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eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

教育と技術

2011-11-14 08:43:03 | eLearning
技術に強い教育会社は、世界中をみわたしてもみあたりません。もちろん、教育に強い技術会社があるわけもありません。

ところで、ジョブスは、こんなことを言っています。

「根本的な問題は、技術を愛する人々と芸術を愛する人々とのあいだに深い溝があること。」
ジョブスは両方が大好きであり、両者の橋渡しができると考えていた。

さらにジョブスは言う。
「テクノロジーの会社は、創造性を理解できない。・・・逆に、音楽会社は音楽会社で技術がまったくわかっていない。・・・技術を生み出すには直感と創造性が必要であることも理解していて、なおかつ、芸術的なものを生み出すには修練と規律が必要であることをわかっている人は、そう何人もいない。」

ジョブスは、デザイン(芸術)と技術のことを言っていますが、教育と技術についてもおなじことが言えます。

世界第一級の技術力をもった、世界第一級の教育会社が必要なのです。

ネットラーニングは、教育と技術が統合された世界第一級の会社となることをめざしています。教育の専門家が技術をよく知り、技術の専門家も教育をよく知っている会社として、学生や受講生、教師などとよく協議しながらIT基盤を強化していきます。また、社内では、教育部門と技術部門で社員の異動や交流を積極的に実施していきます。実際に、学習をサポートするラーニングセンターの部員が技術部に異動し、まったくゼロから技術をみにつけて、課長に昇格し難関のPMP資格も取得して、中心メンバーのひとりとなっています。




ベランダのペンキ塗り

2011-11-12 15:13:35 | 島の生活
きょうは、八丈島の自宅でベランダのペンキ塗りをしました。

3年に一回ほどは塗る必要があります。大量のペンキをストックしており、ハケもいつものものです。

ところで、最近、海外に出かけた場合、時差の影響を感じるのは、むしろ帰国したあとです。朝眠い。


格差拡大するアメリカ

2011-11-12 10:29:12 | 読書/新聞/映画など
過去30年のアメリカの格差の拡大はすさまじい。

上位1%のもっとも富裕層の所得は、275%増加。
上位1%をのぞく上位20%の富裕層は、65%の増加。
下位20%の低所得者の場合、18%増にとどまる。

全体の平均では62%増だが、中間層といわれる60%をしめる人たちは37%増にとどまり、平均の半分近くしか増えていない。

上位20%でさえ、平均をわずかにうわまわる増加しかない。つまり、大半の増加は、上位1%の人たちのものとなったのだ。

アメリカ議会予算局がまとめた報告書を、11月8日の日経新聞が報じています。


危機対策としてのネット教育

2011-11-11 08:54:54 | eLearning
政府は、新型インフルエンザの拡大のおそれがあるときには、集会や登校などを法律で制限する方針をかためました。きょうの新聞が報道しています。

法律で制限するのははじめてです。

ところで、ネットでライブ配信される授業やセミナー、ネット会議などが急速に拡大しています。

新型インフルエンザの影響による集合研修の自粛の影響は、小規模ながら前回経験しました。もし、本格的な流行があり、かつ、自粛でなく法律で制限される場合の影響はかなり大きいとみられます。企業社内研修も、大きな影響をうけるのをさけられません。

しかも、流行の期間も、それほど短期ではないでしょう。

3.11の教訓は、危機にいかに十分な備えをしておくかということでした。

鳥インフルエンザをはじめとして、新型インフルエンザが猛威をふるう可能性は、地震などとくらべてはるかに可能性がたかい。

ネット教育は、半年から1年以上にわたるかもしれない集会や登校の制限にたいする備えとしてもきわめて大きな力を発揮します。

集合研修を提供する会社は、そなえがなければ、制限に直面したときに、経営にも重大な影響がでるかもしれません。

録画復習

2011-11-10 08:42:02 | eLearning
わたしも、ネットで外国語の学習をしています。

ネットラーニンググループが提供するライブレッスンを受講している。先生が目の前のスクリーンにまるでそこにいるように向かい合って、1対1で教えてくれます。SFの世界でえがかれていた未来社会のようです。

そこで驚いているのは、学習のスピードです。1回50分でまなぶ内容がおどろくほど多い。たぶん、教室の3倍以上でしょう。1対1だから、授業やコミュニケーションの密度が高いということもありますが、それだけではない。

こんなハイテンポな学習が可能な秘密の一つは、録画復習でしょう。それと、並行して学習する教材型のeラーニング。

録画復習の威力を、はじめて実感しています。これはすごい。教材と先生が画面にあらわれて教えてもらう学習のすべてがいつでも再現できる。繰り返し、復習するなら、みるみる身についていきます。

これなら、短期間であたらしい言語をつぎつぎに習得できそうです。


韓国は参加しないTPP

2011-11-10 08:41:29 | 読書/新聞/映画など
「開国しないでどうする」

新聞には、大きな見出しでおどし文句がならんでいます。

TPPってなんだ?

環太平洋といいながら、なぜ、韓国も、中国も、台湾も、タイも、インドネシアも、フィリピンも参加していないのだ?

もしかして、ガキ大将のアメリカが、ほんのわずかのとりまき子分をあつめただけなのか?

29年大恐慌のあとの1930年代になにが起きたのか?すさまじい為替切り下げ競争と経済のブロック化でした。ドルをはじめ、各国の通貨切り下げ競争がはてしなくつづいたのです。
そして、主要な国が独自の勢力圏を築き、世界経済はブロックに分断され、経済ブロックの衝突は軍事衝突に発展し、世界戦争に突入しました。

日本が作ろうとしたのが、大東亜共栄圏です。

経済ブロックが解体され、世界の経済が一体性を回復するには、世界戦争が必要だったのです。圧勝した米国が、世界の主導権をとり、ドルを基軸通貨とするブレトンウッズ体制を確立しました。

その戦後体制が終わったのです。アメリカがTPPに走るのは、本質的には、基軸通貨ドルをすてる道でもある。崩壊したのです。
資本主義と国民経済は、本質的にはなじみません。一国の国内通貨であるドルを基軸通貨にせざるをえないところにも、本質的な矛盾が垣間見えます。崩壊は必然なのです。

日本がTPPに走るのは、見方によれば、もはやそこまでも力を失い、カナダの道をもとめるということでもあるでしょう。しかし、それが正しい選択だろうか。

日本にとっては、けっこう悲惨な道かもしれません。アメリカの目的は明確であり、日本にプラスになるものはほとんどないでしょう。

もっと根本にもどって、選択をかんがえるべきときに思われます。




会議を持ち歩く

2011-11-09 08:48:34 | Internet and mobile
ネットラーニンググループが提供するネットレッスンのサービスは、同時に、きわめてすぐれた会議システムでもあります。

iPad、タブレット、スマートフォンなどで利用するならば、会議をそのまま持ち歩くことができます。資料を共有し、書き込み、記録することもできる。専用のSNSと同時につかう方法もある。

出先の営業員が、会社にいる担当者を呼び出し、クライアントも入っていただく会議をすぐにその場でおこなうなど、いろんな利用シーンがあるでしょう。1対1でつかうなら、そのままテレビ電話です。

一般的な会議システムとの違いは、音声や画像にすぐれ、個別記録がしっかりしており、大規模サービスにも対応し、料金体系が柔軟でかつきわめて低価格であることなどでしょう。SNSやその他のさまざまな多様なサービスとシームレスに統合されているのも魅力でしょう。

過去の会議の映像記録も、自由につかえます。

セミナーなどでつかうなら、同時に10,000人のライブも可能です。実質的に、無制限の規模でご利用いただけます。