Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

次のステップの準備

2018年07月21日 | ピュアオーディオ
ラインケーブル・SPケーブル・SP箱内配線のグレードアップが終わっている。残るは電源ケーブルのみ。

残りの電源ケーブルを作る為に、熱収縮チューブ・外装スリーブ・ロジウムメッキYラグ端子・そしてケーブル材の発注を完了した。今週から来週にかけて入荷するだろう。

作れる材料が揃ったら、すぐさま電源ケーブル作りを再開したいと持っている。オリンパスシステム用と自宅システム用を完全に全てのケーブルを「シリウスグレード」に統一していまいたい。

この2セットの電源ケーブルが終われば、後は気分次第で止める事も可能。気持ち的には一気呵成に仕上げて「鳴らし込み」のみに専念したい。

「水平展開」は一気に時間をかけずに進めるのが私のやり方。もうその先の事を考え始めているから・・・。

とにかく全てのケーブルを「シリウスグレード」にすれば、ケーブルのグレードアップをこれから考えなくて良い。当然「材料費」を考えなくて良くなる。残るは「機器の選定」が必要かの判断と、不用品の処分になる。これが済めば「最後の関門」・・・「部屋」の確保に入る。部屋を改造して使える様にして行く予定。

毎日メインシステム・サブシステムを聴いている

2018年07月20日 | ピュアオーディオ


毎日メインシステムとサブシステムを聴いている。先月からラインケーブルの総グレードアップ、電源ケーブルの入れ替え等と「グレードアップ」をしているから、その音質の変化を聴きながら音楽を楽しんでいる。

メインシステムは基本的に午後1時から4時くらいまで、リクライニングシートに腰かけて、システムと対峙する様な聴き方で聴いている。ラインケーブルと電源ケーブルの交換をしている最中なので、以前ほどまとまったバランスではない。その中でも、ラインケーブルの効果として、「音数の増加」を感じている。その結果、サウンドそのものがかなりリアルな表現をしている。「生に近い音」になる。音数もCDの中の情報を全て取り出している様な情報量で、「暗騒音」の出方が顕著で有る。例えは楽器のきしむ音や足踏みの音、ドアの開閉の音等、非常にリアルで有る。方向性(トレンド)としては正常な進化をしていると思う。残るは「機器の活性化」だ。

使うケーブルのグレードを上げる度に「活性化」が必要になって来る。以前の様に使っているケーブルのグレードで完全に活性化していると、SPが鳴って居る事を全く感じない(SPが消える)状態まで行っていたのが、まだケーブル交換したばかりでそこまでの「鳴らし込み」に至っていない。とにかく「鳴らし込み」で半年は立たないと同じ様な音にはならないだろう。



サブシステムもまだ「ふん詰まった」音のまま。こちらもラインケーブルを交換したばかり。こぽればかりは致し方ない。必死で鳴らし込んでいる最中だ。それでも一般のオーディオマニアの方のサウンドを音質面で軽く超えていると思っている。ケンソニックとLE8Tの組み合わせは、非常に聴き易いサウンドで、しかもフロアー型SPみたいに軽々となっている。

オルソンS-968とパイオニアのC3+M4のシステムもなかなか聴かせるサウンドを出している。大型SPを持っている方は、この様な20㎝や30㎝のフルレンジSPのサウンドを真面目に聴こうとしない方が多いが、このサウンドの良さを聴き分けるぐらいの謙虚さが足りないから、いつまで経っても上達しないのだ。音質から言ったらこのサブシステムの音質に負けている。技術屋は「謙虚であれ」と思っている。

5set目の電源ケーブルが完了

2018年07月19日 | ピュアオーディオ


新作電源ケーブルの作成も5セット目が完了。DACの電源にしました。取り合えず「時間のかかる機器」の分を完了しました。5セットも作ると、「作り方」も固定して作れるようになります。ケーブル材も、電源プラグ用ロジウムYラグ端子も在庫がなくなりましたので、今回はこれで一旦中断します。

次の準備として、Yラグ端子・熱収縮チューブ等の在庫不足分を追加発注を掛けました。ケーブル材も手配を掛けたいと予定しています。秋口にチョッと涼しくなった頃また再開したいですね。

オリンパスシステムの電源ケーブルの交換が終わったのは、①MD機 ②DAC ③プリアンプ ④チャンデバ ⑤低域用パワーアンプ の5本です。この状態でしばらく鳴らし込みます。

この次は、⑥CDT ⑦チューナー ⑧DAT ⑨中域用パワーアンプ ⑩高域用パワーアンプ ⑪パワータップ電源用×4本とあと9本必要です。

それが終われば、「自宅システム用」に6本必要になります。それに、MD機録音用×4本、サブシステム用×9本・・・・総合計=33本

33本の電源ケーブルが要るなんて・・・チョッと機器が多過ぎですね。自分で作れるから何とかなるが、これを市販品で同グレードで揃えようとすれば軽く¥2000万円は超えますね。多分市販品ではこのグレードの電源ケーブル・ラインケーブル・SPケーブルはないのではないか?と思う。



