Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

JBL 蜂の巣ホーン(HL88)を鳴らすにはスキルが要る

2015年06月03日 | ピュアオーディオ


若い頃、オーディオ評論家の瀬川氏や菅野氏が使っていて有名な「蜂の巣ホーン」(HL88)に憧れました。特に菅野氏のJBL自作3ウェイシステムの佇まいには、一枚の絵になる様な感覚を持ったものです。



10年前にJBL「オリンパス箱」とLE15A、#375+HL88を思い切って購入しました。しかし、配線を繋いでそのまま鳴らした状態では、#375の「咆哮」が蜂の巣からストレートに出て来ます。パンチングメタルを多用したホーンなので、音がぶつかって自然に音の拡散が出来ると思われがちですが、真ん中の穴の部分はダイアフラムからショートホーンでダイレクトに出て来ます。その音たるや「耳をつんざく」様な凄まじいエネルギーを持って耳に飛び込んで来ます。当初は5分も聴けば「殺される」と思うほど凄まじいサウンドでした。



当初、低域にLE15A(8Ω)、中域に#375(16Ω)+HL88、高域に#075(16Ω)の組み合わせでしたが、#375からいきなり#075では7000~10000Hzぐらいが音のバランス的に「谷」が出来る様だと感じ、LE85+小型蜂の巣をツィーターの#075と並列で接続し「谷」をなくしました。

その後ツィーターは#075からプロ用の#2405に交換しました。これは単純に好みの問題です。シンバルの音色が#075ではチープに感じ、#2405の方がより好ましく感じたからです。この辺の原因やノウハウは十分に検討しています。

「蜂の巣ホーン」は見た目と違って使いこなしは難しいと思います。何より「ショートホーン」である事を肝に銘じて置くべきです。しかし、このホーンを上手く鳴らすと「円形の音の拡散」が得られ、#375の性能と相まってなかなかのプレゼンスを出してくれます。