Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

団塊の世代の方たちが「断捨離」し始めている。

2021年01月16日 | ピュアオーディオ
団塊の世代の方たちももう70歳以上になって来た。団塊の世代は「物の無い時代」に少年期を過ごしている。甘いお菓子等あってもとても買えない状況の経済状況に日本全体がなっていた。音楽にも飢えていた。都市部から少しづつ経済的に余裕が出て来ても、田舎の方まで回るには20年以上かかっている。

中学卒業者が「金の卵」と呼ばれていた高度経済成長期に片道切符で上京された方も多いと思う。自分もショルダーバッグ一つで田舎から都会に出て来た。そんな時に「音楽」を聴くことが非常に慰みになってくれた。その延長線上に「オーディオ」(ステレオ)が有った。時は1970年代、爆発的にオーディオ機器が出現し、大きなマーケットになっていった。

オーディオに凝ると、大型化・高音質化・・・と価格もすごくなるが大きさも一人で扱えないサイズになる。オーディオ雑誌で過去の名機や新着の最新機器等の紹介記事が雑誌をにぎわせ、「オーディオ全盛時代」が1980年代にやって来た。

1950~1970年代の名機達が、某オクを見てると時々出品されることが有る。結構な寮出る時もある。50年以上に機器やSPユニット等、「オーディオマニア」でないと持っていない代物である。オーディオを趣味にしているものには「お宝」でも、オーディオに興味のない方には「ゴミ扱い」される。悲しいかな?



自分も奥方から言われている。「ゴミ(オーディオ機器)は早く処分してね、後の者が処分に困らない様に・・・」と。おいおい私はまだ60代だよ。そんなに急がせるな・・・と云って宥めているが、いつまで続けられるものか? 機器を少し集め過ぎました。少し減らして行きたいとは思う。