Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

RCA箱システムを数年振りに聴いた

2015年06月30日 | ピュアオーディオ


久しぶりに息子の処に行って「RCA箱システム」を聴かせてもらいました。現在このSPシステムは3ウェイマルチでCDP:ワディア#6、DAC:アポジー プリ:レビンソン:No380SL、 チャンデバ:F-25、 パワーアンプ3台(管球式GE6550pp及びGE6550シングルアンプ×2台…SuperTrail仕様)でドライブしています。

アンプが暖まって来るのに約1時間程かかりますが、暖まって来ると音の厚みとキレのあるサウンドがします。管球アンプ特有のトロリとした質感も有り非常に聴き易いサウンドです。JAZZを聴かせてもらいましたが、シンバルのブラシワーク等#375+HL90の組み合わせでないと聴けないサウンドがしました。ちなみにウーハーはD130(16Ω)×2発/chのフロントロードです。中域は#375+HL90+グレートハイルドライバー、高域はLE85+小型蜂の巣+#2405+デッカリボン+ビクターリボンの8SPユニットシステムです。

内部配線やSPケーブルも最高級グレードに統一しています。これで悪い音にはならないでしょうが、唯一「部屋が狭い」事が本領発揮を妨げています。8畳程度の部屋では「宝の持ち腐れ」です。部屋は狭くとも普段聴く分には差し支えの無い「柔らかい」サウンドです。威圧感は感じません。普通に使えます。それもかなり上品なサウンドです。