Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

JBLユニットを使ったシステムを作るには・・・

2018年12月03日 | ピュアオーディオ
オリンパスシステムやSP-707Jシステム、RCA箱Wフロントローディングシステムの3セットを作る時は、殆どバラバラにユニットやホーンを購入して作り上げた。

ウーハーにしろホーンにしろ、1セット購入してそのままスンナリと収まった訳ではない。同じものを3セット購入して、やっと揃えたモノも有るが、大抵は2セットは購入して、程度の良い物に置き換えてやった。ホーンなども「曲がった」(反った)モノや取り付け口の変形したモノ等あるから要注意だ。

ウーハーは特に大事で、オリンパス用のLE15にたどり着くまでに5セット以上、他の型番やメーカーを変えて比較している。比較的スンナリ行ったのはSP-707JのD130ぐらいかな?ここでも8Ωユニットから16Ωユニットへの比較はしている。RCA箱システムもJBL#2205×4個からD130×4個に移行しているが、その中間にLE15Aやガウスのユニット当たりも試している。

スピーカーシステムを作成するにあたり、JBLでは#001システムやS7・S8システムなど基準になるユニット・ネットワークの組合せが有る。それを確認して行く事から始めれば、自分に合ったアセンブリーシステムが作れるようになる。それをさらに発展させれば、オンリーワンの自分のシステムを作る事が出来る。

現在ではインターネットが使えるし、某オク等で調達する事も出来る。考えようによっては「アセンブリースピーカー」を簡単に作れる環境に有る。最後になったが、「箱」(エンクロージャー)はプロやメーカーの作ったものが完成度が高い。どんな「箱」を使うかによってもサウンドは大きく変わって来る。

最近はユニットが横向きや後ろ向きに作られている物まであるが、基本は「フロント」である。バックロードや折り曲げホーン、ミラーホーン等の手の込んだ「箱」が少なくなって、バスレフや密閉型の箱が多くなっている。手間暇かけて作られたモノほど希少性が高いと云えよう。