朝の冷え込みは厳しかったのですが、昼間はいいお天気になり、久しぶりにカメラを持って街歩きしてみました。
事務所から歩いて約30分の所に九州新幹線の「新船小屋駅」が有ります。その近くの脇道に入って行きますと「旧坊津街道」の記念碑が有りました。道幅はあまり大きくありませんが、この道が江戸時代、薩摩の坊津まで続いていた街道なのです。川渡りの為にみやま市の本郷地区へ続いているようです。
旧坊津街道から横道にそれて「県南公園」に入り、そのまま抜けて矢部川を船小屋橋を渡ってみやま市に入ります。長田地区の「大銀杏」の所まで行きました。
銀杏の落ち葉が絨毯のように敷詰まっています。毎年これだけの落ち葉が出ると掃除も大変だろうなあ?と思ってしまいます。
それにしても見事な銀杏の落ち葉です。
大銀杏の木の近くには炭酸泉水の「長田鉱泉」が有ります。水汲みに来られる方が引きも切らないように来られます。矢部川の反対側には、同じく炭酸泉水の「船小屋鉱泉」が有りますが、こちらにはほとんど水汲みの方はいません。炭酸泉水の味も確かめましたが、船小屋鉱泉の方が強烈な鉄分の匂いがありますが、長田鉱泉の方はまろやかな味があります。
長田鉱泉の通りに本日紹介する「田中羊羹屋」さんが有ります。ここの羊羹は非常に美味しいと甘味好きな友人から聞いたことが有ります。甘いものが好きな私ですので、一度食べてみたいと考えていました。念願かなってようやく探し当て、羊羹「大納言」を購入して食べてみました。あずきの粒の上品な食感と若干抑えた甘さが絶品でした。
このお店は今回で2回目ですが、売り棚の「大納言」の処だけが「売り切れ」状態でした。美味しいものはみなさんよくご承知のようです。