Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

JBL LE-375+ホーン に拘った

2024年06月05日 | ピュアオーディオ

私がJBLのスピーカーに嵌まったのは、18才の時、名古屋のオーディオショップでL-200のエネルギッシュなサウンドだった。「エネルギー感」が国産のコーン型ユニットやドーム型ユニットとは大きな違いがあった。L-200にはLE85+ショートホーンで中高域を出していた。この時に「コンプレッションドライバー」を使ったシステムが、JBLの高級機だと知った。そのうちに、LE375+HL90(お化けホーン)の組み合わせも聴いた。私にとっては「カルチャーショック」でした。「原寸大の音像」や「シンバル音」のリアルな響き・・・魅了されました。何時かは使って見たい・・・と思っていて、26才で#4343を最終のスピーカーとして手に入れたが、#4343に使ってあるのは#2420(1インチスロート)で、どうしても音像が「原寸大」にならない。


SS誌も13号辺りから150号を超える冊数を読みふけって来た。オーディオ評論家のS氏が自宅でパイオニアの低域に#375+HL88(ハチの巣ホーン)を組み合わせ、SP-707Jの菱格子をオリンパス風に加工して使っておられた。一目でスタイルが良い・・・良いセンスだと感じた。そして、51才でJBLの純正箱C50の1発ウーハー箱(S6仕様)を手に入れ、ウーハーLE15と#375+HL88(ハチの巣)を手に入れ、高域に#075や#2405を組み合わせて鳴らし出した。この時点ではユニットはノーマルなので「ジャジャ馬な音」でした。HL88のショートホーンからは「耳をつんざく音」がすっ飛んできます。8畳間辺りのニアフィールドでは使えないと判断しました。そこで、内部配線の交換や「分圧」のスキルや、LE85を高域に使う事、試行錯誤を重ねて、5年程で、8畳間でもうるささを感じないレベルまで仕上げました。



更に、音楽部屋に持って来て、ケーブル類を大幅にグレードアップして現在に至っている。現在はニアフィールドで有りながら、うるささを感じさせないサウンドで、ヌケ・キレ・ノビを感じさせる満足できるサウンドに仕上がりました。


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