Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

FB-7000が来たが・・・

2014年02月13日 | ピュアオーディオ

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手配していたFB-7000が入荷したが、半田付け部の半田が殆ど付いていない。一応動作確認で「音」が出ることは確認した。しかし、このままでは安心して使う気になれない。買う前に写真で「半田付け」に不具合が有ることはおおよそ検討が付いていた。ここは「手直し」しかない。

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最近「半田こて」を握る回数が増えてきている。今まで「半田付け作業」は殆ど息子にやらせていたのだが、もう手元に息子はいない。自らやるしかない状況にあります。もっとも時間もスキルも有りますので自分でやれば良いだけです。自分で納得できるところまでやれます。

FB-7000が作られていた時は「鉛半田」が使われていただろうと思います。今回は「鉛レス銀入り半田」に交換します。基板に殆ど半田が残っていない状況ですので、フラックスを塗って半田付けをして行きます。パーツ(抵抗・コンデンサー等)の裏打ちは、ランドが広いので簡単に出来ます。ただパーツは熱に弱いので時間をかけずに急いでやらないと、トラブルの元になります。

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問題は「ソケット部の端子の裏打ち」です。ピンが密集して隣のピンとの隙間が2mmづつ程度しか有りません。隣のピンと接触不良にならない様に気を使います。完了したらテスターで同通確認をして「OL」である事を確認します。一応左右対称の状態になりましたので、オリンパスシステムのFB-8000と入れ替えて確認して見ました。

中域と高域のクロスが8000Hzから7000Hzになっただけで結構イメージが変わります。7000Hzにすると「エネルギー感」が強くなり、別のシステムの音になった様な感覚を受けます。今まで8000Hzばかりでしたので、しばらく試しにこのまま鳴らして見たいと思っています。