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eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

八丈島のパワースポット

2010-07-10 20:04:34 | 島の生活
八丈島に、不思議なパワースポットがあります。

その坂道の途中で車をとめて、エンジンをきって、ギアをニュートラルにすると、なんと車が坂道を登り始めるのです。

錯覚なのか、本当に坂道を登って行くのか、ぜひ自分の目で確かめてくざださい。末吉にむかって、名護の展望台の少し手前あたりです。どうしても、錯覚にはみえません。

たしかに、世界には、錯覚でなく、坂道をボールがころがりながら登っていく場所があるようです。わたしたちは、ペットボトルでも確かめましたが、ころころ登っていくのは、信じられない光景です。

わたしは、この不思議な場所を「まさかの坂」と名付けています。何週か前の「南海タイムス」にも記事を掲載していただきました。

いま、都内では、いくつものパワースポットが注目されていますが、この八丈島のパワースポットは、まちがいなく、不思議なエネルギーをもらえるでしょう。

八丈島のあたらしい観光スポットになるのでしょうか。


日本国債の今後

2010-07-09 17:14:07 | 読書/新聞/映画など

国債をふくむ日本の公債の今後について、さまざまな観点から指摘がおこなわれています。

最近、ギリシアの公債残高がGDP比で115%に達し、深刻な経済的な動揺を呼び起こしています。また、G20では、今後数年間の主要国の財政再建にむけて具体的な目標が決められました。しかし、日本だけは、到底実現できないので、無理しなくていいよということになっています。

そこで、日本の公債残高が、GDP比でどのくらいなのか心配になってきます。もしや、ギリシアより悪いのでは?

そうなのです。ギリシアがGDP比で115%にたいして、なんと日本は、GDP比で190%!!!

なぜ、日本は、こんなにすさまじい数字なのに破たんしていないのでしょうか。だれでもそう考えます。それは、日本の付加価値税(消費税)が、世界の主要国の水準より格段に低いためであると考えられます。日本は、まだ消費税をひきあげて、財政収入をふやす余地があると評価されているのです。

でも、本当にそうだろうかと思うひとも多いでしょう。消費税を20%にすれば、日本の財政危機は解消するのでしょうか。

ここに、内閣府が2010年6月22日に策定した「経済財政の中期試算」という最新のデータがあります。これは、おそろしいデータです。2010年以降の基礎的財政収支について「成長戦略シナリオ」「慎重シナリオ」の二つのシミュレーションがあるのですが、なんと、公債残高のGDPは、どちらの場合も拡大し続けてしまうのです!!!どのケースでも、公債の暴走を抑えることができないという見通しなのです。公債などのGDP比率は、もっともおさえたケースでも200%をこえていく。はたんにまっしぐらといえなくもありません。

昨年6月9日に策定された「経済財政の中期試算」では、消費税率を5%引き上げることを前提にしたシュミレーションでは、経済が順調に回復すれば、日本の公債などの残高のGDP比は、最大150%ほどをピークに低下していくとされていました。消費税をあげなくても、4つのシミュレーションのうち3つまでは、2011年ごろをピークにGDP比が下がっていくとみられていました。

たった1年で、見通しが、こんなに急速に悪化しています。

どうなっているのか、なにがおきているのか、知っていなければならないと思う。


eラーニングの国家試験合格率

2010-07-09 11:01:34 | Netlearning,Inc.
eラーニングで学習した場合の国家試験などの合格率の高さは、大変注目されています。

ネットラーニングの受講生のITパスポート、基本情報、応用情報の2010年春期試験の合格率調査がでました。

ITパスポートの合格率42.3%に対して、ネットラーニング受講生の合格率は、72.7%でした。
また、基本情報の合格率22.2%に対しては、ネットラーニング受講生の合格率は、なんと3倍をこえる72.7%になります。(ITパスポートの合格率とまったく同じですが、これはまったくの偶然です)
さらに、応用情報は、合格率20.3%ですが、ネットラーニング受講生の合格率は、2倍をはるかにこえる47.6%です。

このネットラーニングの受講生の合格率の高さは、ずっと続いていますが、学習指導がいっそう充実し、コースの改良もくわえられた結果、合格率はさらにあがるトレンドにあります。

eラーニングが、資格関係の学習に最適であることは、さまざまなデータからみることができます。


日本の2010年度予算

2010-07-08 11:42:06 | 読書/新聞/映画など
日本の2010年度予算を、歳出の面からざっとながめてみましょう。

一般会計歳出総額は、92.3兆円。100兆円にちかいとおぼえてもよいでしょう。

そのうち、国債費、つまり国債の利子支払いが20.6兆円、予算の22.4%になります。予算の4分の1ほどを、借金の利子支払いなどにあてているのです。地方自治体に払われる地方交付税交付金などは、17.5兆円。18.9%です。

