつまでも聴いていられる質感にしたいと願っている。



自宅システムのサウンドは、威圧感が殆ど無い。音数も徐々に増えて来ている。その関係で「音が面で出始めて」来た。ピアノもヴァイオリンもトロリと質感で、非常に耳に優しい。真夜中に聴いても家人が「うるさい」と云う文句も出ない。多分子守唄代わりに心地よいサウンドで眠れるのだと思う。

自宅システムも「オンリーワンの世界」を作りつつある。あと半年も鳴らし込めば落ち着いて来るだろう。

現在の関心事は自宅システムの仕上がり

2021年01月10日 | ピュアオーディオ

現在の最大の関心事は、自宅システムの仕上がり具合。マルチアンプ化して早10ヶ月を経過。累計鳴らし込み時間は1500Hrを超えている。先月の末までは、低域・中域・高域の「音のバランス」を取るのに苦労していたが、漸く音のバランスが整い始めて、非常に聴き易くなって来た。オリンパスシステムでは0.5W/chぐらいの音量が常時(90dbぐらい)だが、自宅システムは0.05W/chの世界である。多分90db以下の音量(小音量再生に特化)での再生である。それでいて「音痩せ」が無く、バイオリンの質感を云々言える処まで来た。


特に、チャンネルデバイダーと高域用のパワーアンプの活性化が進んで来た様で、バイオリンを始めとする弦楽器の質感が上がって来た。最近は「質感」の良さが何処まで良くなるのか?興味津々である。


ヒラリー・ハーンのバッハのバイオリン協奏曲など先月まではとても聴けたものではなかったが、最近はかなり満足の行く演奏(サウンド)で楽しめる様になった。2つのバイオリンの為の協奏曲では2台のバイオリンの「綾なす」音色を味わえるまでになった。さざめく様な弦楽器の質感にあと一歩の処まで来た。このまま鳴らし込むだけで、何処まで良くなるのか?実に楽しみです。毎夜、22時から1時間程「音楽を楽しむ」のが日課になりつつある。(毎日18時から22時まではTV音声で累計時間を稼いでいる)



サブシステムの鳴らし込みは輪番制に

2021年01月09日 | ピュアオーディオ

音楽部屋にある5セットのSPシステムを全てお守りするのは無理ですね。こちらのシステムは「輪番制」にしました。午前中にFM放送で鳴らしてやったら、午後からはお休みにしました。


メインシステムは毎日2時間は鳴らして音楽を楽しみたい。サブのDITTON15システムは午後1番に1~2時間鳴らしてやります。冬場にコツコツ鳴らしてやれば、春から秋まで安心して使える様になると思います。SPシステムを鳴らしてやる事が目的ですが、そればかりでは有りません。ソース機器のお守りもしてやらないといけません。使わないで放置すれば動かなくなります。特に「回転系」のメカニズムを持っているソース機器は、「回して」やらないと固着しますし、電源部のコンデンサーが劣化して行きます。長く使う為には、毎日少しづつ使ってやる事が1番です。

1980から1990年代の機器はもう30~40年も前の機器になります。2000年以降の機器でももう10~20年になります。10~20年と云うとアッと云うまです。時間の経つのは早いもので、いつまでも元気でいると云う訳には行きません。同じく「人」も年を取ります。若い頃50KgのアンプやSPを抱えて移動出来ましたが、現在では30Kgを超えるとお手上げです。

物欲との戦い・・・

2021年01月08日 | ピュアオーディオ

余分な機材がこんなにも有るのに、某オクのウォッチリストがまだまだ賑わっている。隙あらばまたSPを買おうとしている自分がいる。必死で物欲を抑えている。客観的な自分と感情的な自分のせめぎあいが続く。こんな生活を20年もやってくるとオーディオ三昧などスッパリ辞めて、別の新しい事を始めたくもなる。


このCORALのSPも「内部配線」はスーナーケーブルの入門用を使っている。これをNo2グレード(ゴールドスター)に交換すればさらに音質アップと音量アップをするだろうと思うが、まだ触る気がしない。「音質対策」もまだ手付かずの状態。そのうち、またリアバッフルを外して、ユニットの状態を確認したり、音質対策(半田の入れ替え)や内部配線の交換等もするだろう。そうなるとSPユニットが「化ける」のでますます手放すのが惜しくなってくる。いつものパターンです。

自宅システムの低・中・高域の音量バランスが定まり始めた

2021年01月07日 | ピュアオーディオ

自宅システムもマルチアンプ方式にしてから10ヶ月になりました。累計「鳴らし込み時間」も1500Hrを超えて来たと思います。機器の活性化度も上がっています。それは出てくるサウンドで感じる事が出来ます。


低域や中域はほぼ活性化していると思いますが、チャンデバと高域のアンプはまだまだだと感じます。特にチャンデバがヌケてくれない事には先に進まないのが現状です。50年前の古い機器ですので、まだ時々「ブツ・・・」と云う音も出ます。

チャンデバの低域BOOSTは写真では「6レベル」ですが、現在は「0レベル」にしています。低域は「3レベル」,中域は「10レベル」(MAX)、高域も「10レベル」(MAX)です。中域のパワーアンプの出力が極端に小さいので、中域を中心にした音量バランスを取る様にしています。それにしても、50W/chのアンプの高域がMAXレベルなのは、このアンプもまだまだなのか?ローインピで無理をさせているのか?まだ判断が付きません。