自宅システムのノイズがほぼなくなって来た

2018年07月18日 | ピュアオーディオ


自宅システムに新しく導入したクレル KST-100(2018.06.01)も導入して早1ヶ月半が経過して来た。導入当初はゴールドスターシリーズ電源ケーブルで盛大にノイズを出していた。1ヶ月以上電源トランスの「うなり」(ノイズ)が酷かったが、ようやく電源トランスの活性化が出来て「ヌケて」来た。これからは、電源トランスの先にあるデバイス達が活性化を始める。全てヌケルまでは半年以上かかると当初より予測している。多分12月辺りから正常な実力が出て来るものと予測できる。これらの一連の不具合は、何度も経験している事なのでほぼ予測できるようになった。



ただ以前WE101Dppパワーアンプを使っていた時の「耽美な世界」の表現とは違う。かなり現代的な音の世界になって来ている。7SPユニットをドライブできる点が気に入っている。将来的にはもっと強力なパワーアンプを欲しがるかもしれない。

まだ完全ではないが、「音楽を楽しめる」条件がそろって来た。最近はJAZZを掛けたり、バッハの全集をかけて楽しんでいる。現時点では「普通の音」である。ラインケーブルのグレードを「最高峰グレード」に上げたばかりなので、こちらも本領発揮までは約半年はかかると見ている。ただし、これからは、徐々に「音数」(情報量)が増えて来るので、音のバランスも整い、表現力の幅も大きくなって来て、ダイナミックレンジの拡大やスピード感が出て来る。

音楽の持つ「うねる様な表現」や弦楽器群のトレモロが「さざめく」様な鳴り方をしてくるだろうと予測している。一部その様な兆しが見える。とにかく今は「鳴らし込む事」が大事な時期、毎日4時間以上鳴らし込んでいる。

夏場 特に猛暑の中のオーディオは・・・

2018年07月17日 | ピュアオーディオ
夏場 特に猛暑の中のオーディオは・・・昔は「地獄」の暑さでした。現在では「熱中症対策」でクーラーの中で楽しめますね。

45年ほど前は家庭用クーラーもなく、暑くても扇風機でしのいでいたものです。またバカでかいアンプや真空管アンプの放熱量は「暖房機並み」のモノが揃っていました。

「暖房機」を掛けながら「クーラー」をかける贅沢な暮らしが良いのかどうかはさておき、音楽を楽しむひと時はありがたいものです。個人的にはこんな猛暑の時は「お守」だけに専念します。まず暑くて音楽を楽しむ気分になれない。

また各地で豪雨被害を受けて呆然とされている被災者の方を見ると、ひとり楽しんでいるのも気が引ける。雨の量ならこちらも負けない程降っているのですが、開けた高台にあるので水害の心配は殆どしなくて済む。その代わり、台風7号の吹き返しの風にはヒヤリとさせられた。

個人的に「全世界全員が幸せな生活を送ってほしい」(皆幸せが良い)と思っている。今回の様な豪雨災害が繰り返されれば、地方のライフラインは寸断され、ますます過疎化に輪をかけてしまう。この地区も老人の数が増えてしまって(各云う私も高齢者の仲間入り)若い人や子供が極端に少ない。

こんな先行きの中で「ピュアオーディオ」の趣味をやる方などどんどん少なくなって行くだろう。当然オーディオショップも減るだろう。そうなると触れ合う機会も無くなって、ますますピュアオーディオをやる方が減っていく・・・悪循環で消滅の方向に行ってしまう。

電源ケーブルも今回は後1セット

2018年07月16日 | ピュアオーディオ


電源ケーブルのグレードアップを着々と進めています。昨日は2セット完了し、オリンパスシステムに投入しました。

現在、①プリアンプ ②チャンデバ ③低域用パワーアンプ ④MD機の4セット交換を完了しています。材料も後1セット分で使い切ります。

電源ケーブルを作る専用のパーツが必要なので、また注文して入手する必要が有ります。残り1セットを作ったら一度清掃や整理整頓をして、部屋を片付けたいと思います。部屋が散らかっていると心が落ち着きません。

次の作成準備の為、購入すべき材料リストを作成し、こちらも着々と準備を進めて置きたいと思っています。

やっと2本目の電源ケーブル

2018年07月15日 | ピュアオーディオ


やっと2本目の新作電源ケーブルが出来ました。1本目が1m仕様、2本目が75㎝仕様です。短い方が沢山作れます。ケーブル材の在庫を考えると、沢山の本数が作れる方が良いです。しかし全部の電源ケーブルを交換するとなると40本近くになります。到底今の在庫では足りません。

電源ケーブルは「機器の性能」と「質感」を決めます。ラインケーブルやSPケーブルよりもより重要だと思っています。ただ機器内配線が細く、「活性化時間」がかかるのが難点です。今回は一連のケーブルのグレードアップの最後に持ってきました。

