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eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

はげしい競争に直面する

2011-01-05 10:52:02 | eラーニングビジネス

アメリカ政府の経済政策の実質的な立案者だった著者の本を読んでいると、今後、中国とアメリカは激動のなかでも生き残るだろうと書いてあります。

そして、日本はむずかしいと予測されている。

その理由は、アメリカの新企業の激しい競争にチャレンジし勝ち抜いていくアグレッシブな展開に対して、日本企業は激烈な競争に立ち向かおうとしていないということです。(なんと、現在の日本では、新しく誕生する企業数より、消えていく企業数のほうが多い。人口だけでなく、企業のかずさえ減少経済なのです。)

ところで、日本におけるeラーニング市場の展開は、多数の有力な企業が脱落しており、結果的にははげしい競争があるようにも見えます。しかし、現実は、ぬるま湯のような競争状況といっていいでしょう。

いま、われわれが中国をはじめ、世界に出ようとするとき、競争状況はまったくかわります。多額の資金を投入して、一気に市場を制覇しようとするようなきわめてアグレッシブな企業群と正面から戦わなければなりません。

もちろん、わがグループも激烈な競争戦略をもって展開してきました。2000年のサービス開始のとき、まだダイヤルアップでインターネットが利用され、毎分課金されているなかでつなぎっぱなしの双方向学習をスタートさせたこともその事例です。ネットラーニンググループの競争の激烈さは、おもに戦略に表れています。もちろん、この基本をかえることはありません。しかし、戦術的に激烈な企業群とどのように戦っていくのか。

新しい競合との新しい戦い方がもとめられます。おそらく、それにともなって、わが社の企業の編成の仕方や、戦闘陣形のとりかたなど、われわれ自身が大きくかわることも求められるでしょう。戦いの先頭に立つ有力な外国籍社員も多数求められるのはまちがいありません。

はげしい競争がまちうけています。

 

 



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