この二つを除いたものが、一般歳出とよばれるもので、実際に国が支出にあてるものです。予算全体の60%弱しかありません。

その54兆円ほどの一般歳出の実に半分ほどを占めるのが社会保障関係費で、27.3兆円です。次いで、公共事業関係費5.8兆円、文教および科学振興費5.6兆円、防衛関係費4.8兆円、その他10兆円となります。

このなかで、社会保障関係費は、毎年1兆円ほどの自然増があり、そのほかの費用は、毎年マイナスとなっています。公共事業関係費は、どんどん削減されて、半分近くにまで減ってきました。

予算の概略程度は、ビジネス環境の基本知識として、しっておくほうがよいでしょう。


梅棹忠夫さんが亡くなられて

2010-07-07 22:02:27 | 読書/新聞/映画など
梅棹忠夫さんが、90歳で亡くなられた。

ちょうど、『文明の生態史観』を読んでいる最中だった。

梅棹さんの本は、昔、よく読んだように思う。しかし、いまから50年以上前に書かれた本をあらためて読んでみて、するどい分析に心底おどろかされる。

いくつか、引用してみよう。
彼は、欧州や日本などを第一地域と分類し、封建制がしっかっり存在したところであり、実際はよく似ているという。その他が、第二地域とされる。

「第二地域は、将来四つの巨大なブロックの並立状態にはいる可能性がかなりおおいと思う。中国ブロック、ソ連ブロック、インド・ブロック、イスラーム・ブロックである。」まだ、中ソ論争が表面化する前のころの指摘だ。いま、まさにそうなろうとしている。それは、「昔の帝国の亡霊」でありえないだろうかという。であれば、「巨大なる亡霊のふところにのみこまれた多数の異民族、こういう人たちがどういうふうに取り扱われていくのだろうか。」と懸念する。

四つのブロックが台頭してくることや、チェチェンやチベットの問題などが起きる可能性を、早くも見抜いているのだ。

かれは、こうもいう。「現代文明の構造それ自体が、多分工場に似ている。」おどろくべき洞察です。

そしていう。「庶民はどこへゆくのであろうか。これは、すべての地域を通じての、現代文明の最大の問題である。」と。

そしてまた問う。「教育が普及した場合に、世界にはどういう変化がおこるのだろうか」と。

梅棹は、いつも、世界的、全人類的な視点をもとうとしている。「われわれ自身、その分割された一片の土地に所属している。わたしたちは、その土地からのがれることはできないけれど、その土地をのりこえて、全地球的な課題についてかんがえることはできるはずだ。
われわれ自身の問題も、そのような全地球的な歴史の流れのなかにおいてながめてみて、そのひずみのない姿を見ることができるであろう。」

1956年から57年にかけて執筆されています。

梅棹忠夫『文明の生態史観』(中公文庫、1974年9月10日)

働きがいのある企業を表彰

2010-07-07 12:40:29 | 育児休業者支援 wiwiw(ウイウイ)

wiwiw は、以下のとおり発表しました。

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ハッピーキャリア企業表彰「働きがいのある企業」を募集します

大阪の中小企業を女性社員の働きで元気にするワーク・ライフ・バランス事業

           https://www.wiwiw.com/01/hc/index.html

 

 

育児休業者職場復帰支援プログラムを提供する株式会社wiwiw(ウィウィ・所在地: 東京都新宿区 社長執行役員 山極清子) は、特定非営利活動法人 女性と仕事研究所と共催で大阪地区の中小企業を対象に女性に働きやすく、働きがいのある企業を表彰する「ハッピーキャリア企業表彰」を実施いたします。

 

日本企業の98%を占める中小企業。

そこで働く女性が活き活きと働き続けられる職場づくりは経済活性化につながる重要な取り組みであり、また、加速する少子化対策として社会的にも大変意義のある取り組みの1つとして考えられます。

株式会社wiwiwでは、「働きがいのある企業」を表彰させていただくことで中小企業、またそこで働く社員のみなさま、そして社会のために貢献してまいります。

 

選考には、特定非営利活動法人 女性と仕事研究所で開発した中小企業向け「ハッピーキャリア企業評価基準」をもちいて「女性の活躍推進・登用」、「ワーク・ライフ・バランス」、「地域連携と社会貢献」の3つの観点より一次審査を行います。

その後、一次審査を通過した企業を個別に訪問させていただき二次審査としてインタビューを実施、取り組みが優秀な企業を「wiwiw賞」 受賞企業として表彰いたします。

 

なお、「wiwiw賞」受賞企業は、2010年10月15日(金)にドーンセンター(大阪市)にて開催予定の「大阪ワーク・ライフ・バランス・フォーラム(仮)」(後援:朝日新聞社)にて授与式を行います。

 


