Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

真空管について思う事

2015年06月17日 | ピュアオーディオ
最近リバイバルの様に「真空管アンプ」を購入される方が増えて見直されていますが、一時的な懐古趣味で終わらなければ良いが・・・と思っています。

当該ブログランキングに参加されている「アキシオム80さん」の「古典管と近代管」ブログを読んでいて共感する部分が多く、同じ事を感じている方が居るんだな・・・と思っています。

真空管の歴史を理解しておく事も大切だと思う。ウィキペディアで調べると・・・以下抜粋。、

【真空管の歴史】

エジソンが白熱電球の実験中に発見したエジソン効果(1884年)が端緒となり、その後フレミングが発明(1904年)した素子が2極真空管(二極管)で、3極真空管(三極管)は、リー・ド・フォレストが発明(1906年)した。 既に白熱電球の製造技術があり、リー・ド・フォレストの真空管はウェスタン・エレクトリック社でもリー・ド・フォレストの特許のもとに生産に移され、1914年 には三極管は電話回線のリピーター回路に汎用されタイプM(101A)が製造された[10]。1915年のバージニア、アーリントン間の大陸横断電話回線の実験においては、550本の真空管が使われたとされている。使われた真空管はタイプL、タイプW、タイプSであった。アメリカ軍ではフレミングバルブを使っていたこともありフランス製の通信機を使っていたが、第一次世界大戦末期フランスからのRチューブの供給が滞るようになり、急遽、タイプJ(203A)から耐震構造化した受信用検波増幅管であるVT-1が、タイプL(101B)を元にタイプKの後継管として送信用5W型発振変調管であるタイプE(VT-2)[11]が製造された[12]。1929年には5極管(UY-247[13])が登場し、1935年に画期的なメタルビーム管(6L6)が登場、これにより基本となる真空管技術が完成した。

【真空管の形態】

① ナス管(1930年代まで)
② ST管(1930年代~1950年代)
③ GT管(1940年代~1950年代)
④ mT(ミニチュアあるいはミニアチュア)管(1950年代~末期)
⑤ サブミニチュア(ミニアチュア)管(1960年代~末期 )
⑥ ニュービスタ[17]管 (1960年代~末期)

以上抜粋。


(WE#101Dppアンプ)

真空管は今から100年前に発明され、1950年代には現在オーディオ用に使われている真空管の形が完成している。当時はヨーロッパや米国で生産されていたが、コストの面他の理由で「海外移転」が繰り返されている。1960年代には日本でも生産され、同時期に東欧やロシアも有る。以後中国等で生産されているが、形は似ていても中身は別物みたいに違っている。その例が「音質」である。他にも「バルブノイズ」や「寿命」の面でも後退している。300Bのシングルアンプが欲しかったけど、3セットアンプを購入して諦めた。WE300Bの入手が困難で、日本製や中国製の球では個人的に使い物にならなかった。特にSN比にうるさい私には「バルブノイズ」が致命的だった。


(STC#4033Lシングルアンプ)

現在もも管球アンプを使っているが、1950年代までの球しか使わない様にしている。使っている球はWE101DやSTC4033Lと云った今では「古典管」に分類される球に行き着きました。これらの球は音質が良い事と寿命が長い事が有りがたい。しかし、古い球だからと云って、「保管中」に逝かれてしまう球も有るので、どなたにもお勧めとは云い難い。現在まったく手に入らない訳ではないが、「価格」と「トラブル」の面でもうおいそれと手が出せる代物ではなくなっている。これからオーディオを楽しもうとされる方が居るなら迷わず「トランジスターアンプ」を勧める。寿命や劣化を気にせずに安心して使えるから・・・。