Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

プリアンプの不具合対策

2012年12月11日 | ピュアオーディオ

コスモスのボリュームからクラロスタットやA&Bのボリュームに交換しましたが、C22モドキプリもCR1000プリも今一シックリ来ません。2セットとも手をいれる必要があります。

C22modoki_cr1000

C22モドキプリ(クラロスタットVR)はこれで完成の予定でしたが、ボリュームとバランサーの2種を購入したつもりが、どちらもボリュームだった様で、バランス側に取り付けたVRを元のバイオレットのバランサーに戻しました。これで音のバランスは取れて来たのですが、まだ9時の方向までの位置では右側に寄っています。これ以上はどうしようもないので、自宅で左右のバランスを取りながら使うことにしました。

C22modoki

CR1000プリの方は、A&BのVRにしてこちらも終わりの予定でしたが、本来250KΩの所に500KΩのVRを使ったので、音のバランスがおかしくなって、「ひしゃげた」様な音のバランスになっていました。それで、C22モドキプリから外したVRを使うことにしました。こちらもサウンドがはじけてC22モドキプリと遜色ないサウンドに仕上がりました。しかし、こちらも9時の方向までの低レベル状態では音が右側によります。

Cr1000

音質的にはどちらのプリも遜色なく、素晴らしいサウンドを聴かせてくれますが、それはVR位置が9時の方向以上の時で(左右のバランスも整う)、VR位置が9時の方向以下だと右側に音が寄ります。(定位が傾く)

612a

音質的にはクラロスタットのVRは素晴らしいのですが、この様なトラブルを抱えています。ただ今回のVR交換でびっくりしたのは、C22モドキプリに数段劣っていたCR1000プリが、ボリュームのみを交換しただけでこんなにも変わるものか・・・と、遜色ないサウンドを出してきたことです。VRの怖さですね。