Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

1本のケーブルを作り出す事

2017年03月25日 | ピュアオーディオ
「音質追求」をして行ったら「ケーブル」にたどり着いた。中級クラス以上の機器のグレードを上げても「激変」レベルにはならない。「何故ケーブルで激変するのか?」・・・。

私なりに考えて見た。機器そのものの出すサウンドは十分あるのではないか?そのサウンドを「受け入れる・送り出す」ケーブルの性能の方が極端に低いのではないか?と云う事。機器は十分な性能を持っているのに、その前後のケーブルが機器のグレードに到達していない為に「伝送ロス」が大きく、「音が消えている」のではないかと思う。

実際にケーブルのグレードを上げて行くとどんどん良くなって来る。その指標として「音数」と「エネルギー感」をヒアリングで比較確認して行った。

ケーブルに対する認識が殆ど知られていない。実際にやって見なければ判らない事であろう。電源ケーブルで「機器のグレード」(音質)が変わる事や、その為に2000Hr位鳴らし込みの時間が必要な事とか・・・。

まずは、1本のケーブルを作り出す事が重要と思う。「伝送ロス」の少ないケーブルを自己開発するしか「現状打破」はないと思う。何故なら市販のケーブルでは「機器に負けてしまっている」からだ。

ケーブルは「増幅」等の仕事はしない。ただ「伝送」するだけだ。その伝送容量とエネルギー感の「伝送」をする時点で「エネルギー不変の法則」でロスが生じる。そのロスを如何に「極小化」するだけだと思う。