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eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

『 新しい日本語能力試験2級問題集 』中国版

2010-04-02 17:03:48 | eLearning in China
日本語能力試験は、この7月から新しくなります。その新しい試験に対応したeラーニング講座をどこよりも早く4月20日に開講いたします。中国語で学習します。

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『 新しい日本語能力試験2級問題集 』中国版 コース概要
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【 開講日 】   2010年4月20日(火)

【 コース概要 】 本試験と同様の制限時間、問題数の模擬テストなどの豊富なテスト機能で、合格力を身につける。( 改定後の日本語能力試験に対応。)

【 コース価格 】 14,700円 (税込)
          * 中国での販売価格は800元です。
          * ボリュームディスカウントも可能です。

【 受講期間 】  受講期間6ヵ月 

【 標準学習時間 】 20時間 

【 前提知識 】  日本語能力試験(旧)3級レベル


iPad 対 キンドル

2010-04-02 16:29:33 | 読書/新聞/映画など
西田宗千佳著『iPad 対 キンドルーー日本を巻き込む電子書籍戦争の舞台裏』(エンターブレイン、2010年3月24日、1429円+税)

明日4月3日、米国でiPadが発売されます。

第一章 キンドル・インパクト
第二章 キンドルのライバル、ソニーとアップル
第三章 eBookへの長い道
第四章 eBookのビジネスモデルとはーーアメリカの場合ーー
第五章 日本はどう「eBook」の波に乗るのか

目次で、だいたいこの本の概要がわかります。

紙のような電子ペーパーをつかったキンドル。ウィスパーネットといわれる通信機能がキンドルの特徴でありビジネスモデルをつくっている。ユーザーは通信をなにも意識しなくてもよい。通信料は書籍の代金にふくまれているので、別に支払う必要もない。41万冊用意されている電子書籍の価格は、ハードカバーが25ドルから30ドルくらいに対して、9.99ドルに抑えられている。新刊も同時にキンドルで発売されるものが多く、その場合、キンドルの電子版は紙の6割ぐらいも売れているらしい。

そのライバルは、ソニーとアップル。アメリカ国内では、キンドル200万台に対してソニーは100万台を売っているとみられている。ソニーは、日本よりも出版が自由な米国で先行させているのだ。

一方、iPadは、電子書籍端末専用ではない。ノートPCと携帯の間、ネットブックにとってかわることをねらって、リビングでつかわれるシーンを想定しているようだ。iPhoneむけの専用OSをつかっている。

今後eBookは、どのような展開を見せるのか。専用端末かiPadにつづく汎用PCが中心になるのか。eBookストア方式が圧倒的な力をもつのか、一般的にさまざまな出版社などがひろく販売の機会をもてるようになるのか。

フォーマット形式が公開されているEPUBの今後の展開も注目されます。

さて、日本におけるeBookの今後も関心があるところです。

ただ、eBookについては、これまでのプレイヤーや論者がまだ気が付いていない重要なファクターもありそうです。


あんちょこ本が多すぎる

2010-04-02 10:33:58 | 読書/新聞/映画など
昨日の日経産業新聞に、「人気書評ブロガー3氏お薦め」の9冊が紹介されています。

そのタイトルをみると、
『最短で結果がでるXXX』
『図解 XXX』
『13日間でXXXようになる本』
『XXX 一番かんたんな本』
などなど。

最近の本のタイトルでもうひとつ目立つのは、『XXXしなさい』というものです。

読者は、考えることを捨てているともみえます。考えることこそもっとも大切であるのに。読書は、その考えるためのものであるはずなのに。

考える力の衰退は、もっとも危険な兆候です。

生きる力、学ぶ力、考える力をそだてることこそ、もっとも大切なことであり、ネットラーニング・グループのミッションでもあります。