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eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

SaaSによる大型のLMS利用

2010-07-12 17:09:58 | SaaS+型LMS
eラーニングでは、イントラネット型のLMS(ラーニング・マネージメント・システム)から、インターネット型のLMSにのりかえる動きが加速しています。

インターネット型の場合は、SaaS型やクラウドということもできますが、自社で専用のLMSをもつのではなく、インターネット上でLMSを利用するものです。

特徴は、専用のサーバーを用意したり、LMSを購入したりする初期費用が必要ないことです。利用した分の利用料だけを支払えばよいので、導入企業にとって負担が大きく減少します。また、運用のために、専用のスタッフを用意する必要もありません。

さらに、クラウドの場合、たいへん大型のLMSを共同利用できるので、おどろくほど多機能で安定運用もできます。

このような、SaaS型あるいは、クラウド型のLMSが大型であることを反映して、大手企業の大規模な利用の事例がふえています。各企業の人事関係のサーバーとも連動しながら、大規模にeラーニングを構築するものです。これまでのイントラネット型ではけっして実現しなかった大規模なeラーニングの運用が、SaaS型によって可能になったのです。