Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

JBL:#4311Bに手を加えるにはステッカーを・・・

2017年07月21日 | ピュアオーディオ
サブシステムのJBL:#4311Bを入手して約1週間。まだ接続が完全でない。音がカスレている。アッテネーターは毎日グリグリしていて、中・高域の方はほぼ問題無くなって来た。問題はLchのウーハーだけになって来た。考えられる事は①ボイスコイルをこすっている ②コネクターの接触不良 の2点。症状から①の方が可能性が高い。



ユニットを外すなら一緒に内部配線も交換してしまいたい・・・と思っているが、内部配線を交換する為には「ステッカー」を剥がす事がまず一番最初になる。このステッカーを剥がすのが一番厄介なのです。このステッカーの裏側にネットワークを留めて有るボルトの頭(+ドライバー)の部分が有ります。このボルトを外さない限りネットワークが外れません。

ステッカーの厚みは1㎜ぐらいの薄いモノでアルミで出来ている。これを剥がす時に傷をつけたり、折り目を付けたりすれば商品価値がなくなります。だからあまり積極的に触りたくありません。

#4311は3年前に1度ステッカーを剥がして内部配線を交換したことが有ります。その時に1枚ステッカーを傷モノにしてしまいました。予備に1枚ストックが有ったから何とかなったが、普通予備はないでしょう。・・・しかし、一度失敗していますから次回は二度と同じミスはしないと思いますが、二度有る事は三度有るとも言いますから、気力が充実している時に対処したいですね。現在は「熱波」の季節。作業するにはあまり良い環境では有りません。


システムの「お守り」で疲れてしまう

2017年07月20日 | ピュアオーディオ


午前中は「音楽部屋」のサブシステムを鳴らし続けています。#4311Bがまだ到着して間もない為、鳴らし込みをしてやらないといけません。FM放送を付けっ放して鳴らし続けています。



午後はメインのオリンパスシステムでFM放送をMDで録音です。毎週月曜から木曜日まで2時間づつやっています。その後録音したモノを確認しながら楽しんでいます。



夜はDVDの録画したモノやCDを自宅システムで鳴らしています。こちらは5年ほど鳴かず飛ばずの使い方をしていたので、しばらくは鳴らし込みになります。その中で、アンプの組み合わせやSPユニットの組み合わせをしながら「お守り」しています。

毎日毎日、オーディオ三昧な訳で・・・。こんな生活を夢見ている方には本望かも知れませんが、10年以上もこのような生活で「聴き続ける」訳で之も大変です。機器の「お守り」の為に生きているのか?と自問してしまいます。

7SPユニットを1台のアンプでは難しい

2017年07月19日 | ピュアオーディオ


先日、自宅のシステムが「つまらん音になった」と書きましたが、それはネットワークを修理したので、1台のアンプで7SPユニットを鳴らし始めて2日目の事でした。

全てのユニットから音が出ているかチェックした所、Lch#375からのみ「音が出ていない」事が判明。・・・よく考えてみると、7SPユニットをドライブすると、インピーダンスが1Ω程度になってアンプ負荷がかかり、7SPユニットを完全にはドライブ出来ないでいると結論しました。



ドライブするSPユニットは、低域:D130、中域:#375、中高域:ハイルドライバー、高域:DECAリボンの4ユニットで対応するようにしたら、安定して動作をし、質感も元の質感に戻りました。175DLHと#2405、ビクターリボンの3ユニットを休止させて使う様にしました。



何とか7SPユニットを安定して馴らせるようにするには、2台のパワーアンプが最低必要だと結論しました。7SPユニットを1台のアンプでドライブすると、どのユニットも中途半端な鳴り方になってしまい、音楽のエッセンスを引き出す様な鳴り方が出来ない様です。

不具合の内容も判ったので、しばらくは現状の4SPユニットで鳴らして行きますが、まだ負荷が大きいようで有れば、更にユニットの数を減らさざるを得ないと思います。しばらく様子を見てみたいと思います。何とか質感が戻って来ましたので一安心です。次の一手をどうするか考えて準備をして、更なる実験をしていきたいと思います。


まだJBL:#4311Bに手を加えるか迷っている

2017年07月18日 | ピュアオーディオ
私が使うスピーカー・アンプ・ソース機器には、「私流」の「音質アップ対策」を施します。サブシステムであるからと手抜きはしません。専用のアンプ群・ソース機器を一通り揃えます。セレクターでSP切り替え・アンプ切り替え等は基本的にしません。セレクターでの音質ダウンを嫌います。



