経済3団体共催「2011年新年祝賀パーティー」に少しだけ顔を出してきました。
3団体を代表した日本商工会議所会頭のあいさつは、昨年はきびしい年でした、今年は構造改革の正念場ですというものでした。菅首相のあいさつは、「今年は潮の変わり目だ」と大変な時代の転換をめざす趣旨のあいさつと受け取れました。
参加者は3,000人ほど。「去年は大変な目にあった」などという会話が周りから聞こえてきます。
このような時代こそ、企業経営の戦略や政治の力量がとわれます。
経済3団体共催「2011年新年祝賀パーティー」に少しだけ顔を出してきました。
3団体を代表した日本商工会議所会頭のあいさつは、昨年はきびしい年でした、今年は構造改革の正念場ですというものでした。菅首相のあいさつは、「今年は潮の変わり目だ」と大変な時代の転換をめざす趣旨のあいさつと受け取れました。
参加者は3,000人ほど。「去年は大変な目にあった」などという会話が周りから聞こえてきます。
このような時代こそ、企業経営の戦略や政治の力量がとわれます。
アメリカ政府の経済政策の実質的な立案者だった著者の本を読んでいると、今後、中国とアメリカは激動のなかでも生き残るだろうと書いてあります。
そして、日本はむずかしいと予測されている。
その理由は、アメリカの新企業の激しい競争にチャレンジし勝ち抜いていくアグレッシブな展開に対して、日本企業は激烈な競争に立ち向かおうとしていないということです。(なんと、現在の日本では、新しく誕生する企業数より、消えていく企業数のほうが多い。人口だけでなく、企業のかずさえ減少経済なのです。)
ところで、日本におけるeラーニング市場の展開は、多数の有力な企業が脱落しており、結果的にははげしい競争があるようにも見えます。しかし、現実は、ぬるま湯のような競争状況といっていいでしょう。
いま、われわれが中国をはじめ、世界に出ようとするとき、競争状況はまったくかわります。多額の資金を投入して、一気に市場を制覇しようとするようなきわめてアグレッシブな企業群と正面から戦わなければなりません。
もちろん、わがグループも激烈な競争戦略をもって展開してきました。2000年のサービス開始のとき、まだダイヤルアップでインターネットが利用され、毎分課金されているなかでつなぎっぱなしの双方向学習をスタートさせたこともその事例です。ネットラーニンググループの競争の激烈さは、おもに戦略に表れています。もちろん、この基本をかえることはありません。しかし、戦術的に激烈な企業群とどのように戦っていくのか。
新しい競合との新しい戦い方がもとめられます。おそらく、それにともなって、わが社の企業の編成の仕方や、戦闘陣形のとりかたなど、われわれ自身が大きくかわることも求められるでしょう。戦いの先頭に立つ有力な外国籍社員も多数求められるのはまちがいありません。
はげしい競争がまちうけています。
使っていただいている企業の数は、3,381社でした。
今年6月に開催される”NetLearning World"までには、確実に1,000万人を突破しているものとおもわれます。
近くのスーパーに買い物に出かけた。24時間年中無休のスーパーがすぐ近くにあります。便利な都会生活がすぐそこにある。
ちょうどいっしょに20歳代半ばの若者が店にはいって、入口近くのミカンの袋を手に取り、考えこみました。1袋398円。高いと思う。青年は、考えたすえ、ミカンを棚にもどして、店を出ていきました。このような光景をみるのは、つらい。しかし、よく見かけます。
先日も、たったひとつ買ったパンを、店をでるのももどかしくかじりつきながら歩いていく青年がいました。その後ろ姿をみて、涙がでそうです。
日本ではたらく人たちの3人に1人が非正規社員です。かつての就職氷河期といわれたときから、大量のフリータがうまれました。今年の新卒採用が、昨年よりさらに35%以上も減少しているとしたら、また多くの非正規社員をうみだしていきます。
社会システムがうまく働いていません。雇用システムも政府の労働政策も、社会的にはうまく機能していない。
たった10年か20年のうちに、社会の仕組みがどんどんかわっています。
労働人口が減少をつづけ、働き手の平均給与が減少をつづけ、非正規社員は3分の1にも及んでいる。かつて、正社員が核にいる家族のなかで、主婦のパートや学生のアルバイトなどの非正規社員は、補助的なものでした。しかしいま、生活をささえる非正規社員が急増しているのです。
わが社はどうすべきなのか、さらによく考える必要があります。
88円のレモンチューハイをひとつ買ってきました。
朝、7時半の防災無線が、きょうの定期船が欠航したことを伝えていました。
これで、八丈島と東京湾の竹芝桟橋を結ぶ定期船は、わたしがこちらにもどってから5日間全部欠航しました。このくらい欠航がつづくと、お店にならぶ生鮮食料品もすくなくなってきます。
いま、部屋の中にいても、海岸の大きな波の音がとどろいています。
気象庁のデータによれば、午前7時の八丈島の風速は4メートル、東の風です。気温6.7度。風は、比較的おだやかで、ときどき薄日がさしています。
写真は、庭からみた昨日の海です。一面に白波がたって、海が荒れています。昨日、この海の海岸近くを漁船が一艘港へむかっていました。波の底に沈むときには船体がまったく波にかくれてしまいます。船首をぐっともちあげて見え始めると、船全体から白い泡立つ海水が滝のように流れ落ちています。海にいどむように、力強く進んでいました。
八丈島の自宅から見た、きょうの夕方の雲です。
空中に、真っ黒な雲から、入道雲のような真っ白な雲まで、みとれるほど変化が多い空でした。たくさん写真をとって、どれをえらぶか迷います。
夜になって、遠くにさかんに空が真っ白になる稲光が見えました。
(午後10時をすぎたいま、雷鳴もきこえます。近所のかたの話では、28日の夜から29日にかけて、長時間のはげしい雷雨があり、ところによっては、停電も3回におよんだようです。)
八丈島の総社、優婆夷宝明(うばいほうめい)神社の裏手に、これが古代からの神社の原型とおもわれる神社があります。沖縄の御嶽(うたき)と似た雰囲気です。
ご先祖さまをうやまう場所にもみえます。
写真をご覧ください。もうひとつ、似たような神社がならんでいます。
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/16/8348e667a8bfd64dd2af9bdbd017eec5.jpg