二畳庵庵主の戯れ言

一輪の桜に従い野に。ついに2015年、人生の第三ステージの場・高知に立つ。仁淀川に魅せられたオヤジの戯れ言日記。

蟻の力

2014-04-07 23:09:42 | 徒然に想う
よーく、写真見て下さい。実は、蟻の巣から10センチ位離れたところの光景なんです。… 判りました?

今日、作業していたら、ヨトウムシかなにかの幼虫が出て来たんです。で、幼虫には申し訳ないんですが、興味本位で、蟻の巣近くに置いてみたんです。置いて間もなく、蟻が攻撃を始めた、その時の様子です。

もう一度!


いや、驚きました。この写真を撮って15分もすると、かの幼虫はすっかり蟻の巣の中に引きずり込まれていってしまいました。

ずっと、その攻防を見てたんですが、蟻たちの情報伝達、攻撃の方法、それは見事でした。幼虫の体長は1~2センチ。とうてい一匹では、蟻は勝てない、幼虫が勝つ。実際、二度、三度と幼虫が逃げ切りにかかりました。が、その度に、蟻の数が増える。最後には、十匹位に。その間の攻撃も巧妙で、足に、鼻先に噛みつき、行動を制限していきます。蟻酸も使うのでしょう。見事に蟻たちは仕留めたのでした。

畑に蟻が多く、どうしたものかと、ハーブを使い出していたんです。しかし、こんなに助けてくれるならと思った次第。





今日の一枚:ニンジンとレタスの混植の畝にある蟻の巣。13時半頃。

花より団子

2014-04-07 08:54:03 | 徒然に想う
なんだろう、桜ってのは写真にもしづらいし、五七五らしき物にもしづらい。普通になってしまうなんて言えるわけもなく、自分の平々凡々さが如実にでてしまう。

なにか形にしようとするのが、いけないのか。どこかで見たようになってしまう。西日に花が輝く、よしと思っても、見たようにならない。月の写真と同じか…。これも見たようにはなかなか撮れない。

花見。まさに花冷えの昨日、小川町の畑の仲間と。結局のところ、花より団子? 花の下にいるのが楽しい。花を愛でる、とはいかなかった。

気持ちが入って見る、見てしまうのだろう。その思いが強く、あとで見たり読み返すと、あぁなんだ、となる。これも血で見るということなんだろか。花見の朝、畑に向かう途中、考えごとをしていた。

《子規想い 土筆を追って 野に出る》






今日の一枚:昨日、頭の上に咲き誇っていた桜。畑の近く、正午過ぎ。