今回入手したJBL:#4311Bは当分(3か月以上)はそのまま鳴ら
し込みます。ベンチマークとして耳に記憶させます。一つにはSPユニット自体が活性化していない事やアッテネーターのガリ取りをして、機器本来の素性の音が出るまでは手を入れません。

JBL:#4311には色々なバリエーションが有る訳で、#4312も加えると6~7種類になります。今回入手した4311Bは個人的には気の進まない機種に相当します。#4311なら○○と決めていましたが、図らずにも違う機種を手に入れてしまっています。この点が引っかかっています。

やはりここは○○を手に入れてから次のステップに行った方が良いのでは?と思っています。#4311Bはなかなかのサウンドを出してくれそうです。サブシステムにするなら十分納得できるサウンドを出してくれます。もっと人に勧めても良いと思っています。ただ古いSPですので外観が奇麗でユニットが奇麗でとなると探すのが大変です。



自宅システムはまた「彷徨い」を始めた・・・

2017年07月17日 | ピュアオーディオ


自宅システムのネットワークN500の20Ωのホーロー抵抗の「ルーズコンタクト」モードで耳になじんでいたサウンドが、修理後、定位は非常に安定して「カチッ」と中央に定位します。これはこれで良いのですが「幻想的な音の出方」が無くなりました。・・・つまらん音になった・・・と云うべきか?



定位が「有る様で無い・無い様で有る」と云った処で、「幻想的」なサウンドになっていたのかも知れない。中域を#375+ハイルドライバーの2ユニットで持たせていたので、#375からの音は消えてもハイルドライバーからの音は出ていた。

しばらくは鳴らし込んでシステム全体を「活性化」させる事が必要です。アナログプレーヤーも復活させたいし・・・。現状は毎日TVの音声として3~4時間鳴らし続けています。1ヶ月もすれば活性化して来るでしょう。

サブシステムのSPは#4311で決まり

2017年07月16日 | ピュアオーディオ


先日到着したJBL:#4311コントロールモニターを入荷依頼づっと鳴らし続けている。延べ時間は50Hrを越えただろう。最初の音出しでおかしかった左右のバランスも整い、音のカスレもなくなり正常化して来た。

D208システムでは足りなかった低域に不満が有ったが、この4311には不足感もない。内部配線もノーマルの状態でかなり満足の行くサウンドが出ている。サブシステムのSPはこれで決まり・・・にしても良いだろう。本当は「原点回帰」でL-100にしたい処。

JBLオリジナルの状態でこんなにも音のバランスが良くて、周波数特性的にも十分満足出来て(低域・高域の伸び)・・・おまけに非常にコンパクトで・・・と申し分ないスピーカーだと思います。40年前、L-100を鳴らしていた時は、後で#4311モニターが出て来て、「コンシュマーよりプロ用が良かったー」と思っていた事も有りました。JBLを使っていると最高級機種は「ホーン型」を使ったシステムになり、ホーン型のSPにあこがれていました。

現在JBLの3大ホーンシステムを持ち、D208システムを持っていても、この#4311は出色のサウンドですね。「白眉」と云っても良いでしょう。シンプルなアンプシステムで簡単に鳴ってくれます。色んな意味でコストパフォーマンスに優れたSPだと云えます。色々とSP遍歴を重ねて来ましたが、「一番最初に買ったものが一番良かった」と気付くのに40年も「回り道」をしてしまいました。

やはり2段積み上げは怖い

2017年07月15日 | ピュアオーディオ


昨日到着したJBL:#4311BWX SPを2段積み上げてセットしていました。ニアフィールドで座って聴くと見上げるような高さになる。やはり地震が怖い。早速1段にしました。



昨日接続した当初は、SPの左右のバランスが崩れていました。前オーナーのSPアッテネーターの位置もおかしな設定でした。それを全て「中間位置」にしましたら、ガリの為か?Rchの出力が25%ぐらい低く出ていまして、Lchばかり聴こえました。アッテネーター中間位置のまま本日朝6時頃からFM放送をかけっ放しにして「馴染ませ」ていましたら、夕方にはプリアンプのバランスをセンター位置に戻せるようになりました。

まだまだしっかりした接続になっていない様で、「音のカスレ」が有ります。しばらくは「正常化」させる為にFM放送をかけっ放して使っていれば治りそうです。かなり良くなって来ました。

#4311シリーズに使って有るツィーターは優秀ですね。素晴らしく良く伸びています。金気の音も出してくれますのでJAZZのシンバル音なんかもすごく良く感じます。

JBL#4311BWXがやって来た

2017年07月14日 | ピュアオーディオ


先日、某オクでつい落札したJBL#4311BWXが入荷しました。外観は綺麗との事であったがイマイチですね。40年前の製品に外観の綺麗さを求めるのは酷か?・・・長い間使ってなかったのか?おかしなバランスで鳴らしてあったのか?左右の音量バランスが狂っています。取り敢えずの「音出し確認」です。



