goo blog サービス終了のお知らせ 

eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

知識型サービス産業に未来

2011-01-24 22:37:21 | 読書/新聞/映画など

「外需にだけ頼るのは持続可能なモデルではない。製造業が悪いというわけではないが、日本の将来はサービス産業を知識産業として強くできるかにかかっている。・・・・知識型サービス産業は日本にとって残された大きな機会だ」

「規制緩和とともに知識産業を生む基盤整備も必要だ。高速ブロードバンドなどは発達しているが、大学や職業訓練の学校も国際競争力をつける必要がある」

きょうの日経新聞朝刊に掲載されている英エコノミスト誌前編集長 ビル・エモット氏 のインタビュー記事だ。

日本の教育機関は、現状では、国際競争力がきわめて弱い。

「知識型サービス産業は日本にとって残された大きな機会だ」ーーーそのとおりだと思う。


刻々かわる競争条件

2011-01-24 19:46:10 | eラーニングビジネス

ネットビジネスでは、すさまじい速さで競争条件がかわり続けています。

マイクロソフトのビル・ゲイツは、1998年に”windows98”を提供した直後に、ネット時代にはマイクロソフトが取り残されるのではないかという恐怖にかられました。そのようすは、直後の11月から12月にかけてのJavaをめぐるマイクロソフトのあわてた対応にもよくあらわれていました。ビル・ゲイツ自身も書籍のなかで、倒産のプロを雇ったとかたるほどその恐怖を率直にみとめています。

グーグルやアマゾン、そして、Facebookとつぎつぎにネットの覇者が登場しています。そして、ビル・ゲイツが予想したとおり、マイクロソフトは、ネット時代に覇者となることはできませんでした。

この変化に対応するのが大変と考えるのか、これこそ絶好のチャンスと考えるのか。

いずれにしても、教育事業であるとともにネットビジネスでもあるわれわれの事業領域においては、このはげしさは日常の環境です。