ただ出て来るサウンドは、「音が面で出て来る」様な感じになっています。センター定位が非常にしっかりしていて、左右のSPから音が出ている感じがしなくなりました。ヨーロッパJAZZをかけると、威圧感がなくトロリとした質感でいつまでも聴いていられる「ヌケ・キレ・ノビ」が出て来ました。高域が今一なので「ノビ」の点でまだまだ不満が有ります。

サブシステムの毎日のお守りにも疲れて来た・・・

2021年01月06日 | ピュアオーディオ


3セットのSPシステムをお守りするのにも疲れて来た。スピーカーシステムを増やすのは簡単だが、1度その良さを知ると手放すのが面倒になる。上の写真にある機材は「すべて不用品」ではある。ただ、まだ鳴らし始めたばかりの機器もあり、2000Hrの「鳴らし込み」の真っ最中。そう簡単には手放したくはない。


鳴らし込むには時間がかかる。毎日の積み重ねが必要です。2000Hr鳴らし込んだ先が本当の機器の実力。本当の機器の実力を知らないで手放す愚は避けたい。今までに何度も同じミステイクをしてきたからそう思うのかも知れない。

一度手放すと2度と入手は不可能だろう。特に変わった希少種の機器は特に手に入らない。

WE101Dプリアンプ+300Bモノラルアンプ×2のサウンド

2021年01月05日 | ピュアオーディオ


15年程前に鳴らしていたプリ+パワーアンプ。このアンプの組み合わせは「幻想的」な音色を奏でていました。この時のWE101Dの球の音色が忘れられなくて、今でも2台のWE101Dppパワーアンプを使っています。


当時は、「万能型」のサウンドを目指していたので手放してしまったが、今思い返すと、勿体ない事をしたと反省しています。WE101D球を使ったプリアンプは独特の音色(官能的)で、言葉ではなかなか言い表せない質感でした。ただ作りが粗かった。真空管直付けの配線(真空管の脚に直接半田付け)やコンデンサー類が多数使って有ったが、接着剤で固定して有ったりと、安心して使うには問題も多かった。今なら、作り直して安心して使える様にしてしまうのに・・・。



このアンプの組み合わせなら、ALTEC#620AモニターSPとの組み合わせで自宅システムは完了でしたね。それにしてももったいない事をした。


日本の国産スピーカーに興味が出て来た・・・

2021年01月04日 | ピュアオーディオ

国産のスピーカーに凝るきっかけは、D208システムに使ったツイーターの質感だった。JBLのユニットでないと出ないと思っていた「シンバルの質感」がいとも簡単に出た。SP-70の純正品のツイーターです。


次に入手したのが同じサンスイのSP-2005。このSPは1,973年当時、販売店で聴いていて、音が良い事は知っていた。当時はJBL#L-100を使っていたので、購入することはなかった。50年振りにこのSPのサウンドを確認して、「なかなか良い音」がすると感心した。このSPのユニット配置は、ミッドとツイーターが2個づつ使って有る。これは、私のメインシステムのユニット配置に相通づるものです。私より先に既にこの様なユニット配置が50年以上前に完成していた事に感心しています。突き詰めていくと同じ発想になる様ですね。


次に手に入れたのがCORAL FLAT6と云う16㎝フルレンジシステム。16~20㎝くらいの「フルレンジ」と云えばJBLのLE8Tが有名ですが、このFLAT6もなかなか大して同等以上の性能です。・・・こうやって国産SPを買いあさってしまいそうです。他にもYAMAHAの1000MやビクターのSX-7にも食指が動きます・・・がもうここまで・・・物欲を抑えないと部屋がSPで溢れてしまいます。オーディオマニアのサガでしょうか?

一人でやっていますので、もう大型システム(38㎝ウーハーシステム)は導入できませんし、既に3セット大型システムが有ります。一人で遊ぶとなるとどうしても「ブックシェルフ」タイプのサイズになります。重量的にも20Kgが限界値ですね。

プレイバック東京JAZZ「2017~2019 PARTⅡ」

2021年01月03日 | ピュアオーディオ

昨日はお正月恒例のNHK-FM放送の「プレイバック東京JAZZ「2017~2019 PARTⅡ」を楽しんでいました。毎年「東京JAZZ」の放送が有るので楽しみにしていました。


今回は、メインシステム・DITTON15、サブシステムのSP-2005・D208システムをFMに合わせて同時に鳴らして楽しみました。寒いのでメインシステムの前のコタツに入りながら、お茶菓子を摘まんでお茶を飲みながらリラックスして楽しみました。ちょっとおしゃべりが多くて音楽ばかりでは有りません。特にCDやMDをかけて楽しむ事もないので、「流し」のスタイルでゆったりと楽しみました。毎回、SPシステムと面と向かって聴くのは疲れます。

今年の目標は・・・。

2021年01月02日 | ピュアオーディオ

今年の目標は、昨年から持ち越しになっている「オリンパス部屋の洋間化」が1番目ですね。本来のシステムの性能の1/3ぐらいしか発揮できていません。もう少し広くすれば、「ステージ」がフォログラフの様に浮かび上がると思っています。そうなれば「オペラ」が楽しめますね。


2番目の目標は、サブシステムを減らす事。数が多すぎてお守りできなくなりつつあります。これでは「音楽を楽しむ」処では有りません。ただ減らすにも「物欲」との戦いが待っています。総システム数を3セットにしたい・・・と思っていますが、精神的に大変な苦痛ももたらします。3セットのうち、オリンパスシステムと自宅システムは固定です。残るはサブシステムを1つに出来るか・・・です。かなり厳しい選択をしなければなりません。

他には、持っている機器が古い機器が多いので、電源部のコンデンサーの劣化している物が多くなってきました。これらの修復も必要です。・・・ああああー「修理代」が嵩みます。