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Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

部屋とSPシステムを組む前提

2013年04月18日 | ピュアオーディオ

普通一般には、現在有る部屋を利用して、欲しい機器を揃えてステレオシステムを作ると思います。「音質アップ」を求めて、次から次へ機器の入れ替えやケーブルの交換等をして行かれると思います。実際に私もその様に進めて来ました。

「どんな部屋でも使える様に・・・」と考えて、「生演奏」の雰囲気を持ちながら使える様に調整して来ましたが、今回オリンパスを移動してわかった事が有ります。

「部屋の強度」(特に床面の強度)で出せる音量が決まると云う事。出せる音量の限界が、遮音ではなく、床面の強度で決まる様だと認識しました。

低音の強力なエネルギーに対し、それを受け止める床面が限界を越えると「鳴き」出すのです。壁面は「球面波」で音を出す事で、5mmの厚みの壁材でも問題なく使えます。

逆説的に云えば、部屋に合わせたシステム作りをしなければ、部屋の影響を大きく受けると云う事だと思われます。

その事を無意識のうちにやっていたのが、自宅のSP-707Jシステム。D130と云う軽い反応の早いウーハーでないと使えない事を経験則で掴んでいた様だと思います。これをLE15Aみたいな重低音の出るウーハーにしていたら、今でも相当部屋との相性で苦しんでいたかも知れません。