日本の2010年度予算を、歳出の面からざっとながめてみましょう。
一般会計歳出総額は、92.3兆円。100兆円にちかいとおぼえてもよいでしょう。
そのうち、国債費、つまり国債の利子支払いが20.6兆円、予算の22.4%になります。予算の4分の1ほどを、借金の利子支払いなどにあてているのです。地方自治体に払われる地方交付税交付金などは、17.5兆円。18.9%です。
この二つを除いたものが、一般歳出とよばれるもので、実際に国が支出にあてるものです。予算全体の60%弱しかありません。
その54兆円ほどの一般歳出の実に半分ほどを占めるのが社会保障関係費で、27.3兆円です。次いで、公共事業関係費5.8兆円、文教および科学振興費5.6兆円、防衛関係費4.8兆円、その他10兆円となります。
このなかで、社会保障関係費は、毎年1兆円ほどの自然増があり、そのほかの費用は、毎年マイナスとなっています。公共事業関係費は、どんどん削減されて、半分近くにまで減ってきました。
予算の概略程度は、ビジネス環境の基本知識として、しっておくほうがよいでしょう。
一般会計歳出総額は、92.3兆円。100兆円にちかいとおぼえてもよいでしょう。
そのうち、国債費、つまり国債の利子支払いが20.6兆円、予算の22.4%になります。予算の4分の1ほどを、借金の利子支払いなどにあてているのです。地方自治体に払われる地方交付税交付金などは、17.5兆円。18.9%です。
この二つを除いたものが、一般歳出とよばれるもので、実際に国が支出にあてるものです。予算全体の60%弱しかありません。
その54兆円ほどの一般歳出の実に半分ほどを占めるのが社会保障関係費で、27.3兆円です。次いで、公共事業関係費5.8兆円、文教および科学振興費5.6兆円、防衛関係費4.8兆円、その他10兆円となります。
このなかで、社会保障関係費は、毎年1兆円ほどの自然増があり、そのほかの費用は、毎年マイナスとなっています。公共事業関係費は、どんどん削減されて、半分近くにまで減ってきました。
予算の概略程度は、ビジネス環境の基本知識として、しっておくほうがよいでしょう。