ユニットはスコーカーが片側コーン破れを修理して有ります。おまけにセンタードームが潰れています。これは、予備機が有るので交換すれば良いでしょう。エンクロージャーも片側は、私も経験した「運送トラブル」の為と思われる傷が有ります。余りにもそっくりな傷です。これも修正して有りますが、完全補修は出来ませんね。

サランネットは前オーナー手作りのモノで、触っただけでぐらぐら壊れてしまいそうな代物でした。こちらは前回の純正予備サランネットが有りますので即交換しました。一応見てくれ的には何とかなります。



サブシステムのアンプ群です。D208システム用にサトリのアンプを当て、#4311用に管球プリ+SONY SRP-P2070を当てました。SPケーブルが無かったので、前回テストしたスーナーケーブル(青紫色)に急遽Yラグを半田付けし当てました。

しばらくはこのままFM放送を流しっ放しにして、「目覚め」させましょう。少なくとも左右の音量バランスが取れるくらいは・・・。(現在はプリアンプのバランスで対応) 

自宅システムでアナログプレーヤーの復活を・・・

2017年07月13日 | ピュアオーディオ
自宅のSP(サンスイ:SP-707J+α)の問題点もクリアし、本格的に復活させようとして毎日アンプの電源を入れ(3時間程)、最低1時間は聴く様にしています。

自宅では奥さんもいる訳で、TV・夕食・風呂の時間も有り、そうそう自分の思い通リの音楽三昧は出来ません。奥さんが寝室に引っ込んでからが試聴の時間です。そうなると1時間くらいしか時間が取れません。毎日続けて、機器を活性化させてやることから始めています。



昨夜は久しぶりに「アナログプレーヤー」も回してやりました。眠っていたとは云え、やるべき「音質対策」はきちんとやっております。特製フォノケーブルや昇圧トランス(パートリッジ製)はプリアンプ内蔵式、ターンテーブルには傾斜のついた真鍮製補助テーブルと純毛マット。アームはSMEの3012R、カートリッジはオルトフォンのSPUリファレンス。



久しぶりに聴いたアナログは、シェルとアームとの接触がおかしいのか?ややLch寄りのバランス。しかし、質感はCDPラインを越えています。低域の出方もこちらの方が更に良いですね。こちらもしばらく使ってなかったので「活性化」させてやる必要が有ります。



自宅には18歳から買いためたLPレコードが700枚程有ります。数が多いか少ないかは別として、少ない小遣いの中からコツコツ買いためて来たLPですのでなかなか手放せません。CDの方が枚数的には3~4倍有るかも知れませんが、思い入れが強いのはLPレコードですね。

またバカな事を・・・置き場所はどうするんだ?

2017年07月12日 | ピュアオーディオ
またバカな事を・・・見境もなくまたSPを買ってしまった。置き場所もない状態でどこに置くんだ?・・・

そもそも某オクのウォッチリストに載せていたのが間違い・・・。そこそこの程度でお値段も手頃だったので、ついポチっと行ってしまった。現在欲しいのは「パワーアンプ」の筈なのに、SPを買ってしまうとは・・・。つい先日古いアンプは買わないと決め、資金をストックするはずだったのに・・・。後悔しています。・・・また「お守り」の機器を増やしてしまった。ついでに「内部配線」も交換する事になるだろう。又面倒な手間とお金がかかる。



そのSPとはJBL:#4311WX。元々このSPは、私が初心者の頃使っていたJBL:L-100と同じユニットでサイズも近い。懐かしさが有る。以前内部配線の交換をして、ビックリする様な音のバランスと低域・高域の伸び・音数を体験した。現在は横浜の方でご機嫌なサウンドを出しているそうだ。自分でもそうだと確信したサウンドでした。



自分にとって#4311は懐かしいSPでも有るが、オリンパスシステムと同傾向のサウンドを小型にしたに過ぎないし重なってしまうので??なのである。

今週末にはやって来るので置き場所を考えてやらないといけない。さしずめD208システムの下に置くことになるだろう。幸いにもアンプは予備機が有るので間に合う。MD機もいっぱいあるのでソースには困らない。しばらくオリジナルの状態で鳴らしてから「内部配線」の交換をすることになるだろう。

あれもこれも・・・といっぱい持っていたい気は有るが、見境もなく増やしてしまうのは困りものだ・・・。