Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

私のSPの調整方針

2013年04月02日 | ピュアオーディオ

私は「音数」に非常に拘って、「伝送ロスの極小化」を徹底しています。その為にケーブルも自作で納得の行くまで追い込んでいます。現在の状況で満足はしていませんが、合格点は出せる状況だと思っています。

SPの調整(本当は調整と云う言葉は適当でない)では、「アッテネーター」を極力使わない。アッテネーターそのものが「抵抗体」で有り、「伝送ロス」の原因であるからです。

以前オリンパスでマルチアンプをやっていた時も、チャンデバのアッテネーターはゼロ(0の位置)で、SP部には一切アッテネーターを入れていませんでした。アンプの出力自体で合わせる様に、アンプの組み合わせで対応していました。

ネットワーク方式のSP-707Jシステムでも、アッテネーターは出来る限り使わない様にして、使っている処は、絞るのではなく開放に近い状況で使う様に合わせています。

「音数」を出来るだけ多くする為には、音量を絞る様な調整の仕方では対応できません。全ての音を出すようにすれば、ピーク・ディップはなくなるようだと経験則で掴んでいます。逆にピーク・ディップが有る様なら「伝送ロス」が大きいと言えると思います。