電源ケーブルは構造がシンプル(簡単)なので、いざ作り始めれば割と早く充足させられそうです。プラグやインレットはフルテックのFI-50にしています。このプラグやインレットは「音のキレ」や「情報量の多さ」と「質感の良さ」で採用しています。難点は価格がペアで¥5万円もする事です。ただし、個人的にはもう既に所有していますので、ケーブル材の追加だけで済みます。

次の展開の為の「材料費」の調達も目途が立ちました。現在は酷暑です。こんな時は余り作業したくありません。秋に丁度良い気温になった頃に、またこの続きを出来る様に材料の確保をして置きたいと思います。

今回作成した電源ケーブルは「オリンパスシステム」に使用しています。はじめは「自宅システム」にしようとも考えて居ましたが、やはり「メイン」のシステムにした方が良いと判断しました。

良い音の正体とはいったい何だろう?

2018年07月14日 | ピュアオーディオ
機器には「グレード」と云う曖昧な判断基準が有る。10万円のアンプと100万円、500万円のアンプでは「漠然」した差があるが、価格が同じででも「メーカー」が変わればその比率も変わって来る。

とかく「相性」の性にして誤魔化して来たのが「雑誌」のオーディオ評論家諸氏だと思う。果たして「相性」なるものが存在する所以は何だろう?

オーディオの「音質」に関係する「指標」が今もって良く判らない。電気特性的にも音響力学的にも「何が良くなれば音質が上がったと云えるのか?」がまだ良く判っていない。

「電気特性」と「音響」が組み合わさったのがオーディオだと思うが、どちらも「これが良くなれば音質が向上したとする尺度がない」のが現実である。

「尺度がない」と手をこまねいていては先には進めない。行動して「実際を変える」事をしている。今までは「音数」(情報量)を増やすには?と云う事で、機器のグレードアップ(高価格化)をし、「ケーブル類」のグレードアップをして来たが、ケーブルのグレードアップの方がより「劇的な変化」をする。

ケーブルで「劇的変化」を経験した事のない方はこの辺がまったく理解できないし、「価値観」の違いも有る。(ケーブルごときに大金は使えない・・・とか)

まだ自分の頭の中がまとまっていない。各論(アンプ・SP・ケーブル・部屋環境等)についての良し悪しはかなり固まって来たが、総合的に「何が良ければよい音になるのか?」が固まっていない。

自分は「原理・原則」を知りたいと思っている。行動には「仮説」を立ててそれを証明する様にしている。しかし、「管理指標」(尺度)が無い状況ではまだまだだ。個人の好みや機器の性にしている様では先はない。

新作電源ケーブル1st分完成

2018年07月13日 | ピュアオーディオ


今回のケーブル材にグレードアップした電源ケーブルの一番目の試作が完了しました。まだ音出しはしていません。これからオリンパスシステムのMDデッキに接続して試してみます。写真の内側のケーブルが新作ケーブル、外側がFURUTECH Alpha PS-950-18 (\19万円)。



1本替えたぐらいでは極端な変化は出てこないだろうと思っていましたが、しっかりしたサウンドになりました。同じケーブル材を使ったラインケーブルのインプレとほぼ同じ効果が有る様です。エネルギー感も強く、音数・解像度アップでより明瞭なサウンドになりましたね。良い電源ケーブルを使うと「見通しの良さ」(SN比の向上)が出て来ます。見事に1本だけでも音場が透けて見える様なサウンドです。

全ての電源ケーブルを交換すると、もっと劇的に音質アップすると感じます。早く全ての電源ケーブルを交換したくなります。

次は「電源ケーブル」の作成

2018年07月12日 | ピュアオーディオ
ケーブルのグレードを「統一」しようとしています。7年前にSPケーブルとSP箱内配線を「最高峰グレード」で配線していました。今回「ラインケーブル」(インコネクトケーブル)を統一しました。残るは「電源ケーブル」のみです。

今回はラインケーブルを揃えるのにケーブル材や熱収縮チューブ類を使い切ってしまいそうなので、「試作」程度になります。3日前から少しづつ取り掛かっています。なかなか進捗しません。昨日やっと1本出来ました。(手順が悪く、スリーブが取り付けできません・・・)

ケーブル材が「太い」のでうまくインレットプラグの中に納まってくれません。端末加工を一度失敗すると、バッサリ切って短くなりますのでチョッと困ります。一度端末処理の方法が決まれば後はコツコツと作業すれば良いので、1作目・2作目が「決断」の時になります。試行錯誤を経て量産に移行します。

ケーブル材の残り具合から判断すると、「自宅システム用」の分で終わりそうです。次の分のケーブル材の発注をしなければなりません。他の材料も揃えなければなりません。中古アンプが数台手に入る価格です。

これが「終わりのケーブル」だと思っていますので、手抜きはしたくありません。ただ早く水平展開させて、「鳴らし込み」のみにしたいですね。「鳴らし込み」に専念して音楽を楽しむだけにしたいですね。今回のケーブルは現在の所、市販の予定は有りません。