判断力

2010-07-06 23:48:12 | 読書/新聞/映画など

部下は、上司に対して、指示をうけるのではなく、判断を求める。

判断は、価値基準によって、まったくちがう結果になる。判断力とは、ただしい基準で判断できるかどうかといえるだろう。

判断をまよう場合、たいていは、いくつかの基準によってちがう判断結果がでるので、どれを選択するのか迷うからだ。

数日前に、こんな話をうかがった。その方がこどものときのことだ。満州で突然、不足していた日常品が街にあふれるのをみて、お母さんがソ連軍の侵攻がちかいことに気が付き、直ちに4人のこどもを連れて日本へ向かう。

帰国船がでる港のひとつ手前の駅で、車内放送があった。港の駅では、すべての宿が満室で泊まれないので、この駅で降りてくださいという。あなたは、どうしますか?アナウンスにしたがって、この駅でおりますか?

その人のお母さんは、4人のこどもをかかえて、ためらわずに港の駅までいった。その結果、ソ連が占領する直前の最後の引き上げ船にのることができたのだそうだ。

宿がないならこの駅で降りようと大半の人たちが、その駅でおりてしまった。そして帰国のチャンスをうしなった。

判断基準は、宿に泊まれることなのか、帰国することなのか。帰国するという目的が鮮明で、すべてをその目的にそって判断するならば、野宿などなんでもないはずだ。

目的が明確でない人は、今夜の宿か帰国優先かでまよう。今晩の宿をとっても、たぶん大丈夫帰国できると考えて、大切な判断基準を失う。

帰国が目的であれば、一目散、すべてそれを実現するためにあいまいな判断はしない。それが判断力です。

会社やひとびとは、いつも判断をせまられている。判断の結果で、まったくちがう未来がまちうけている。大切なのは、明確な判断基準をもつこと。根底的な、根本的な、本質に基づいた判断基準をもつこと。

目的にそった、目的を実現するための妥協なき判断基準をもつこと。




ヨイトマケの唄

2010-07-04 20:42:04 | 読書/新聞/映画など
昨日、美輪明宏のテレビを見ました。

丸山明宏として、キャバレーなどで歌っていた華やかな彼が、もういらないといって、どこでも仕事をもらえなくなったのは、反戦歌もうたっていたためなのでしょうか。

そんな、生活にも苦しむ中で、1966年、自分で作詞作曲した「ヨイトマケの唄」が、ひろく共感をえて、大ヒットしました。

「土方」という言葉が、放送禁止用語だとして放送されなかった時期もあったようです。

「ヨイトマケ」、「土方」という言葉が、差別用語とみられるような現実がありました。母親が土方をして、学校で差別されからかわれ、逃げてきた道で、母親が汗みどろになりどろだらけで働く姿を見ます。

その子どもは、
「帰っていったよ 学校へ
勉強するよと 云いながら」

美輪明宏は、それを学校で見た友達のことと話していますが、自分の体験ではないかと思われるほど、実感がこもっています。戦争で父親が亡くなった母子なのでしょうか。

この歌が原点になって、美輪明宏がよみがえる。美輪明宏は自分の生き方の方向をしっかり定めました。かれが長崎で被爆し、自分が被爆者であり、その日の街のようすを自分の目で見たということは知りませんでした。子どもを包むように抱きかかえ、真っ黒に焼き焦げた人の塊を何人も自分で見たのだそうです。

放送の最後に、番外編のように、楽屋に消えるかれのインタビューがある。やっと少し理解されるようになってきた、「まだまだ戦いはこれからよ」。これが最後のセリフでした。プロの芸人として、きびしい努力をしながら、原点をしっかり守っている姿がありました。年に150日も公演があるそうです。

「帰っていったよ 学校へ
勉強するよと 云いながら
勉強するよと 云いながら」








電子出版元年

2010-07-04 17:29:43 | 電子書籍・電子出版
日経新聞は、きょう、「電子書籍の普及へ乗り越えるべき壁」という社説をのせている。

「電子書籍元年といわれる今、日本でも電子化への基盤作りとルールの検討を急ぐべきだ。」ということが論旨だ。

「しかし外資主導で日本の電子出版が広がることには疑問がある。米国の情報サービスは、同時テロを機に制定された「愛国者法」により、有事には米政府が差し押さえられる。基本的な出版物のや配信基盤は日本国内で整備すべきだ。」という。

また、「書籍情報の提供や技術の標準化について出版各社の協力体制が重要である。」とも指摘されている。さらに、図書館のありかたもとわれているという。

考えなければならないことが多い。基本は、知識の基盤である書籍の自由な出版活動が、いっそう活発になり、より多くの人たちにとどけることができるようになるかどうかだろう。

IT関係の企業が主導権をにぎることには、どうしても疑問がのこる。