ネットビジネスでは、すさまじい速さで競争条件がかわり続けています。
マイクロソフトのビル・ゲイツは、1998年に”windows98”を提供した直後に、ネット時代にはマイクロソフトが取り残されるのではないかという恐怖にかられました。そのようすは、直後の11月から12月にかけてのJavaをめぐるマイクロソフトのあわてた対応にもよくあらわれていました。ビル・ゲイツ自身も書籍のなかで、倒産のプロを雇ったとかたるほどその恐怖を率直にみとめています。
グーグルやアマゾン、そして、Facebookとつぎつぎにネットの覇者が登場しています。そして、ビル・ゲイツが予想したとおり、マイクロソフトは、ネット時代に覇者となることはできませんでした。
この変化に対応するのが大変と考えるのか、これこそ絶好のチャンスと考えるのか。
いずれにしても、教育事業であるとともにネットビジネスでもあるわれわれの事業領域においては、このはげしさは日常の環境です。