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eラーニングの現状と展望

ネットラーニングHD、ネットラーニング、WIWIW、Phoenix Consulting、各代表取締役 岸田徹

日本国債のリスク

2010-04-29 12:59:03 | 読書/新聞/映画など
ギリシャの危機が注目されている。

一方、日本国債も同じ構造だと指摘され、その先行きに対する警戒も高まっている。 

「日本国債については、国内消化が進む限りはすぐギリシャのような状態にはならない」というのは、その通りだ。「国内消化がすすむかぎりは」。

しかし、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)の公社債格付け統括責任者、ポール・コグリン氏は「先送りは解決をより困難にする」と警告している。「債務残高が積み上がる一方で、高齢化により貯蓄率は今後下がる。リスクは年々高まり、いったん金利が上がり出すと財政は苦境に陥る」という指摘だ。

このような立場の人が、日本国債について、ここまで踏み込んだ発言をする状況を考えてみる必要がある。

言われるまでもなく、だれもそのとおりだと思っている。しかし、一直線に崖にむかって走り続けている。

「国内消化がすすまなくなるとき」そのときは、いつか?いつ金利があがりだすのか?そのとき、なにがおきるのか?

われわれは、いかにそれにそなえるべきなのか?

そのとき何がおきるかは、いまわれわれが想像するより、悲惨なことがおきるのは間違いないのだろう。







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1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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すでに (tokoya)
2010-04-30 13:32:48
ブラックスワンはすでに現れている、ということでしょう。

備えておかなければいけない。

とっくに始まっていて

こんなにはっきり見えているなら。
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